先日、5月3日の22時から、TBS系で放送されました、川口春奈さん、木南晴夏さん、畑芽育さん主演の金曜ドラマ「9ボーダー」第3話のネタバレ&個人的感想を。



松下洸平さん演じる、コウタロウとの恋に浮かれる自分にブレーキを掛けたい、川口春奈さん演じる、七苗は、大庭家に集まる面々に、コウタロウとの事を相談します。


「まだ29歳、踏みとどまる必要は無い!」と背中を押す、木南晴夏さん演じる、姉の六月。


しかし、複雑な思いを抱える、木戸大聖さん演じる、陽太は、七苗が席を外した隙に、六月や、畑芽育さん演じる、八海に、コウタロウの私物に紛れていた、1億円以上の預金残高が書かれた明細書の事を打ち明けます。



1億円以上もの大金を持っていると聞いた、六月と八海は陽太と共に、コウタロウの身元に関して様々な推理をします。


「詐欺師?」・「どこかの御曹司?」それとも「業務上横領?」


とりあえず、危険人物では?と思いながらも、その事は、七苗には内緒にする事にします。



そんな中、いまだ離婚を先延ばしにする、六月の前に山中聡さん演じる、夫の邦夫の浮気相手で、さとうほなみさん演じる、萌香が現れます。


萌香は強気で、六月に離婚の交渉に出ます。


何枚も邦夫が記載した離婚届を持参して、六月が離婚届けを破いても、破いても、諦める事無く、差し出して来ます。


そんな場に、コウタロウがやって来て「離婚による社会的制裁」や「慰謝料」と言い出します。


すると、萌香は帰って行きました。



警察から、コウタロウに「家族が見つかったかもしれない!」との一報が入り、家族が、北海道に住んでいるかもしれないと判明した事を七苗に報告に来たのでした。


もし、それが、コウタロウだとすると、コウタロウは「シングル・ファーザーかもしれない」と言い、「自分の身元を確認する為に、北海道に向かう」と言い、慌てて自分の連絡先を渡す七苗。


それから、コウタロウからの連絡はありませんでした。


七苗は、もう、コウタロウには会えないのかと思い始めます。


七苗は、次のプロモーションの仕事でコラボする筈だった、吉田壮辰さん演じる、パテェシィエの村沢が、箭内夢菜さん演じる、七苗の後輩の西尾双葉が、村沢との交渉に福岡に出向いた際、村沢の名前を「沢村」と呼び、怒らせてしまった事が原因で、村沢がヘソを曲げてしまい「監修は出来ない!」と断ってきました。


窮地に陥った、七苗と西尾は、慌てて村沢に会いに行きますが、村沢は機嫌を損ねたまま。


西尾と一緒に、七苗も謝罪しますが、西尾に反省の色は全く無く、七苗が「誠意が無い!」と注意をすると「それは辞めろって事ですか?」と、ふてくされ、スマホを弄る始末。



一方、離婚問題で苛立つ六月に、井之脇海さん演じる、松嶋朔は、お茶を差し出したり、チョコレートを、手品で振る舞い、気持ちを和ませて行きます。


2人でバッティング・センターにも行き、六月はようやくスッキリします。



そして、六月は、七苗と八海に「自分が、どれ程邦夫の事を大切に思っているかを伝える為に邦夫に会いに行く!」と言い、邦夫の務める写真館に予約を入れます。


そこで見た邦夫は、今まで、六月が1度も見た事が無い、柔らかい笑顔で、子供達の写真を撮っていました。


驚いた六月は、邦夫に声を掛けようとしますが、邦夫の横には、にこやかに仕事をする萌香が居たのでした。


「自分だけが、あんな邦夫を知らなかった」と打ちのめされる六月。


「本当の邦夫を知らなかった」と気づいた六月は邦夫に会わず帰宅し六月は離婚の決意をします。


「39歳で1人になってしまった!」と落ち込む六月と、コウタロウが居なくなった七苗を、八海が励まします。


「まだまだ、これから、やれる事はあるんだ」と六月も七苗も笑顔になりました。



一方、七苗が会社に出勤すると、福岡の村沢から正式に断りの連絡が入っていました。


岩谷健司さん演じる、新居部長に報告すると、次のコラボが決まったと言う返事。


西尾が、ダメ元で、料理研究家のリュウジにDMを送り、見事に仕事に繋げたとの事。


そんな西尾を部長は褒め、世代の違いを感じてしまい、なんとなく納得が出来ない七苗。


さらに、奥村佳恵さん演じる、同僚の千尋に「若いって凄いね!」と言われると、更に複雑な気持ちになり、七苗の心の中で、何かが切れてしまい「まだ、29!」と思った七苗は、相変わらずの部長のむちゃぶりなどもあり、遂に、我慢が限界に達し「自分にも、まだまだ、チャンスはある!」と、突然、部長に退職を告げます。


「1回全部捨てる! そして、また始める!」と決めて、実家の「おおば湯」に戻り、風呂掃除している七苗の前に、コウタロウがやって来ます。


今まで七苗に連絡が取れなかったのは、連絡先を書いた紙を洗濯してしまって読めなくなったからだと言い「北海道に居る、家族は別人だった」と言って、沢山のお土産を出した後、泣いてるの?」と七苗に聞き、いきなりキスをします。


その様子を陽太が見てしまい「俺、いつも、しくじるんだよな」とショックを受けます。


そんな陽太を八海は抱きしめました。


その頃、六月は、松嶋と一緒に焼き肉を食べていました。


松嶋に見守られながら、六月は離婚届けにサインをしました。


第3話は、ここまで。




今回の第3話の冒頭のシーンで、七苗は「もう29歳だから、浮かれる恋は出来ない!」と言い、その後、離婚を決意した六月は「もう39! 39で1人かよ!」とポツリと呟くシーンがあり、そんな2人に、八海が「まだよって思えば良い! まだ29まだ39、まだ19!」と言い、そうして互いに「まだまだ!」と言い合う、3姉妹のシーンが印象的でした。



更に、その後、会社で、千尋が「私達は、もう29になっちゃったし」と言うと「もう、じゃなくてまだ29」と言う七苗。


そして「まだまだ、自分自身、進みたい! どこかに、ポンと飛びたい!」と会社を辞める宣言をした七苗。


七苗達が「もう」から「まだ」に切り替わる描き方は、「さすが、金子ありささん!」だと思いました。


次回からの七苗、六月の今後の行動に注目したいと共に、コウタロウの身元は一体何者なのか?も気になります。


六月と松嶋の関係と、八海と陽太の関係も注目ですね。


次回も楽しみです。