【ヘルプマークを所有している方には少し声が掛けずらい?】


みたいなブログを以前書いたと思うんですが、以前僕は電車内で強面な男性に肩を叩かれ優しく席を譲って頂いた経験があるんですよね。

それから僕もヘルプマーク所有者には優しく声を掛けたりする様にしているんですが、意外と会話のキャッチボールをしてくれる方が多いです。


先日も用事があって、昔よく行っていた小田急線の駅に行ったんです。


「うわぁ懐かしいなぁ。」


なんて駅に到着して辺りを見ていたら多分、盲目?の女性が居て白と赤のステッキをついてホーム行きのエスカレーターと階段の近くにいて、勘違いかもしれないんですが少し困っている様に見えたんですよね。で、リュックを見てみたらヘルプマークが付いていたので声を掛けてみたんです。


「階段ですか?エスカレーターですか?僕も上るんでお手伝いしましょうか?」


『大丈夫です。』


「僕もヘルプマーク所有者で、看護学生です。困っている様でしたら助けますね。」


『すみません。階段はどこですか?』


「エスカレーターも隣にありますよ。」


『エスカレーターにします。』


それからホームに送って、電車が来るまで少しだけ会話を交わしました。

ただそこで驚きの話を聞きました。


以前、僕の様にヘルプマーク所有者が彼女を助けてくれた事があったそうなんですが、その時にセクハラをされたそうなんです。


【捉え方にもよる】とはご本人は言っていましたが、階段を落ちない様に


「落ちない様に支えておきますね。」


と言われて男性に腰やお尻を触られていた。


と聞きました。


全く目の前も見えない場所で、全く見知らぬ相手から、更にはその相手の身長や体重すらも予想がつかない状態でされるセクハラと言うのは、通常のセクハラの何倍の恐怖なんだろうな…と怒りを超えた哀しみが、その時に産まれてきました。


その方は、信用してしまった自分も悪いと言っていましたが僕も安っぽい言葉を掛けたくなくて、何も言い返してあげられませんでした。


ただ彼女は


「ヘルプマーク所有者、看護学生」


と言う自己紹介が信用に繋がったと教えてくれました。


彼女を電車に乗せて、見送った後。

なんか不思議な気持ちでした。


僕も障害や難病を持つ芸能人の1人として、障害者を無理に【守って欲しい】とは正直思ってません。


ただ障害者をセクハラしたり、パワハラしたり、舌打ちしてみたり【いじめる】必要は果たしてあるのか?と思っています。


しかもわざわざヘルプマークまで持ってセクハラをするなんて酷すぎる。こういう事をされた方は他にもいるんですか?それとも今回たまたま彼女が珍しかっただけなんですか?皆さんのお話が是非聞きたくて、今回はブログに書かせて頂きました。


ヘルプマークを頂く際は何か条件を付けたいですよね。例えばヘルプマークに名前を書かなくちゃいけないとか。(所有者の犯罪撲滅)


これからも僕なりに、ヘルプマークが間違った使われ方をしない様にブログで発信していきたいなと思ってます。

皆さんもヘルプマークに関して何か変わったエピソードがあれば教えてください!自分だけぢゃなくて、周りの話でも大歓迎です!