こんにちは。

少ーしずつ、投稿が遅れてきている加藤です。

#忙しいを、言い訳にしないように。。。

 

今日は子どもの集中力について。サッカーの練習をしている時に集中力がある子とそうでない子というのは、個人差があります。当然、サッカーの練習をする以上、その1時間程度の時間は可能な限りサッカーに集中してもらいたいと思っていますが、みんながみんなそうではありません。周りに落ちているものが気になったり、友達と遊び始めたりと、なかなかサッカーに集中できない子もかなり多いです。

 

どうしたら、よりサッカーに集中してもらえるのか?サッカーの練習が楽しいというのは一番大切な要素です。ただ、同じ練習をやっていてもとても集中している子もいればすぐ集中が切れてしまう子もいる。僕はこれは、積み重ねの差ではないかと思っています。総じてサッカー経験が長い子の方が集中力が高い気がします。経験がよりある子は集中してTRをして休憩する、というサイクルを1時間程度の練習時間中、繰り返し行うことが出来る。しかし、経験が浅い子は初めは集中していても、時間が経つにつれ、集中力が低くなっていく。それは、サッカーをするということに対して、より意識的に自分をコントロールすることが出来るかどうかだと思います。経験値の低い子は、サッカーに集中しようという意識がまず低い。そして、コントロールしようと思っても自分をコントロール出来ない。

 

経験や積み重ねが大事と書きましたが、長年サッカーをやっていても集中力の欠如している子どもたちも非常に多くいます。それは、習慣の問題ではないかと思います。集中をする、真剣にプレーをするということについて、普段から意識していない状況で長年プレーを繰り返すと、当然集中してプレーすることは出来ません。だから、ただプレー経験が浅いからとか、個人の問題で集中力がないと捉えるのではなく、それまでのTR環境に問題があると捉えるべきです。

 

指導者が意識すべきことは、一つひとつのTRで選手をいかに楽しませ、集中させることが出来るか。時には言葉による説明で集中力の大切さを伝えつつ、TR中の全体の集中力を維持するように雰囲気を含めてコントロールしていくこと。そして、最も大切なのは選手がサッカーを楽しみ、自発的にもっとやりたい、上手くなりたいという思いを育んでいくことではないかと思います。

 

この集中力や、サッカーに対する真剣さは、競技力向上に非常に重要であることはもちろん、それ以外勉強や仕事の分野でも活きるスキルだと思います。正しい習慣を身につけさせる為に、指導者の日常的な練習環境の整備が重要です。

 

それでは良い週末をお過ごしください!