おはようございます。
センスの無さを伸びしろですね、と捉えている加藤です。
以前のブログでも書いていますが、
大学生の頃の私は全体練習後に自主練習をかなり多くやっていました。
フィジカルはそこそこあったので走り込みなどはせず、
技術力がとにかく不足していた為、ボール回しやキック練習などに
多くの時間を割いていました。
また、筋力トレーニングも人並みにやっていました。
で、結果として全然上達しなかった訳です。
本田圭佑選手が、選手に向けた動画の中で次のような話をしていました。
選手の動作力は技術とフィジカルの2つに分けられる。
技術が最も伸びるのは6歳〜15歳。
フィジカルが伸びるのは13歳〜40歳。
みんな、これについて分かっているのに、16歳以上になっても、
真剣にフィジカルに取り組まない。
サッカーをするのは楽しいから技術練習をする。
でも、きついからフィジカルはあまりやらない。
技術よりもフィジカルの伸び代の方が大きいのに、そちらを取らない。
自分は9:1か8:2くらいの割合でフィジカルに時間を割いている。
そして、30歳を過ぎてもフィジカル的な伸びはまだある。
まさに、俺やーんというような内容。
技術が0の私の売りはどう考えてもフィジカルでした。
でも、そこを更に伸ばそうという風にはなっていませんでした。
本田選手が言っているように、きついからです。
でも、今思えば、下手なら下手なりに、もっと上下動出来るサイドバックだったら、
もう少し選手としての価値は高まったのではないかと思います。
努力の方向性というのは本当に重要だなと思います。
それによって、どこに辿り着きたいのか?
意外と非合理的な決断をしてしまう。
自分はダニウ・アウベスじゃなくて、ガットゥーゾタイプなのに、
なぜか前者を目指してしまう。
方向性を今まで間違いまくってきているので、
自分の直感任せにすべきではないなと改めて思っています。
正直言って、努力の方向性について、
今まであまり考えてこなかったな、というのが正直なところです。
場当たり的に、上手くいかないことや面白そうなことについて、
本を読むなど、してきました。
でも自分のキャラクターやこれまでの軌跡を含めた一個人として、
今後どういう風になっていきたいのか、
という視点で自分自身の成長を考えていく必要があると思っています。
現在、サッカーコーチ兼スクールマネージャーとして、
どういう方向性の努力をすべきなのか?
現状と理想を見比べて、適切な努力をすること。
自分やクラブの状況を見て、しっかりと強み弱みを認識した上で
実現可能性を考慮した上で理想を設定し、
それを向けた方向性を定めること。
もう少し、深く考えていきたいと思います。
それでは、皆様、良い1日をお過ごしください。