先日、4月26日の22時から、TBS系で放送されました、川口春奈さん、木南晴夏さん、畑芽育さん主演の金曜ドラマ「9ボーダー」第2話のネタバレ&個人的感想を。
第1話のラストで「俺の事、好きになって良いよ!」と、松下洸平さん演じる、コウタロウに言われて以来、コウタロウの事が気になっている、川口春奈さん演じる、七苗。
朝、開店前の銭湯で、七苗は、服を着たまま、湯船に座っています。
思い出しているのは、コウタロウの事。
昨夜、桜の木の下で、コウタロウに「好きになっても良いよ、俺も、きっと、きっと君を好きになる、そんな気がする」と言われた事を思い出し、
ひとりニヤけていると、伊藤俊介さん演じる、アルバイト従業員の梅津に声を掛けられ、我に返ります。
七苗が、木戸大聖さん演じる陽太と共に、銭湯の手伝いをしていると、そこに、木南晴夏さん演じる六月と、畑芽育さん演じる八海も、やって来ます。
昨夜、姉妹で言い合いをして、バツが悪かったものの、六月が七苗が投げつけた指輪を嵌めてあげた事で、3姉妹は、いつもの3姉妹に戻ります。
こうして、3姉妹は、陽太と一緒に、銭湯の開店準備をする事に。
話は失踪した、父・五郎の話題に。
「客が少なくなって、経営は大変だったが、銭湯の仕事は楽しそうだった」と言う陽太。
それならば、何故、父・五郎は出て行ってしまったのか?
既に、4日が経過しましたが、帰って来ません。
「まさか女性問題?」と皆で盛り上がるも、一瞬皆で考え「いや、無いな!」という結論に。
そして、七苗、六月、八海は、3人揃って出掛けながら、それぞれの状況を話します。
七苗が六月に「旦那と、どうなったのか?」と尋ねると、話を逸らす六月。
すると、近くから歌声が聞こえます。
そこには、路上でギターを弾いて歌う、コウタロウがいました。
七苗が声を掛け、コウタロウに姉妹達を紹介していると、コウタロウの腕時計のアラームが鳴ります。
記憶を失っているコウタロウは、まるで、フラッシュ・バックしたかのように、脳裏に過去の事が過りました。
それは、ワインが地面に落ち、人が去っていくような場面、そして伸ばした手には血が?
コウタロウはアラームを止め「いつもこの時間に何でだろう?」と言い、そんな様子を心配して見る七苗達。
そんなコウタロウを見て、七苗は言います。
「コウタロウさんの過去を一緒に探す! 皆、協力するから、あなたが誰なのか見つけよう! 私達で!」と。
その日のお昼、七苗は、さっそく、パソコンで
身元を探す方法を検索します。
すると、六月から、メッセージが届き、そこにはネット記事が添付されていました。
「危険!その男子は近づかないで」との見出し。
姉の六月は、コウタロウに惹かれつつある、七苗の事を心配していたのでした。
「分かっているのは仮の名前の『コウタロウ』という情報だけ、ヤバいから、やめた方が良い!」と言う六月。
しかし「ネット記事に当て嵌まるような男じゃ無い!」と、六月の話をスルーする七苗。
一方、六月の会計事務所には、別れを切り出して来た、山中聡さん演じる、六月の旦那の邦夫がやって来ていました。
会いたくないので、居留守を使う六月。
内田慈さん演じる、同僚の久美子に追っ払うように頼みます。
その間に六月は、井之脇海さん演じる、新人の松嶋と仕事の話をしますが、松嶋は、六月の顔が近づいた事で動揺します。
その頃、3女の八海は占いの館に来ていました。
七苗とメッセージのやり取りをしていると、そこに、兵頭功海さん演じる、立花からのメッセージが届きます。
立花とは、八海がマッチング・アプリで出会い、交際0日で、ハ海にプロポーズしてきた男。
そして占い師の琴子から「貯金と結婚は、出来る内にしとけ!」というアドバイスを受けます。
交際0日婚に悩み続ける八海は「貯金と結婚は、出来る内にしとけ!」という、占い師の琴子からのアドバイスに揺らぎます。
一方、七苗は、仕事で福岡に出張に行く事になりました。
プロデュースした店舗の新メニューの開発の為に有名シェフに会いに来たのです。
