先日、5月17日の22時から、TBS系で放送されました、川口春奈さん、木南晴夏さん、畑芽育さん主演の金曜ドラマ「9ボーダー」第5話のネタバレ&個人的感想を。




前回のラスト・シーンで「おおば湯」にやって来た、謎の少年。

玄関で、川口春奈さん演じる、七苗を見つめるものの、常連客達が、入って来たので、声を掛けずに去っていきました。

後日、七苗は、スパ・サウナ&銭湯巡りをしています。

とあるスパに、松下洸平さん演じる、コウタロウと、一緒にやってきて、楽しい時間を2人で過ごします。

すると、YOUさん演じる、あつ子から「緊急事態発生」と電話が入ったのでした。

あつ子が住んでいるマンションが、雨漏りしてしまい、一時的に別れた旦那の所へ避難するというのです。


「元ダンナのタロウのところに避難する、猫のコウちゃんもいるし」と、あつ子が言えば、「えっもしかして、それでコウタロウ?」と聞く七苗。


「今、明かされる仮の名前の秘密」と笑う、あつ子。


すかさず八海が「あ、じゃぁ、コウタロウ、その間、うちにいれば?」と言います。


それで、コウタロウは、畑芽育さん演じる、八海の提案もあり、一時的に大庭家に居候する事となりました。


そんな話を、大庭家で、七苗、コウタロウ、あつ子、八海がしていると、そこに、旦那と別れた、木南晴夏さん演じる、六月が荷物を持って帰ってきました。

荷物を持つ手伝いをさせられているのは、木戸大聖さん演じる、陽太です。

こうして、大庭家では、六月と、コウタロウが一緒に住む事に。



七苗は部屋を片付け、コウタロウが住む部屋を準備します。

八海も片づけをしていると、陽太が声を掛け「もし、家出したくなったら、うちの店の奥を使うように」と言いました。

すると「子供扱いしないで!」と、不満げな様子の八海。


一方、コウタロウは、一度バルに戻り、あつ子から、今後の為に戸籍を取得する方法を教えて貰っていました。

そして、夜、コウタロウが大庭家にやってくると七苗は皆を集めます。

銭湯を巡り調べた、今後の「おおば湯」の事業展開を披露します。

七苗は「カフェ形式にした、銭湯にしたい!」と提案します。

六月は経営面を請け負い、七苗は総務・運営宣伝担当と盛り上がるものの、その輪の中に入れない八海。

コウタロウが声を掛けると「私は、お姉達と違って、やりたいことが無い、私は、ただ、傍で見ているだけ!」と八海は言います。

すると「俺もだよ」と答えるコウタロウ。

「目印が無い、分かりやすく言うと夢...。」と呟きました。


深夜、コウタロウは、1人で考え事をしていました。

あつ子から貰ったバイト代を見て、何に使おうかと思って居間にやって来ると、そこに、六月がいました。

別れた夫と一緒に写った特大パネルに、粗大ごみシールを張って手を合わせていました。

寝付けない六月と、一緒に話す事にした、コウタロウ。

六月は「離婚して、9ボーダー、これから40代に入り身軽になって、すっきりしたい!」と言います。

すると、コウタロウは「六月は、素敵な人に出会える」と優しく言います。

六月が思い出したのは松嶋の事でした。

「気になる彼が居るものの、それ以上、進む事は無い、部下だから」と言う六月。

コウタロウと話して、多少スッキリした六月は

ようやく眠る事が出来たようでした。


翌朝、8時30分にコウタロウの腕時計のアラームが鳴ります。

その音を聞き、記憶を失う前の朧気な出来事が脳裏にフラッシュ・バックするコウタロウ。

八海は、その日、あつ子から頼まれ、バルの手伝いに来ていました。

すると、そこに酒を届けに来た陽太の姿が。

陽太を見て浮かない表情の八海。

あつ子は、八海が陽太に片思いしているのに気付いているようでした。

「2人で行ってくると良い」と、アミューズメントパークの招待券をくれました。

「好きなら好きっていう私は後悔しない59歳、進め19歳!」と背中を押します。

背中を押されて笑顔になった八海は、走って陽太を追いかけます。

そして陽太にチケットを渡すと、封筒に入っていたチケットは2枚では無く6枚。

結局、八海は、六月と七苗も誘って、後日、一緒に行く事になりました。


六月は、気になる松嶋を誘おうとするも、誘う事が出来なかったようでした。


しかし、いざ当日、陽太が松嶋を誘った事で、大庭3姉妹、コウタロウ、陽太、松嶋で、アミューズメント・パークを楽しむ事になりました。


トランポリン、ビリヤード、クレーンゲームなどを楽しみ、皆で語り合います。


コウタロウは、七苗と二人になり「皆は、夢や、やりたい事があって凄い」と言いました。


しかし、コウタロウは自分が何者か分からずに、寂しげな様子。


一方、六月と松嶋は2人でバスケットボールをしていました。


すると、松嶋は突然「付き合ってください!」と六月に告白。


動揺する六月に「このシュートを決めたら返事が欲しい!」言い、シュートをする松嶋。


その頃、陽太は八海が欲しがっていた、クレーンゲームの羊のぬいぐるみをあげていました。


「素直じゃないね!」と言う陽太に、意を決して八海は「一緒にプリクラを撮ろう!」と誘いました。


笑顔で一緒に写真を撮ると、八海は陽太に「陽ちゃんの事が好き!」と言いました。


