先日、5月10日の22時から、TBS系で放送されました、川口春奈さん、木南晴夏さん、畑芽育さん主演の金曜ドラマ「9ボーダー」第4話のネタバレ&個人的感想を。




大庭家の居間では、木南晴夏さん演じる、六月が離婚届を目前にして、夫の邦夫に「最後に会えますか?」とメッセージを打つも、なかなか送れずにいました。

一方、川口春奈さん演じる、七苗は、畑芽育さん演じる、八海の部屋で寝ていました。

居間に来て、七苗が実家に帰って来て、一週間が経ちますが「何もしない!」と愚痴る八海。

それを聞いた六月は「七苗が会社を辞めた事が意外だ!」と言います。

2人の七苗の性格について、愚痴りあっていると
「聞こえているんだけど!」と言いながら、七苗が起床して来ました。

七苗は「会社は辞めたけど、何もかも無くなった訳じゃないから!」と言います。


思い出すのは、松下洸平さん演じる、コウタロウとキスをした、あの日の夜の事でした。


その頃、バルでは、コウタロウも、七苗の事を考えていたのでした。

YOUさん演じる、バルの店主・あつ子は、そんなコウタロウをからかいます。

そんな時、木戸大聖さん演じる、陽太が、大庭家にやって来ました。

八海は、陽太と目が合い、陽太に抱き着いた事を思い出します。

「有給消化中だ!」と宣言した七苗に「ハロー・ワークに行って、求職活動しろ!」と説教を始める六月。

八海も「いつまでも、私の部屋に居候するのは止めて!」と言います。

すると、六月は「行動するのはあんたも一緒!」と、ニート状態の八海にも説教します。

そして、七苗は、陽太に荷物の片づけを手伝って貰おうとします。

六月が、仕事に向かおうとすると、陽太が「離婚届を見た!」と声を掛けます。

離婚届を出そうかを迷っていた六月は「じゃんけんをして、陽太が勝ったら出す!」と言います。


しかし、じゃんけんしても、あいこが続くばかりで「さっさと離婚した方が良いのは分かるけど、決めきれないよ!」と言います。

「気持ちは分かるけど」と言う陽太。

すると、六月は「陽太もね、ずっと居るもんね、ここに七苗が」と言い、胸に手を当てました。

「何のことかさっぱり?」と誤魔化して、陽太は自分の家に帰って行きました。

一方、七苗は、ハローワークに出向きますが、直ぐに自分が、今、やりたいような仕事は見つかりませんでした。

すると、箭内 夢菜さん演じる、元・職場の後輩の西尾から電話が入ります。


「仕事が順調だ」と言う西尾。


電話を切った後、自分の何も無さを感じる七苗。


いつもの川沿いを歩いていると、そこにギターをひきながら歌う、コウタロウの姿がありました。


「私はこれからどうしたいんだ?」と言う七苗にコウタロウは「分からないときは、今日一日、楽しく過ごそう」と言い、コウタロウは七苗を連れて走り出していくのでした。


2人はコーヒーショップに行き、ラテ・アートを楽しみます。


水上フェリーに乗ったり、雑貨店に行ったりして一日デートをした七苗とコウタロウ。


夜、バルの前で別れると、その光景を陽太が見ていました。


陽太はコウタロウのもとに歩み寄り「七苗の事、どう思っているんですか? 心配で、本気で思っているなら問題は無い、けど、自分の事が分からない、そんなあなたが、ノリやムードで、七苗を振り回すのは止めて欲しい!」と言います。


