第85回選抜高校野球大会は22日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で午前9時から開会式が行われ、開幕しました。記念大会の今回は昨年より4校多い36校が出場します。13日間にわたり熱戦を繰り広げる予定です。
開会式では、史上初の3季連続優勝に挑む大阪桐蔭(大阪)を先頭に入場しました。NHKの東日本大震災復興支援ソング「花は咲く」を編曲したメロディーに合わせ、沖縄尚学(沖縄)から遠軽(北海道)まで南から北の順に行進しました。東北勢は史上最多の5校で、昨秋の明治神宮大会を制した仙台育英(宮城)、震災の津波被害に遭った21世紀枠のいわき海星(福島)、今大会限りとなる東北絆枠の山形中央(山形)などが晴れ舞台に立ちます。
選手宣誓は鳴門(徳島)の河野祐斗主将が落ち着いた声でしっかりと行いました。

~22日の試合結果~
【大会1日目】
第1試合(10時30分~ 試合開始) 敦賀気比(福井) 11—2 沖縄尚学(沖縄)
第2試合(13時35分~ 試合開始) 履正社(大阪) 0—1 岩国商(山口)
第3試合(15時55分~ 試合開始) 常葉菊川(静岡) 9—5 春江工(福井)


~23日の試合~
【大会2日目】
第1試合(8時30分~ 試合開始予定)遠軽(北海道)—いわき海星(福島)
第2試合(11時00分~ 試合開始予定)鳴門(徳島)—宇都宮商(栃木)
第3試合(13時30分~ 試合開始予定)聖光学院(福島)—益田翔陽(島根)
第4試合(16時00分~ 試合開始予定)盛岡大付(岩手)—安田学園(東京)
第85回選抜高校野球大会は本日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で午前9時から開会式が行われ、開幕します。記念大会の今回は昨年より4校多い36校が出場します。13日間にわたり熱戦を繰り広げる予定です。
開会式では、史上初の3季連続優勝に挑む大阪桐蔭(大阪)を先頭に入場します。NHKの東日本大震災復興支援ソング「花は咲く」を編曲したメロディーに合わせ、沖縄尚学(沖縄)から遠軽(北海道)まで南から北の順に行進する予定です。東北勢は史上最多の5校で、昨秋の明治神宮大会を制した仙台育英(宮城)、震災の津波被害に遭った21世紀枠のいわき海星(福島)、今大会限りとなる東北絆枠の山形中央(山形)などが晴れ舞台に立ちます。
選手宣誓は鳴門(徳島)の河野祐斗主将が行います。

~本日の試合~
【1日目】
第1試合(10時30分~ 試合開始予定) 敦賀気比(福井)—沖縄尚学(沖縄)
第2試合(13時00分~ 試合開始予定) 履正社(大阪)—岩国商(山口)
第3試合(15時30分~ 試合開始予定) 常葉菊川(静岡)—春江工(福井)
大相撲春場所は10日から、大阪市のボディメーカーコロシアムで行われています。

3日目では、横綱日馬富士が高安の突き落としに屈して初黒星を喫しました。
高安は初金星。
2場所ぶりの優勝を狙う横綱白鵬は栃ノ心を上手投げで退け、初日から3連勝としました。
前日に続いて3大関が敗れました。
琴奨菊は小結栃煌山にすくい投げで、琴欧洲は千代大龍に下手ひねりで敗れ、ともに2連敗です。
鶴竜は妙義龍に押し出されて初黒星。
稀勢の里は小結安美錦を突き落として連敗を免れました。
豪栄道は関脇対決で把瑠都に屈しました。
平幕の全勝が早くも消え、勝ちっ放しは白鵬、把瑠都の2人となりました。

4日目では、横綱日馬富士が平幕千代大龍に引き落とされ、2004年秋場所の朝青龍以来となる2日連続金星配給で2敗目を喫しました。
千代大龍は02年名古屋場所の霜鳥以来の横綱初挑戦金星の快挙です。
横綱白鵬は妙義龍を寄り切り、ただ1人4連勝としました。
大関陣は琴奨菊が高安を下手投げで退けて星を五分に戻し、鶴竜は関脇把瑠都を寄り倒し、ともに3勝1敗としました。
稀勢の里は小結栃煌山に突き落とされて2敗目です。
栃煌山は大関戦3連勝となりました。
琴欧洲は栃ノ心に寄り切られて1勝3敗です。