戸惑って返事を返せない陽太に八海は「大丈夫、返事は分かってる!」と言い、プリクラの撮影を続けるのでした。


その夜、八海は自分の部屋で、陽太から貰った、羊のぬいぐるみを抱きしめて泣いていました。


一方、六月は美顔器を当てながら、ベッドで天井を見ています。


思い出すのは昼間の松嶋の事でした。


松嶋がシュートをしたボールの行方は、リングから外れてしまったのでした。


残念がる松嶋に六月は「ちょっと考えさせて」と言います。


その返答に喜ぶ松嶋。


六月は「良くないでしょ、部下なのに!」と1人ベッドの上で叫んでいて、パソコンと向き合っていた七苗は「何事か?」と思うのでした。



翌朝、七苗は、そのままパソコンの前で眠ってしまっていました。


目を覚ますと、横にコーヒーが置かれ、コウタロウが「おはよう」と呟きます。


そして七苗は「おおば湯」の事業計画書を完成させて「おおば湯」のアルバイト従業員のオズワルドの伊藤俊介さん演じる、梅津に見せました。


「最高です! 自分、ここで働きたいです!」と言う梅津に「頑張ろう!」と七苗は手を握り合いました。


そして七苗は、融資相談の為に銀行へ向かいました。


しかし、事業計画を話すも、銀行から「融資は出来ない!」と言われてしまいます。


その理由は「集客が見込めないから」でした。


後日、融資が受けられない事に悩み、元気が無い七苗にコウタロウが声を掛けます。


すると、コウタロウはスーツ姿でした。


「この街に来た時に来てたみたいだ」と七苗に言うコウタロウ。


そして「行きたい所がある!」と言い、七苗に

「一緒に来て欲しい!」と誘うのでした。


一方、陽太は街中で、偶然あつ子と遭遇。


あつ子は予言しておくと陽太に言い「まだ若いうちは、遠くにあると思う、もうちょっと、年齢行くと、大事なものは近くにあると気づく、そしてもっと年を重ねると、大事なものは自分の中にあるって気付くの、だから、その時、君の隣に誰がいるか?まだまだ分からない、答えは、ゆっくり出せばいい」と言います。


「それって何の話?」とらあつ子に聞く陽太。


すると「予言だよ、悩め、29歳!」と言い、肩を叩いて、あつ子は去って行くのでした。


その頃、七苗とコウタロウが一緒に来ていたのは以前、七苗が「行きたい!」と言っていたレストランでした。


2人でシャンパンと料理を楽しみます。


しかし、七苗の様子が、いつもと違う事に気付いたコウタロウ。


七苗は「いつものコウタロウと感じが違うから

不安になった」と言います。


とは言え、美味しい料理を食べると、七苗は、いつもの笑顔に戻るのでした。


そして、七苗は「この後、まだ行きたい所がある」とコウタロウを誘います。


向かったのは、ビル群が良く見える、七苗の好きな場所でした。


その光景を見て笑顔になるコウタロウ。


七苗も「そんなコウタロウの笑顔が見たかった」と言います。


「『おおば湯』のこれからを思うと、現実って厳しい」と七苗は言いました。


「でも、こんな風に綺麗な景色を見て、ほんの少しでも、気持ちが動く事を探せれば良いかなと思う、過去は関係無い、今動く事、ほんのちょっと楽しいと思える何か」と言い、すると、コウタロウは「毎日8時30分に時計が鳴って、俺は何していた?」と記憶が戻らない事に気が重かった」と語り始めます。


「でも、今は『おおば湯』で、皆の為にコーヒーを入れる時間が楽しい」と言い、夕焼けの中、コウタロウは七苗にキスをしました。


後日、八海は「バルで、アルバイトさせて欲しい!」と、何かがふっ切れたようで、あつ子にお願いしていました。


一方、六月は松嶋を呼び出し「やっぱり始められない!」と断りました。


すると松嶋は「一緒に海外にいきませんか?」と六月を誘います。


そんな申し出を聞き、耳を疑う六月。


そしてある朝、コウタロウが、いつものようにコーヒーを出し、六月、七苗、八海が話していました。


八海は、バルで働き、料理を学んでいる事を皆に伝えます。


「いつか『おおば湯』で働いて、料理を提供したい」と言うハ海。


そんな話をしていると「ただいま!」と言う声が玄関から聞こえてきました。


「よっ、久しぶり!」そこには、失踪中だった、高橋克実さん演じる、大庭家の父・五郎の姿が有ったのでした。


第5話は、ここまで。



七苗と、コウタロウのキスシーンは、シルエットの2人が見える、とても幻想的なシーンでした。


突然失踪する、風来坊っぽい父親・五郎役が高橋克実さんというのは、なかなかの配役のように思いましたが、僕自身は、小林薫さん、松重豊さん岸谷五朗さんあたりを勝手にイメージしていたのですが見事に外しました(笑)


次回は、父を交えて、何やら一騒動ある予感がします。


父・五郎の帰還に喜んでいる声と共にに、せっかく、姉妹3人で『おおば湯再生計画』を捻り出して、前に進んで行こうとしていたのに、勝手に帰還して来て、上手く行きそうだった流れが変わってしまいそうな気もします。


今回、コウタロウの仮の名前の由来も発覚しましたがあつ子さんの元ダンナと飼い猫の名前だったというのも衝撃的でしたね。


次回も楽しみですね。