仕事の合間に電話が掛かって来て、出てみると、相手はコウタロウでした。
コウタロウは「タンシチュー、お礼に作ったから食べに来てよ」と言います。
しかし「今、福岡だから、夜、羽田に帰るので、明日行く!」と答える七苗。
そして羽田に到着すると、なんと、コウタロウが出迎えてくれていました。
コウタロウはお手製のタンシチューを、わざわざ持って来てくれたのです。
「じゃあ明日一緒に探そうか!と言う七苗。
翌日、警察署に行くも、失踪人としての届けは出ていないとの事。
続いて、商店街で聞いて回ると、惣菜店の主人が有力な情報をくれます。
コウタロウを見かけたことがあり、黒いコートを着て道に迷った様子だったと言う。
そして、もらったコロッケを2人で楽しそうに食べていると、その光景を遠くから陽太が見ていました。
その後、陽太の酒屋に行くと、陽太の母親が「コウタロウが、ワインを買いに来た!」と教えてくれました。
それを聞いたコウタロウは、いつか、フラッシュ・バックした、ワインが落ちて割れる光景を思い出します。
すると、そこに、コウタロウを見たというお客さんを連れてきた商店街のおばちゃんが。
目撃者の話では」商店街の先の公園で見たが、怖かった」と言う事。
「無責任なのはどっちだよ!」と、コウタロウが電話で誰かと言い争っていて、何かトラブルでもあったのでは?と思ったと言います。
それを聞いたコウタロウは、公園に向かって走り出しますが、何も思い出す事は出来ません。
そんなコウタロウに、七苗と陽太は、この公園での幼い頃の思い出話をしました。
その話を聞き、気持ちが少し和んだ様子のコウタロウ。
「もう探さなくていいよ、俺、ずっと、ここにいるから」と言います。
そんなコウタロウを、七苗は心配そうに見つめるのでした。
その日の夜、七苗は陽太と一緒にタンシチューを食べています。
六月と八海も居て「コウタロウに関わるのは、やめた方が良い」と言われてしまう七苗。
その後、話題は八海のプロポーズの話に。
「好きって何だろう」という八海に、六月は、こう言います。
「その人と一緒に居ると笑える、笑顔になれる。そういう事よ」と。
その時、六月のスマホには別居中の旦那から「話し合いの場を作りたい」と、再びメッセージが届いていました。
すると、八海には立花から、後日実家に挨拶に行きたいとのメッセージが!
その日は、七苗も六月も用事があると言い、八海は陽太に「一緒に断りを入れて欲しい!」と頼むのでした。
そして、当日、日本酒を用意して、陽太がプロポーズを断ろうとしましたが、お酒が結婚祝いと立花が勘違い。
陽太は流れで、立花に酒を勧めてしまいます。
一方、六月は松嶋と仕事をしていて、無事に終わると、松嶋に「今日は、実家で食事をするから、良かったら来る?」と、実家に誘いました。
六月と松嶋が実家に着くと、まだ八海は、プロポーズを断れていませんでした。
八海は、立花からのプロポーズを断るのに、陽太に「立ち会って欲しい!」と頼みます。
立花のプロポーズを断る筈が、何故か、陽太達と酒を呑み、ご機嫌な立花は銭湯にも入り、常連客とも打ち解けます。
立花が風呂に入っている間に「突然シンガポールに行くなんて、断って当然ですよ!」言う松嶋。
すると、その場にいなかった立花が後ろからやってきて「お断りって?」とショックを受けます。
その頃、七苗は同僚の千尋から「子供が発熱したから、部長と取り引き先との会食を代わって欲しい」と言われてしまい、急遽、会食に参加する事になり、楽しみにしていた、予約の取れないイタリアン・レストランでのディナーを泣く泣くキャンセルしました。
行きたい店の予約が有ったのに、キャンセルして会食を優先させた為、七苗はいつもより、憂鬱でした。
頑張っている自分には、何のフォローも無く、会食の前に、岩谷健司さん演じる、部長に「千尋は家庭と、仕事の両立が素晴らしい!」とか「後輩も立派になって来た!」とか「七苗の仕事は、後輩を育てる事だ!」などと言われ、かなり落ち込みます。
