ほんとにちょっとした些細なことだけど。


仕事しながら、『最近花束作ってないなぁ。そろそろ作りたいな。』ってゆる~く思っていた。

そうしたらたて続けに花束の作成を依頼された。
3人目あたりを終えたときに、『もしかして引き寄せた?』って思った。

そのあと依頼された花束は、今日作った中で一番大きなものだった。
私はまだあんまり作った事のないサイズで指がつりそうになりながらもとても作りがいがあって楽しかった。

そのあと、少し時間的に余裕があったから『アレンジメントつくろうかなぁ
?』と思って、お花を選ぼうとしたらお客さんから注文が。
それも、いついつまでに、じゃなくて、今から作って欲しいと。

今から、だと普段私が生ける半分くらいの速度で作らないといけない。
何十分もお客様を待たせるわけにはいけない。
こういう場面は今まで何度かあったのだが、焦りながらも俄然やる気の自分がいる。

限られた時間で作成するのはいい。
失敗を気にする暇もない。

花をどれくらいの長さに切るか

配置はどうするか?
配色は?

全て一瞬で決める。
直感でしか決められない。

持っている最大限の瞬発力と集中力で目の前の花と向き合う。

その時あるのは『今』だけだ。

そうしてできたものは、頭で考えていないから時間と戦いながら焦りながら作ったわりに、自分でも満足のいくものができたりする。


もちろん私はまだまだひよこ。(ひよっこじゃなくてね…笑。)

あとでココをこうすればよかったかも、っていつも思う。
技術だってまだまだ足りない。

それでも、その時出せるエネルギーは全て注いでいるから満足なんだ。


お客様が満足いくものが作れただろうか?
喜んで頂けただろうか?

その不安はいつもある。

でも、それがあるから作ることができるとも思っている。

作らせて貰える場面に、機会に、感謝している。


最近、些細な日常から『思考が現実をつくる』ということを教わっているように思う。
自分が全てを持っているということ…少しずつ分かり始めている。(気づくように流れているような。)
それに気がつきだした時、(気づき始めてる自分に気がついた時)ものすごく魂が感動するのだ。

気づくか、気づかないか、
ただ、それだけ。












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