櫻井さんはあのお店で修行をしてるらしい。
そして将来的には自分でお店を開くのが
夢らしいんだ。
でも不器用で食いしん坊の櫻井さんは
いつも失敗したりつまみ食いで怒られ
なかなか独り立ち出来ずにいるみたい。
「おれさぁ、やっぱり向いてないのかな?」
すっかりペースが早くなってる櫻井さん。
ちょっと絡み酒なのかな。
「大丈夫ですよ。俺は櫻井さんの接客
大好きですから。」
まぁまぁってジョッキを取り上げて
変わりにこの店の唐揚げを摘み
「どうです?ここの唐揚げ。やっぱり俺は
櫻井さんのお店の唐揚げが1番だと思う。」
そう言って櫻井の口に唐揚げを押し込む。
モグモグと噛み締めながら
「だよな。うちのが1番、いや日本一。」
うんうん頷きながら腕を組む。
そんな顔が…可愛い♡♡
つづく…