5日目では、横綱日馬富士が妙義龍を破り連敗を2で止めました。
横綱白鵬や3大関も白星を挙げましたが、大関琴欧洲は5日目にして早くも4敗目を喫しました。
日馬富士は妙義龍の顔を張るなど激しい取り口を見せ、最後は送り倒しで破りました。
白鵬は栃煌山の挑戦をとったりで退け、幕内唯一の全勝を守りました。
大関琴奨菊は豪栄道を上手投げで下しました。
大関鶴竜は高安を外掛けで破りました。
大関稀勢の里は千代大龍を寄り切りました。
琴欧洲は把瑠都に一気に寄り切られ、2日目から4連敗となりました。

6日目では、横綱白鵬は初顔合わせの千代大龍を突き落とし、6連勝で単独トップを守りました。
横綱日馬富士は時天空を押し出して4勝目を挙げました。
大関陣は、稀勢の里が関脇把瑠都にはたき込まれて3勝3敗となり、鶴竜は関脇豪栄道に寄り切られて2敗目を喫しました。
把瑠都は5勝目、豪栄道は4勝2敗。琴奨菊は栃ノ心を寄り切って4勝目をマークしました。
琴欧洲は左肘負傷で休場しました。
全勝の白鵬を追う1敗は把瑠都と平幕の松鳳山、常幸龍、翔天狼となりました。

7日目では、横綱白鵬は時天空を力強く寄り切って、ただ1人初日から7連勝としました。
横綱日馬富士は勢を寄り倒して5勝2敗になりました。
大関陣は琴奨菊が小結安美錦を押し出して5勝2敗とし、稀勢の里は松鳳山を押し出して4勝目を挙げました。
鶴竜は豊ノ島に押し出されて3敗目を喫しました。
関脇把瑠都は高安の上手投げに屈して2敗に後退しました。
関脇豪栄道は小結栃煌山を下手投げで退けて5勝目です。
白鵬を追う1敗は平幕の常幸龍だけとなりました。
Twitterではお伝えしていましたがブログ記事としては扱っていなかったのでオランダとの1回目の対戦からお伝えします。


▽第2次ラウンド1組 日本—オランダ(3月10日、東京ドーム)

日本代表はオランダ代表に16対4で大勝し、米国で行われる決勝ラウンド一番乗りを決めました。

試合は1番打者に起用された鳥谷敬選手(阪神)が初回、期待に応える先頭打者アーチをライトスタンドに放り込むと、これで目を覚ました侍打線が大爆発しました。先発全員の17安打、合計6本の本塁打、毎回の16得点と、強打オランダのお株を奪う攻撃力で圧倒しました。 

投手陣も先発の前田健太投手(広島)が5回を投げて1安打無失点とまずまずのピッチングでした。オランダ打線をキリキリ舞いさせる好投で、侍ジャパン勝利に大きく貢献しました。


▽第2次ラウンド1組 順位決定戦 日本—オランダ(3月12日、東京ドーム)

2回に指名打者の阿部慎之助選手(巨人)の2発などで8点を奪うなど、日本代表が10対6で勝利しました。第2ラウンド1組の1位での決勝ラウンド進出が決定しました。

初回に先発の大隣憲司投手(ソフトバンク)が先頭打者アーチを打たれて先制を許しましたが、2回に日本打線が爆発しました。まず先頭の阿部選手が同点の1号ソロをライトスタンドに運ぶと、連続四死球にバントヒットなどで1死二、三塁のチャンス。ここで松田宣浩選手(ソフトバンク)がセンターへ勝ち越し打を放つと、打撃不調だった長野久義選手(巨人)が走者一掃の3点タイムリー二塁打、最後は2死一、三塁の場面で阿部選手にこのイニング2発目となる3ランが飛び出しました。阿部選手自身、1イニング2HRは初めてだということです。

序盤で大量リードを奪った日本は、7回と8回に5点を返され、リリーフ陣に課題を残しましたが、8回裏に長野選手の2点タイムリーでオランダを再び突き放しました。阿部選手が2発で4打点、長野選手が2本の適時打で5打点の活躍でチームをけん引しました。大隣投手も先頭弾以降は得点を許さず、3回1安打、1四球、6三振、1失点で勝利投手となりました。


▽練習試合 日本—サンフランシスコ・ジャイアンツ(現地時間3月14日、米アリゾナ州フェニックス)