そう言って陽太が去っていくと、コウタロウの頭の中では、過去の出来事がフラッシュ・バックしていました。



翌朝、七苗は、父の五郎からの手紙が郵便受けに届いているのを発見します。


そこには「もうすぐカエル」と書かれた、五郎自筆の文字と共に、横に蛙の挿絵が。


しかし「もうすぐ」とは言っても、いつ帰ってくるのかは分かりません。


オズワルドの伊藤俊介さん演じる「おおば湯」のアルバイト店員の梅津は「親方には帰って来てもらわないと困る!」と三姉妹に訴えます。


そこで、七苗は「八海と銭湯の仕事を手伝うからもう少し踏ん張って欲しい!」と頼みます。


こうして、銭湯の仕事をやる事にした七苗。


思いのほか、銭湯の仕事が大変だと実感します。


しかし、八海は銭湯の仕事に身が入りません。


思い出すのは、七苗とコウタロウのキスを目撃してしまった陽太の事でした。


そんな陽太に思わず抱き着いてしまった八海。


そして、陽太から離れた八海は「つい慰めちゃった、あまりにもかわいそすぎて」と言いました。


陽太は「ば〜か! かわいそがんな!」と言い、更に「良い妹分を持ったわ!」と言いながら、八海の頭をポンと触ったのでした。


場面は変わって、会計事務所で働く六月。


離婚届は出せず、メッセージも、まだ送れていませんでした。


内田慈さん演じる、事務員の久美子は、六月の背中を押すと、六月はメッセージを、ようやく邦夫に送信出来ました。


「これでバツイチ確定だ」と言う六月に、久美子は「飲もう!」と言います。



一方「おおば湯」では、働かない八海を、七苗が責めていました。


そんな七苗に「無職は一緒、上から目線で説教しないで!」と反抗する八海。


七苗が銭湯をオープンさせると、常連客は来てくれるも、コウタロウが来てくれない事が気になります。


そして思わず、バルのあつ子に電話を。


コウタロウは買い出し中で、後で電話をするように伝えてくれると言うあつ子。


「おおば湯」に井之脇海さん演じる、松嶋が客としてやってきました。


湯船に入ると、隣に陽太が居て、お互いの悩みを語り合います。


そんな中、ふとした拍子に、七苗は「おおば湯」の出納帳を発見します。


夜、皆が、大庭家の居間に集まる中で、帳簿を見ると、赤字が続いているという事実が明らかに。


梅津は「皆に心配させたくなかったから、伝えられなかった!」と言います。


七苗は、このまま赤字が続くならと「おおば湯」の土地と建物を売った場合の相場をスマホで調べてみます。


その結果、なんと3億!。


しかし、陽太は「この辺では、今、再開発が進んでいるから、5億は行くんじゃないか?」言います。


それを聞いて、六月と八海は「売る事に反対」と言い、七苗は「じゃあ、赤字をどうするのか?」と皆に問います。


七苗が「八海の将来の為に提案している!」と言うと、再び八海は不機嫌になり「お金が欲しいだけでしょ? 急に無職になったから、生まれ育った家を売り払おうとするなんて最低!」と言いますが、それを聞いた陽太は、八海に」七苗に謝るように」と言いますが、好意を寄せる陽太が、七苗の味方をするのが、さらに面白くない様子の八海は「もういい、好きにして!」と言って、家を出て行ってしまいました。


陽太は、直ぐに、八海を探しに行きますが、見つかりませんでした。


七苗も探しに向かうと、居間には、六月と松嶋の2人だけになりました。


すると、六月に夫・邦夫からメッセージが届きます。


今度会って「別れ話をする」と、松嶋に言う六月ですが、松嶋はそんな六月の事が前から気になっているようで「もし独身に戻ったら、また誰かといつか?」と問いますが、六月は「無い無い! また、誰かを好きになって、失ったとき本当に辛い!」と言い、松嶋は「ですよね」と苦笑い。


「コーヒーの味は何と甘い事か? 千のキスより、まだ甘い」と言って、コーヒーを飲む六月を松嶋は、微笑み返すのでした。


七苗は、八海に電話を掛けたものの、全く繋がりません。


すると、あつ子と出会い、あつ子の部屋でお茶を飲む事に。


家を出た、19歳の八海の話を聞き、あつ子は「19歳には戻りたくない!」と言います。


七苗が、その理由を聞くと「その頃の自分は、裏街道で、ねずみ色の青春を送っていたから!」と言います。


あつ子に、コウタロウと最近会えていない事を伝えると、あつ子は「今で、精一杯なんじゃないかな?」と言います。


その頃、八海は、カフェで、かつて、マッチング・アプリで出会った、兵頭功海さん演じる、立花と会っていました。


「やりたい事が見つからない!」という八海に、「何かあるから考えろ!」という立花。


立花と話した事で、何かやる気を見出した様子の八海。


しかし、翌朝「おおば湯」に、八海は戻って来ませんでした。


七苗は、惣菜店で、おかずを買い、コウタロウに会う為にバルに向かいました。


すると中にはコウタロウと八海が!


八海は、昨夜はネット・カフェに泊っており、朝出会ったコウタロウが、お腹を空かせた様子だった八海を、ここに連れて来ていたのでした。


七苗が「帰ろう!」と言うも拒む八海。


「何言ってんの?この愚妹!」と叫ぶ、七苗。


「何?ぐまいって」と聞く、八海。


「愚かな妹と書いて愚妹!」と返す、七苗。


「そんな言葉ある? 作った?」と、七苗の言葉に反抗する、八海。


七苗は「あります、辞書で調べたら? 愚妹の欄に大庭八海って載ってるから!」と言います。


「元はと言えば、愚姉(ぐあね)のせいでしょ?」と言う八海。


「それを言うなら愚姉(ぐし)、愚姉じゃないけどね、誰かと違って働いてるし!」と八海の言葉に反論する七苗。


そんな、どうでもいいやり取りをしていると、コウタロウが、2人の仲裁に入るものの「変に優しくしないで!」と七苗は言いました。


「将来の為に行動しなきゃいけないのは、お姉も一緒!私に当たらないで!」とハ海は言います。


そう言われて、七苗は言い返せませんでした。


「私なりに、考えている事があるから帰って!」と言う八海。


「じゃあ、もう好きにやりな!」と言い、七苗はバルを出て行きますが、コウタロウが呼び止め「頭ごなしに怒るのは良くない!」と言うと、七苗は「コウタロウさんも何も話してくれないよね、話したいのに来てくれない! 連絡も取れない! 私は待ってるだけ、私達って何?」と、コウタロウに愚痴ります。


