先日、4月29日の22時から、フジテレビ系で放送された、杉崎花さん主演のドラマ「アンメット」の第3話のネタバレ&個人的感想を。



『4月29日、三瓶先生に治ると言われた』と日記を書く、杉崎花さん演じる、ミヤビは、手を止め迷います。


何故なら、婚約していた事は「日記には書かないで」と、若葉竜也さん演じる、三瓶に言われていたからでした。


翌日、三瓶は「治療について考えてもらえましたか?」と、ミヤビに聞きますが、ミヤビは答えられません。


ミヤビは、千葉雄大さん演じる、星前に相談すると「三瓶から、口止めされてるけど」と言いながらミヤビと三瓶の2ショットの写真を見せます。


星前は、世界でトップ・クラスの病院にいた三瓶が、セントラル病院に来たのが不思議だと、写真を見て、不思議に感じていて「ミヤビちゃんを治すために来たんじゃない?」と、ミヤビに言いました。


星前は、井浦新さん演じる、大迫教授に連絡を取ります。


吉瀬美智子さん演じる、津幡看護師長は厳しく、看護師達への指導にぬかりはありません。


天野クリニックから、転院依頼の連絡が入りますが三瓶が不在。


「ミヤビが、オペが出来る!」と星前は考えたのですが津幡が反対し、依頼を断りました。



後日、星前と三瓶は、安井順平さん演じる、院長の藤堂に、津幡がミヤビにメスを握らせない事に対して抗議をします。


すると、藤堂は、10年前の事を語り始めました。


津幡と藤堂は、その頃、関東医大にいました。


心臓外科医の藤堂と、渡部遼介さん演じる、山中が、拡張型心筋症の患者のオペを担当し、津幡はオペ看。


色々なチームから、優秀な麻酔外科医を揃えて、大掛かりのオペを行いました。



ところが、連携が取れていなかった為、脳の酸素飽和度が低下していた事に気付きながら、誰一人口にする事は出来ず、患者は数ヶ月後に亡くなりました。



当時は、医療事故調査制度が出来る前で、医療事故として、大騒動になりました。


佐藤誠さん演じる、担当医の早川は、津幡が必死で慰留するものの、病院を辞めていきました。


それから藤堂は、丘陵セントラル病院の院長に移動に。


その時「津幡に一緒に行こう!」と誘います。


「オペ看は、出来ませんよと、津幡が言うと「看護師長と、医療安全室長を兼任して欲しい!」と藤堂は言いました。


藤堂は、医療安全室長の仕事は「津幡が適任だ」と思っていたのでした。


津幡は手術道具を持つと、手が震えてしまうようになり、オペ看が出来なくなっていたのでした。


これは「正常化バイアス」と言い、不都合な状況を無意識に否定してしまう事です。


藤堂は、津幡が、ミヤビのオペを反対するのは、自身の経験から「万が一の事があって、脳外科医としてのミヤビを失う事が怖いからだろう」と話しました。



ある日、岡山天音さん演じる、綾野楓が、ミヤビに会いに来て、2人で食堂でランチを。


「関東医大にいた頃は、よく一緒に食べた」という綾野。


「変わってなくて良かった、笑顔は変わってないミヤビちゃんに励まされていたよ、心の支えだった!」と、綾野はミヤビをジッと見つめます。


すぐさま「嘘、嘘!」と誤魔化す綾野。


その2人を見ていて、三瓶はイライラ。


綾野の事を「あの野郎」呼ばわりします。


ミヤビは、山谷花純さん演じる、森陽南子に「三瓶と婚約をしていた」と話しますが、森は「知らない」と言います。


ミヤビは「検査をする事も迷っている」と打ち明けました。


この時、森は「綾野はミヤビの事を好きだった」と言います。


もちろん、ミヤビにはその記憶はありません。


一方、綾野と、生田絵梨花さん演じる、西島麻衣は、ゴルフの打ちっぱなしでデート。



「ミヤビの記憶が戻れば前のように戻れるかもね?」と言う麻衣に、綾野は「麻衣の方が大事だ」と言います。



ある日、津幡は、オペのハサミを手にします。


過去の記憶が蘇り、手が震えてしまい、ハサミを落としてしまう津幡。


そこにミヤビが、津幡の苦悩を感じ取ったミヤビは津幡を遊園地に誘います。


休日、2人で遊園地へ行き、2人でスライダーで絶叫します。



ミヤビは「私、悩んだ時、ここに来るみたいなんです、溜め込んだ物が、空っぽになるような気がして!」と言います。


津幡が「空っぽになりましたか?」と聞くと、ミヤビは「だいたい」と答え、津幡は「だいたいか!」と笑います。


2人でランチをしながら、ミヤビは「後遺症を乗り越える事は、一生出来ないと思ってます、記憶障害という後遺症を抱える事が増えたけど、年を取ったら老眼鏡が必要なように、増えた持ち物を持つのはちょっと重たいけど、私自身が変わった話じゃないから、変わりたくないですしね!」と言います。


