僕が7年前に起こした脳出血の後遺症

【記憶障害】

こいつには本当に悩まされてばかり。


小さい頃からの記憶も飛び飛びで消されて、引き算やら足し算は下手になったのに何故か掛け算が出来てたり、難しい漢字が読めるのに簡単な漢字の読み方が分からなかったりもする。


人が言ってる言葉も、多分簡単な言葉なんだろうけど僕には分からない言葉に聞こえてしまう。

それで「え?」みたいな反応をしていると


「え?!知らないの?」

とか

「反応ウケる!」

とか

「可愛い」

と言われる。


別に悲しくも無いし辛くも無い。

ただこの7年で、知らない言葉も知らないとバレない様にする嘘だけは上手くなった。


小学生1年生の頃からの勉強を続けて、知らない言葉や勉強を徐々に学んだ。

最初の頃は、恥ずかしくて、情けなくて、涙がノートを濡らしながらも漢字や数学を書き続けた。


気付いたら中卒だった頃の脳出血前の僕に、今では高卒認定試験を合格したよと伝えられる様に。


記憶障害って超簡単に言うと二重人格みたいで。

記憶を忘れさせていくんだけど昔の知識をちょこちょこヒントでくれる、もう1人の僕。

そして知らない記憶や大切な記憶は常にメモをとって、ゼロから人生をリスタートした今の僕。


何回記憶しても何回も忘れちゃうワードには確かにイラつく。

でも一度行った大切な場所や、感動した場所。

小さい頃に好きになったドラマや映画。

これはあえて【見た作品】や【行った場所】にはメモしてない。


好きだった映画をまた全く最初から真剣に見られるのは僕だけの特技だもん。

一度行った楽しかった場所だって、また知らない場所として歩ける。

弱点こそ僕を輝かせる最高の武器。

何回も自殺なんて考えたし、鬱だって、パニック発作だって、死ぬほど体験した。

不思議なものでそういう記憶は忘れないけど。


でももう宿命からは逃げたく無い。

どんな波瀾万丈な人生だって、

僕は40年生き続けた。


小さい頃、僕を助けてくれた看護師さん。

いまは僕が誰かを助ける准看護師さん。


僕は経験済みの体験だって毎日新しい体験。

食べた事ある物も、行った事ある場所も

好きだった曲や映画も。


【今まで感じてきて、これから感じる事】


最高じゃんか!人生2回目!

強くてニューゲームだね。