昨季世界一となったジャイアンツと練習試合を行い、6—3で勝利を収めました。

1点を追う日本代表は3回1死一、二塁から1番鳥谷敬選手(阪神)の2点二塁打で逆転に成功しました。さらに1点を加えました。4回には7番中田翔選手(日本ハム)の中越え適時三塁打、5回は4番阿部慎之助選手(巨人)の右前適時打、6回も松井稼頭央選手(楽天)の左犠飛で着実に加点し、ジャイアンツを突き放しました。

先発の田中将大投手(楽天)は2回を投げ、3安打1失点3三振1四球でした。ボールが高めに浮く場面もあり、課題を残しました。以後、山口鉄也投手(巨人)、牧田和久投手(西武)、摂津正投手(ソフトバンク)、杉内俊哉投手(巨人)、能見篤史投手(阪神)、沢村拓一投手(巨人)、今村猛投手(広島)とつなぎ、杉内投手と今村投手が失点しました。


▽最終練習試合 日本—シカゴ・カブス(現地時間3月15日、米アリゾナ州メサ)

日本代表はカブスと練習試合を行い、5ー7でサヨナラ負けしました。

9回に今村猛投手(広島)がサヨナラ2ランを浴び、決勝トーナメント前の最後の試合を落としましたが、決して悲観する試合内容ではありませんでした。打たれたのは内海哲也投手(巨人)ら不調の投手でいわば想定内でした。むしろ、中田翔選手(日本ハム)、坂本勇人選手(巨人)ら打撃陣が好調で2日後の準決勝に向けて状態は万全に近いと思われます。


また、第1ラウンドプールCから勝ち上がったドミニカ共和国とプエルトリコ、プールDから勝ち上がった、アメリカとイタリアが決勝ラウンド進出をかけて戦った第2ラウンド2組はドミニカ共和国が無傷で決勝ラウンド進出を決めたのに続き、敗者復活からはプエルトリコがアメリカとの接戦を制し、決勝ラウンド初出場を果たしました。

第2ラウンド1組1位通過を果たした日本は、現地時間16日13時(日本時間17日2時)から行われる第2ラウンド2組順位決定戦 ドミニカ共和国—プエルトリコの「敗者」と現地時間17日18時(日本時間18日10時)に決勝進出をかけて戦うことになります。


山本浩二監督はSFジャイアンツ戦後、記者団に「投げるたびによくなっている。決勝の先発? 当然そうなります。」と現地時間19日17時(日本時間20日9時)の決勝戦に進んだ場合、先発の大役を田中将大投手(楽天)に託すことを明言しました。
大相撲春場所は10日、初日を迎えました。

初日は2横綱、4大関が揃って白星を挙げ、上位陣安泰の初日となりました。
横綱日馬富士は小結栃煌山の挑戦を上手出し投げで退けました。
白鵬は小結安美錦に左差しを許し、冷やりとする展開になりましたが、右からの小手投げで下しました。
稀勢の里、琴欧洲、鶴竜、琴奨菊の4大関も揃って白星発進を切りました。

そして今日の両横綱は初日に続き安泰でしたが、大関3人に早くも土がつきました。
2場所ぶりの優勝を狙う横綱白鵬は高安を危なげなく寄り切り、2連覇を目指す横綱日馬富士も栃ノ心を寄り切りました。
大関陣は稀勢の里が妙義龍に押し出され、琴奨菊は千代大龍の引き落としに屈しました。
琴欧洲は小結栃煌山に上手投げで敗れました。鶴竜は、小結安美錦を押し出しました。
豪栄道は勢を押し出し、把瑠都も勝って両関脇は2連勝としました。
陸上の世界選手権(8月、モスクワ)代表選考会を兼ねた名古屋ウィメンズマラソンは10日、ナゴヤドーム発着で行われ、ロンドン五輪代表の木崎良子選手(ダイハツ)が2時間23分34秒で優勝しました。自動的に世界選手権代表内定となる2時間24分を切り、代表切符が確定しました。2位は19歳のベルハネ・ディババ選手(エチオピア)、3位にアテネ五輪金メダリストの野口みずき選手(シスメックス)が2時間24分05秒で入りました。

レースは序盤から野口らが積極的に先頭集団を引っ張りました。中盤に入っても野口、木崎、宮内洋子(京セラ)、早川英里各選手(TOTO)の日本勢はアフリカ勢とトップ争いを展開しました。8人の集団を形成してレースを繰り広げました。