「そうやって、あなたなりに戦っているんですね!」と、笑いながら津幡は言い、2人は打ち解けます。



すると津幡は、大迫に会いに行った日の事を話します。


津幡は、大迫に「ミヤビに手術が出来るのか?」と聞きに行ったのでした。


大迫は「出来るとは思うが、心の準備が必要、不安に負けない覚悟が無ければ、メスを握ってはいけない!」と言います。



転院依頼の時、ミヤビが不安な顔をしたので、ミヤビに『準備と覚悟が足りていない!』と感じた津幡は、ミヤビのオペに反対したのでした。


ミヤビが、オペの練習をしている事も知っていた津幡は、ミヤビと語り合う事で「私に足りていないのは、あなた達を信じる事かもしれませんね!」と笑顔で言いました。



三瓶は星前に「ミヤビと婚約していた」と打ち明けます。


三瓶は、記憶は無くても、ミヤビの心が覚えてくれていると思っていました。


「だから、心は信じてるとか行っていたのか。

ミヤビちゃんを治してたくてここに来たんだろ?

俺だって、お前に期待してんだよ」と言います。


三瓶は「無理強い出来ない!」と言いますが、星前は「大迫教授に頼んでおいた、ミヤビちゃんの画像を貸してくれって、見たいんだろ? ミヤビちゃんの画像」と言い、三瓶は「見たいです!」と答えました。



星前が、大迫に連絡を取ると、秘書の西島麻衣が出て「画像を貸す事は出来ない!」と言います。


星前は「ミヤビちゃんの記憶が戻るかもしれないんですよ!」と言いますが、麻衣は「大迫からの指示ですので」と言い、電話を切られてしまいました。


大迫が、その場に来たのですが、麻衣は「事務用品のセールス電話です!」と嘘をつきました。


その頃、丘陵セントラル病院では、入院患者の金子が病院のベッドから落ちてしまい、緊急のオペになります。


森と、中村里帆さん演じる、新井小春の伝達が、しっかりと取れておらず、離床センサーのスイッチが切れていた事が原因でした。


ところが、オペ室のドアが開きません。


鍵を貰おうと思うのですが、守衛も居ません。


そこで、三瓶、星前、尾崎匠海さん演じる、風間灯織らが全員でドアに体当たりし、オペ室に強行突入。


オペ看は津幡が、そして、助手は、ミヤビが担当する事に。


この時、ミヤビには、三瓶の記憶が蘇ってていました。


それが、ミヤビの覚悟となり、津幡も、それを認めました。


だから、メスを握る事が出来たのでした。


津幡も手が震える事無く、オペは成功。


今回のミスは「スイスチーズ・モデル」


これは、トムとジェリーのチーズのような穴が空いてしまう事で、それを重ねれば、ミスも減ります。


津幡は今回の件で「相談し辛くしていた自分にも責任があった、仲間と力を合わせていく事を学びました、気付かせてくれてありがとう!」と頭を下げます。


そして「ミヤビを信じる!」と大迫に連絡し、大迫も賛成しました。


オペ終了後、いつもの料亭「たかみ」で、ミヤビや、三瓶達は、お疲れ様会を開き、そこに津幡も加わり親睦を深めます。


その帰り、ミヤビは三瓶に覚悟を伝えます。


「あの、今日、三瓶先生を見て思い出した気がしたんです、私には手術が出来るって言ってくれた事、日記で読んだんじゃなくて、私の心は、三瓶先生を信じているんだと分かりました、私の脳を検査してください」と。


三瓶は優しく「はい」と言いました。


ミヤビは今日の事を日記に記し、「婚約していましたと三瓶先生が言いました」と記した文を消して「私は三瓶先生を信じる」と書きました。


麻衣の元に、星前から「ミヤビの検査をする」とメールが届きます。


三瓶は、ミヤビの検査を1時間以上続けましたが「ミヤビの記憶障害の原因が見当たらない!」と星前に告げました。


第3話は、ここまで。


今回の第3話は、ラスト・シーンが意味深でしたね。


ミヤビの記憶障害の原因が見当たらないのは、心因性? それとも、他に何か原因があるのでしょうか?


どうやら、大迫教授が真相を知っているような雰囲気でしたね。


生田絵梨花さん演じる、西島麻衣は、ちょっと嫌な女ですね。


ヤキモチを妬いているのか、それとも、ミヤビの記憶喪失の原因は、麻衣なのか?


個人的には、岡山天音さん演じる、綾野の論文はミヤビが書いた物なのでは?と勘繰ってますが。


今回の第3話は、吉瀬美智子さん演じる、津幡看護師長の過去が明らかになると共に、医療ミスは何故発生するのかが描かれました。


今回の第3話は、患者と向き合うストーリーではなく、津幡とミヤビが向き合うストーリーでしたね。


今回は、ミヤビもオペを担当する事になり、これからは、ミヤビの腕の凄さが分かるかもしれません。


しかし、ミヤビと三瓶の関係や、ミヤビの記憶障害の謎は、益々深まっています。


果たして結末はどうなるんでしょうか?


次回、第4話は、三瓶と大迫が、ミヤビを巡り対立?


次回も楽しみです。