先のブログにも出てきた、
国立天文台の東京大学の研究員さんとのやりとりにて

僕の仕事の話ですが、
ケーブルを作ったりする仕事が多いのですが
小さな会社なので、何処か職人気質だったり
経験や感覚でやってしまう事がとても多い。

たとえば、お客さんから
提案うけるときも、
だいたいココの電線の長さは150mmくらいあれば大丈夫ですね~

みたいなやりとりをずっとしてきた。
もちろんその提案でミスをしたことは無い。

このようなやりとりを
国立天文台の東京大学の研究員さんとしていた所
彼らはとてもまじめで親切な為
わかりやすい資料をこちらに出してきてくれた。

「ここの電線の長さを150mmくらい必要な理由」

というタイトルだ。

別にいいのに、親切に申し訳ないなと、
PDFファイルを開けてみたところ

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2×(R/(tanπ/12))+R×7π/6 = 2×(12/tan(π/12)+12×7π/6=133
であるためです!
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と書いてある。


えーーっと。
ちょっと何言ってるかわからないんですけど。。。(サンド富沢)

絶対に僕らにわかりやすいように親切におしえてくれたに違いない。
でも箸にも棒にもかからないくらい全くわからない。

本当に笑ってしまった。
こうも脳みそが違うのかと。

でも彼らなりの親切心なのだ。
ぜったいにイヤミではないのだ。

世の中には言葉では絶対に表現ができない事があり、
それが、感覚だったり、気持ちだったり
そういう 形にならないものと
普段の生活では思いこんでいた節が僕にはあったけど。

世の中には言葉では絶対に表現できなくても
数式で表す方法があるって事を見せつけられたし
これが彼らの世界なんだなと
本当に痛感いたしました。

でも 僕の気持ちはとてもニコやかだ。
これを数式で表したらどうなるんですか?
東大生のみなさん(笑)