ジャック・オッフェンバック(生誕200年) | マーシー山本教授のゆるゆるクラシック日記

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2019年が生誕200年のメモリアルイヤーとなる
作曲家を紹介します。

ジャック・オッフェンバック(1819年-1880年)。
ドイツ生まれ、フランスで成功した
オペレッタの作曲家です。

オッフェンバックはペンネームで、
本名はヤーコプ・レヴィ・エーベルストと言います。

ペンネームの由来は
父親の故郷のドイツ・フランクフルト近くの
「オッフェンバッハ・アム・マイン」。

ロッシーニは、オッフェンバックを
“シャンゼリゼのモーツァルト”と呼びました。

「天国と地獄」で有名な
「地獄のオルフェ」を作曲しています。

自身がチェロ奏者だったこともあり、
チェロのための楽曲なども作曲しています。

「チェロと管弦楽のための〜」
と銘打たれた作品には以下のようなものがあります。
* 幻想曲「ロッシーニへのオマージュ」
* 序奏「祈りとボレロ 」
* 大協奏曲「軍隊風」
* エレジー「天上の二つの魂」

しかしそれらは現代では忘れさられて
殆ど演奏されません。