会食での話題も「結婚願望はあるのか? いつ頃したいと思っているのか?」など聞かれて、もの凄く傷つく七苗。
一方、八海は、立花を送っていく道すがら、改めて、プロポーズを断った事を詫びます。
すると、立花も「困らせて、こちらこそ申し訳ない!」と言いました。
「他に誰かいるの?」と聞く立花。
その時、八海が見つめたのは、酒屋の前にいる陽太でした。
「無理なんだ」と言う八海に「思うだけじゃダメ伝えないと!」と立花はアドバイス。
その頃、松嶋は、六月にご飯と、お風呂のお礼を言い、帰ろうとすると「良い上司でしょ?」と聞く六月に思わず「かわいいです」と答えました。
その頃、七苗は公園で1人。
大丈夫だったという同僚・千尋からのメッセージに「大丈夫じゃない!」と送りたかったのですが送れず。
すると、そこに、コウタロウがやって来ました。
元気無さそうな七苗を心配する、コウタロウ。
七苗はコウタロウに「自分は仕事が好きなのに、仕事は後輩を育てる事か代打、それでも、精一杯やってるつもりだけど、でも、何か、やって当たり前扱い、同期は、皆、妻になったり、ママになったり、起業したりして、年収5千万とか、なのに、私は自分が行きたいお店にすら行けない!」と愚痴ります。
仕事についての悩みを吐露した七苗に、コウタロウは「一生懸命、俺を心配してくれて、仲間を助けているのは偉い!」と言い、慰めるかのように歌を歌います。
その時、七苗のスマホが鳴ります。
相手は千尋で「いつも申し訳ない!」と謝って来ましたが、七苗は素直な気持ちを伝えました。
「大丈夫じゃないよ、私いっぱい、無理だって時もある」と言い、「じゃあ、何で、千尋の事、手伝うのかな? でも、一緒に頑張りたい、つまり、一週回って大丈夫、だから、もう、そんなに謝るな、胸張ってお母さんして!」と言います。
少しだけ本音を言えた七苗を見て、コウタロウは背中を叩きます。
そして、突如「なな!」と呼び捨てにします。
コウタロウは、今まで、何て呼ぶか、悩んでいたものの「七苗の頃を『なな』って呼ぶ事に決めた!」と言います。
それを聞いて嬉しそうな七苗。
七苗は「呼び方が、やっと定まった!」と答え、七苗とコウタロウは手を繋ぎ、互いの距離を、更に近づけたのでした。
その頃、陽太は、コウタロウが身を寄せる店「バル」に酒を配達に来ていました。
そこで、コウタロウのギターの下にある物を偶然見つけます。
透明の袋の中に入っていたのは銀行の残高明細。
その金額を見てびっくりします! 預金残高は、何と、1億円もあったのです。
「あいつ、何で、こんなに? アイツ、一体、何者?」と呟きます。
第2話は、ここまで。
今回の第2話では、コウタロウの過去が、少しずつですが、明らかに。
コウタロウには、何かしらのトラブルが有ったようで、それが、きっかけで、ケガを負い記憶を失った?
そして、1億円という大金持っているのは、ヤバい仕事をしていたからなのでは?という可能性も俄かに浮上。
七苗と距離を縮めて行く、コウタロウですが、果たして記憶が戻った時、どうなるのでしょう?
さらに、六月は離婚して、年下の松嶋と良い感じになるのかも気になります。
また、3女の八海は『交際0日婚』を断り、陽太への思いが、更に募っている様子。
しかし、陽太は七苗の事が好き。
この三角関係の行方も、どうなるかも注目です。
そして、失踪した、七苗達の父、五郎の行方と、失踪理由も気になります。
誰が演じられてるのかも、気になります(笑)
長女の六月が、39歳なので、年齢的には、國村隼さん? 小林薫さん?
それとも、少し若めで、光石研さん?
今回の第2話でのサプライズ・ゲストは、八海が訪ねた、占いの館の占い師が、緒方恵美さんだった事です。
緒方恵美さんは、人気アニメ「エヴァンゲリオン」シリーズで、主人公・碇シンジの声を担当している声優さんです。
まるで、碇ゲンドウそっくりの、手の組み方にも驚きました。
次回の展開と、サプライズ・ゲストが有るのかも注目ですね。