25キロ過ぎから宮内、早川両選手が遅れ始めると、30キロ手前でベルハネ・ディババ選手(エチオピア)が仕掛けて単独トップに出ました。ですが、30キロ過ぎに野口選手と木崎選手が差を詰めて、先頭争いは3人に絞られました。

35キロ過ぎにディババ選手と木崎選手がペースを上げると、野口選手が徐々に後退していきました。終盤戦はディババ選手と木崎選手の一騎打ちとなりましたが、残り2キロを切ると木崎選手が一気にスパート。ディババ選手をぐいぐいと引き離し、トップでゴールに飛び込みました。

日本人内定1号となった木崎選手はレース後、「これを目標にやってきた。自信の持てるところでスパートした」と会心のレースを振り返りました。3位の野口選手は「足が重くなってきつかった」と話しましたが、復活を印象付ける快走に終始笑顔でした。
WBC第1ラウンドプールB 韓国—台湾(台湾・台中)は、韓国が8回に姜正浩選手の逆転2点本塁打で3—2の勝ちをおさめましたが、得失点差で台湾を上回ることができず、前回大会準優勝チームがまさかの第1次ラウンド敗退となりました。

先発・張元準投手は3回二死二塁から林智勝選手に中前適時打を許し1点を先制されると、4回にも二死から郭厳文選手に右翼線二塁打を浴びて降板しました。リリーフした2番手・盧景銀投手が陽岱鋼選手(日本ハム)の中前適時打で2点目を失いました。

7回まで5安打に抑えられていた打線は、8回に元巨人の李承ヨプ選手(サムスン)の左中間越え二塁打などで作った無死三塁の好機で李大浩選手(オリックス)が左前適時打を放ち1点を返すと、二死一塁から姜正浩選手が左翼席へ2ランを放ち逆転に成功しました。

プールBは2勝1敗でオランダ、台湾、韓国が並びましたが、韓国は得失点差で両チームを上回ることが出来ず、第1次ラウンドでの敗退が決まりました。
WBC第1ラウンドプールA キューバ—中国(福岡ヤフオクドーム)は、キューバが圧倒的な打撃力で12点を奪い、12—0で中国に大勝しました。この結果、2勝の日本とキューバが2次ラウンドへ進み、2敗のブラジルと中国の敗退が決まりました。

キューバは1回、二死からフェルナンデス選手がエラーで出塁すると4番セペダ選手が左中間を破る適時三塁打を放ち1点を先制しました。
3回には先頭のフェルナンデス選手が左前打、暴投で二塁へ進むとアブレウ選手の右越え二塁打で1点を追加しました。
4回はベル選手の2ラン、デスパイネ選手の2点適時二塁打で4点を加えると、5回にはフェルナンデス選手の適時打とアブレウ選手の満塁本塁打で6点を加え、計12点を挙げました。
投手陣は先発ベタンコート投手が好投するなど4投手で無失点リレーをしました。規定により7回コールドゲームとなりました。

キューバは6日に日本とプールA1位通過を懸けて対戦する予定です。


一方、WBC第1ラウンドプールB オーストラリア—韓国(台湾・台中)は、韓国が李承ヨプ選手(サムスン)の適時打などで序盤に得点を重ねオーストラリアに6-0で快勝しました。1勝1敗として第2ラウンド進出へ望みをつなぎました。

韓国は1回、3番・李承ヨプ選手の二塁打と4番・李大浩選手(オリックス)の四球などで一死満塁のチャンスをつくり、金賢洙選手の左前適時打で2点を先制しました。さらに孫兒葉選手の三ゴロ併殺崩れの間に1点を加えました。
2回には二死二塁で李承ヨプ選手が右翼線への適時二塁打を放ち4点目を挙げました。
その後はオーストラリア投手陣を攻めあぐんでいましたが、7回に李大浩選手が左前に適時打を放ち貴重な追加点を手にしました。
9回には李承ヨプ選手と李大浩選手の連打でチャンスをつくり、崔廷選手の三ゴロの間に1点を加えダメ押ししました。李承ヨプ選手と李大浩選手はともに3安打1打点と好調でした。

プールBは5日にオランダとオーストラリア、韓国と台湾が対戦し、8日から東京ドームで行われる第2Rへ進出する2チームが決定します。