マイガール 9 | 向日葵のような笑顔〜黒い向日葵?〜

向日葵のような笑顔〜黒い向日葵?〜

櫻葉妄想ブログです。
時折まーくん愛を叫びます(笑)
腐要素ありなのでアラシックで
ご理解ある方のみどうぞ。


「翔ちゃん〜ただいま〜。」


雅紀が帰って来たな。

玄関からバタバタ走ってきて

俺に抱きついてちゅーをした。


「おかえり雅紀。」


俺は雅紀を受け止めると軽く

おかえりのちゅーをもらう。

足元にはハルがじゃれつく。


「ハル〜ただいま〜♪」


ハルも嬉しそうにしっぽを振り

雅紀の顔を舐めまくっている。


ただそれだけなのになぁ。

凄く幸せな気持ちになるのは

やっぱり雅紀と居るからだよな…


「雅紀…」


ハルごと抱きしめてその温もりを感じ

俺はちょっと泪ぐんだ。


「ちょ…翔ちゃん。どうしたの?」


ハルを降ろして俺を見つめ くちびるで

優しく泪を拭ってくれる。


「はは。なんかさ幸せってこういう事かなぁ

  なーんて思ったらさ。」


俺をその瞳に映した雅紀がゆっくりと

背中に腕を回し啄むようにキスをして


「僕も幸せだよ翔ちゃん。」


そう言って俺の胸に顔を埋めた。

やばい…

押し倒したい…


俺の葛藤を知ってか知らずか俺の足元で

ハルが思い切り噛み付いた!



つづく…