愚か者のみが雨の休暇を非難する
愚か者のみが雨の休暇を非難する -ポール・セロー
ちょうど買ったばかりのロビン・シャーマの『今すぐやらなければ人生は変わらない』(海竜社)という本の中に引用されていた言葉です。
日本語訳の中では、ポール・セルーと訳されていますが、慣用に従って、ポール・セローと改めました。村上春樹訳の『ワールズ・エンド』で有名な旅行記作家です。
ロビン・シャーマは、『3週間続ければ一生が変わる』などの著作がベストセラーとなっている、コーチングの世界的権威の一人です。
ポール・セローの原著は今すぐ見つけることはできませんが、ロビン・シャーマの文章はこうです。子供たちと山にスキーに来たところ、あいにくの雨でした。しかし、著者はこれにめげることなく、ゲレンデに出ます。
「リゾートが提供してくれたビニールのレインコートを着て、明日などないかのように思い切りスキーをしたのです。
どうだったと思います?なんとびっくりするほど楽しかったのです。雪はふわふわでした。まったく混んでいません。私の笑顔が消えるまで一週間はかかるでしょう。」(p130)
雨の日は陰鬱で、何もできないというのは一種の固定観念にすぎません。それを打ち破る行動があれば、雨の日ならではのいろいろな楽しみがあることがわかります。
「口グセ理論」で有名な佐藤富雄氏のウォーキングに関する本にもこんな言葉がありました。
「しとしと降る雨を鬱陶しいと感じるか、恵みのシャワーのようであると感じるか、それによって幸福を呼び込む力が左右されます。
雨は樹木や草花に潤いを与え、農作物を育む恵みの水です。また、カラダにも心にもよい影響を与えるマイナスイオンを発生させます。だからこそ、雨の日はウォーキングの効果が高まるのです。
雨の降る日は、頭から足下まで全身を包みこむレインコートをはおってウォーキングに出かけましょう。雨に濡れてしっとりと潤う木々の緑を眺めながら歩く気分は最高です。」(佐藤富雄「愛されてお金持ちになる魔法のカラダ」pp161-162)
もちろん、雨だから誘惑を絶って読書や室内での作業に集中しやすいというメリットもあります。私はというと例によって、電車であちこち移動しながら、四冊の本を並行して読みながら、二冊の本を読み終えることができました。そして、また蔵書の数が増えてしまいました。清少納言が言うように、「雨などふるもおかし」なのです。
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