しばらくするといつも通りピンポンが鳴って
翔ちゃんが帰って来た。
「ただいまー。あーつかれたぁ。」
そしていつも通り手洗いうがいをして
部屋に入ってきた。
「今夜はなんだろうなぁ〜♪♪」
完璧家政婦じゃん俺…
「翔ちゃん!!」
エプロン姿の俺が少しピリピリしてるのを
察知したのか
「ん?どした?今日はケーキあんぞ。」
え?ケーキ?
いやいや。
そこじゃないんだよ。
「ちょっとここに座って。」
俺は床に正座して床をぽんぽんして
翔ちゃんを前に座らせた。
ケーキの箱をローテーブルに置いて
カバンを下に置き俺の前に座る翔ちゃん。
なんだかキョトンとしてて。
また可愛い♡
じゃなーい!!
「翔ちゃん!ちゃんと聞いてね!」
俺。
ついに翔ちゃんに告ります。
つづく…