立ち去る七苗に、コウタロウはそれ以上の事を伝えることは出来ませんでした。


「余計な事を言った!」と悔やむ七苗。


そんな姿を見つめている陽太。



七苗が「おおば湯」に戻ると、六月は離婚してくると言います。


そんな六月を、七苗は抱きしめ「健闘を祈る」と言い、六月は「ご声援ありがとう!」と返しました。



そして、六月は邦夫と約束のレストランで会います。


邦夫に離婚届を差し出した六月は「あなたが楽になるなら、もっと早く渡せばよかったね」と言いながら、六月が去ろうとすると、邦夫は、出会った頃の話をします。


「出会った頃は笑顔だったのに、いつからか、六月が笑わなくなったのは自分のせいだ!」と謝ります。


六月は、涙が溢れそうになるのを必死に堪えていました。


「元気でね!」と言って、邦夫に笑顔を見せて、店を出ました。


そして、路地に入った所で、堪えきれず、涙を流す六月。


すると松嶋が声を掛けました。


驚く、六月に、松嶋は「たまたま偶然、嘘です、心配で!」と言います。


そして松嶋は、そっと、六月を抱きしめたのでした。


その頃、大庭家の居間では、帳簿を見て七苗が、ため息をついています。


インターフォンが鳴り、迎えると、そこには

元・後輩の西尾が!


西尾は何か悩みを抱えているようで、胸に溜めた思いを七苗にぶつけます。


「仕事が忙しくて、彼と全然会えなくなった、

しかも、彼の誕生日を忘れたら「俺と、仕事どっちが大事?」って言われたと言います。


「私、大庭さんみたいになりたくない、そう思ってたのに、何でか来ちゃいました」と話します。


そんな素直な思いを伝えに来た西尾に、風呂に入るように提案する七苗。


その頃、陽太はバルの前に来ていました。


コウタロウが出てくると、陽太は限定品のビールを渡します。


礼を言うコウタロウに陽太は「この間は言い過ぎた!」と謝罪して去って行くのでした。


お風呂から上がった西尾は、気分転換が出来たようで「彼氏と別れて仕事に専念します!」と言って帰っていきます。


その夜、六月が帰って来て、七苗と共に夕飯の準備をしようとしていると、そこに八海が帰ってきました。


「今月分の赤字は無くなったから!」と言い、スマホ画面を見せると、そこには、クラウド・ファンディングの記事が!


立花に相談して、クラウド・ファンディングで、支援を募り、11万ほど集めていたのでした。


「グダグダしてる私でも、一つだけ確かな事が有って、この家が好き「おおば湯」が好き、だから売るなんて言わないで!」と言います。


妹のその言葉を聞き、決心した七苗は「本格的におおば湯を立て直す!」と言います。


大庭家の姉妹3人は肩を寄せ合い、仲直りをしました。



その頃、外では、八海を送ってきたコウタロウが笑顔で、3姉妹の声が聞こえて来る「おおば湯」を見つめていました。


しかし、コウタロウの表情は思いつめた様子になり、傷だらけの腕時計を見つめます。


躊躇いながらも腕時計を外し「おおば湯」に向かいました。


七苗が居間にコウタロウを迎え入れ2人は話します。


コウタロウは七苗に「あれから考えてみた、俺はこれからどうしたい? やっぱり、ここで、七苗と一緒に居たい! 必ず、傍に七苗がいる、そう思えたから、仕事探そうと思った!」と言います。


「でも、仕事はなかなか見つからず、連絡出来なかった!」と、コウタロウは素直な気持ちを、七苗に伝えました。


そんなコウタロウを抱きしめ「いつもいる、私が傍に居る、どんな時も、おおば湯で待ってるからだから私の事好きになって良いよ!」と言いました。


すると、コウタロウも七苗の手を握り返し「もうとっくに大好きだよ」と言います。



翌日、商店街を謎の少年が歩いていました。


立ち止まり、通りがかりの人に「おおば湯って、どこですか?」と尋ねました。


第4話はここまで。



今回の第4話では、六月は無事に離婚届を提出し松嶋と良い雰囲気になりました。


一方、八海は、自らの進む道を悩みながらも「おおば湯」を助ける為にクラウド・ファンディングを立ち上げるなど、少しずつですが、ようやく動き始めした。


そして、七苗は、まだ仕事は見つからないもののコウタロウとの恋は順調な様子です。


更に、第4話ラストに突然登場した、謎の少年は失踪中の七苗らの父・五郎の隠し子?


もしかして、コウタロウの息子か、弟?


次回、第5話の展開も目が離せませんね。