以前、食事会のときに、スタッフのD山が話したゾウリムシの小話が印象的だった。
ゾウリムシの話。
ゾウリムシには、無数の繊毛(センモウ)と呼ばれる毛がある。
その繊毛ほとんど全体をつかってゾウリムシは移動する。
ただし、そのなかで5%だけ、一見すると無駄な動き、勝手な方向に動いているように見える繊毛がある。
普段は無駄な動きをすると思われたその繊毛だが、ゾウリムシが移動中障害物にぶつかったときなど異色繊毛が見事に機能し、方向転換をする。
全てが同一の動きをしていては、どうしても出来ない動きをつくりだす。
ゾウリムシに宿る5%の異端が、ゾウリムシの生き残りを支える。
企業においても、個性的な人材が企業のピンチを回避したり、大きな跳躍の原動力になることは多々ある。
その一方で、均一な能力をもった人間だけで構成された、まっとうそうな集団が、逆境の場で簡単に崩れてしまう。
スポーツの世界では、よく見かける光景である。
そして、個性的で、とても優秀な人だけで構成されたチームも、必ずしも常勝集団にならないことも、スポーツの世界ではよくあることである。
ちなみに、その点については、以前サイバーエージェント藤田社長は、ブログで『ドリームチームが負ける理由』と題して、書かれていて、興味深い結論が書いてあった。
http://ameblo.jp/shibuya/day-20061120.html
> デキル人ばかりが集まったドリームチームが負ける理由は、
> 目標を握れなくなることにあると思います。
なるほど。
組織については、”役割にあった人材を”、という言葉以上に、科学するに値する何かがある。
チームスポーツが面白いのは、そこにあり、なのだろう。
