遅ればせながら、先日、2月22日の21時から、TV朝日系にて放送されました、反町隆史さん主演の木曜ドラマ「グレイトギフト」第6話のネタバレ&個人的感想を。



理事長室に集まったメンバーを見て、反町隆史さん演じる、藤巻は驚愕しました。


佐々木蔵之介さん演じる、理事長の白鳥、津田健次郎さん演じる、郡司、筒井道隆さん演じる、本坊事務長、倉科カナさん演じる、杏梨に加え、波瑠さん演じる、久留米まで揃っていたのでした。



白鳥は 医学系大学連合会議の議長選で勝つ為の裏金を作る為、杏梨が持つ闇ルートで「ギフト」を売り捌くと宣言します。


藤巻の忠誠心を疑う白鳥は、明日海りおさん演じる、藤巻の妻の麻帆に「ギフト」を贈ると、藤巻を脅迫しますが、白鳥の悪事に加担してまでも、命懸けで、これまで、妻を守って来たのに、裏切られ、離婚まで切り出された藤巻は「麻帆の事など、もう、どうでも良い!」と言い放ち、何を考えたのか「今後は自らの意志で、ギフトを作る」と宣言し、その代償として「今までの人生が、バカらしくなるような法外な金」を要求します。



不倫とは言え、愛していた、片山萌美さん演じる看護師長の鶴下を殺された郡司は「鶴下が、最後に、何か言っていなかったか?」と、白鳥に尋ねますが、白鳥は「郡司が、鶴下を大切にしていた事を告げると、最後に微かに微笑んだ」と、嘘を付きました。


藤巻は、麻帆との離婚を決意。


白鳥への開き直りも、実は、麻帆を守る為だったのでした。



そして「全てを終わらせる!」と決意した藤巻は久留米と共に「ギフト」による、連続不審死を

内密に捜査している、尾上松也さん演じる、警視庁の神林に事件の全貌を密告します。



白鳥を逮捕する為に、不可欠な「確たる証拠」を手に入れようと奔走します。



また、神林の方も、濱正悟さん演じる、月足と、2人の捜査を知っている、月足の上司を巻き込み白鳥への内偵を進めます。


「白鳥達に裏切りを気づかれてはいけない」と、久留米が、ネットで買った盗聴器発見機で調べると、コンセント周りに、盗聴器が2つも仕掛けられていました。


2人は、盗聴器に気づかない振りをする事にしますが、短期決戦を狙います。



まもなく「ギフト」の闇取引の日時が決定し、絶好のチャンスが到来。


神林に取引の現場を取り押さえて、一気に幕引きと考えますが、その前日、中島瑠奈さん演じる、神林の娘・琴葉の容体が急変。


心臓に難病を抱える琴葉の手術は、国内では、白鳥にしか出来ません。


白鳥が逮捕されてしまったら、琴葉の手術が出来ない為「明日の取引は止めよう!」と言う、藤巻ですが、神林は「殺人を見逃して、命を救われた」という、重い十字架を琴葉に背負わせる訳にはいかない、琴葉の事は、どうにかして、絶対自分が助ける」という決意を固めます。



いよいよ、アルカナムでの「ギフト」の取引の当日。


白鳥は「取引には出席しない!」と言っていて、それでは、白鳥が殺人に関与しているという、決定的な証拠が掴めない為、藤巻は大胆な作戦に出ます。



白鳥は自分を信用していない、そもそも、どうして、ボンクラな自分に協力させたのか?「ボンクラには、ボンクラの使い方があると考え、つまりギフトの犯罪がバレたら、全ての罪を自分に擦りつけて終わりにするつもりだ!」と、白鳥に言い放ち、更に「俺の目を見ろ!」と、まるで、別人のような威圧的な態度で、白鳥に迫り「ギフトで戦おう!」と宣戦布告します。



それでは、ギフトを作れる、藤巻の方が圧倒的に有利な為、白鳥は「アルカナム」の取引に出席する事にします。

「アルカナム」での「ギフト」の取引当日。


クラブの雰囲気に合わせて着替えた久留米。


ヘアメイクと服の見立ては、小野花梨さん演じる奈良が担当し「藤巻先生と、ドレス・コードのある店に行く」と聞いた奈良は、藤巻とのデートだと思い、ウキウキしていました。



藤巻達の本来の目的は「白鳥が殺人に関わった」という決定的な証言を引き出す事。


取引現場のVIPルームで、藤巻は白鳥に色々と話を振ってみますが、なかなか、決定的な証言を得られません。


「今回の取引は海外で行う」という杏梨。


それでは日本の警察も追いかけられず、久留米が「それではデータが取れない、寿命が倍になる変異株が生まれたから、それを試してデータを取りたい」と、藤巻を後押しします。



藤巻は、更に「国内で、白鳥の邪魔になる人物に使うなら、自分がギフトを贈る、裏切っていないことを証明したい!」と言い、白鳥から、殺したい人物の名前と「殺してください」という殺人の指示を引き出します。



その会話は、神林と周りに潜んでいる捜査員が聞いていて、神林がアルカナムに入って来て、勝利を確信する藤巻でしたが、何と、神林は、琴葉の為に藤巻を裏切っていたのでした。



捜査員など、どこにもいませんし、警察内でも、無駄な捜査を止めるように根回しをしていたのでした。


更に、白鳥に藤巻の動きを全て伝えていたのでした。


「警察が捜査を続けている」というのも、白鳥の指図で、神林が藤巻に伝えた事だったのでした。



神林に裏切られた事は辛かったのですが、藤巻には、娘を救う為なら、悪魔に心を売り渡す、神林の気持ちがよく分かっていました。



藤巻も、妻を救う為に、何人もの命を奪ってしまったので、同じ辛さを、神林も背負うようになる筈だと考え「“友達として” いつでも話ぐらいは聞く」と、神林に言葉を掛けました。



藤巻が研究室に戻ると、白鳥が、ラボの藤巻の席に座っていました。


藤巻にコーヒーを渡す、白鳥の元には「ギフト」があります。


藤巻は思い切ってコーヒーを飲みます、もう、白鳥から逃げられない事は分かったから「いっその事殺してほしい盗聴器だって、もう1つある事を知っている、もう、これ以上人を殺したくありません!」と叫び、2つ目の盗聴器を見せると、驚く白鳥。


それは、白鳥が、本坊に付けさせた物では無かったのでした。


その直後「ギフトの創造者」を名乗る犯人から藤巻に電話が。


機械音声で「アルカナムでのギフトの取引を中止しろ! 従わなければ病院の患者にギフトを贈ると言い「信用出来ない!」という白鳥に、601号室の板橋芳子という患者で「オクトセブン」の威力を見ろという犯人。


藤巻と白鳥が病室に駆けつけると、板橋芳子は

昨夜亡くなっていて、その首筋には「ギフト」の被害者同様の黒いシミが出来ていました。



第6話は、ここまで。




後半には、ヘタレたものの、顕微鏡しか見られなかった藤巻が、遂に本気を出しました。


「藤巻、まさかの闇堕ち?」と、一緒、思ってしまいました(苦笑)。



麻帆と郡司に裏切られ、それでも、麻帆に、まだ愛情が残っていた事を知った藤巻は「これからもギフトの魔の手から、麻帆の命を守らなければならない!」と思ったのかもしれませんね。


「もう麻帆の事は、もうどうでもいい!」というやさぐれた気持ちも、藤巻の本音でしょうが、だからと言っても、やはり藤巻にとっては、やはり家族でしたね。



そして、ラストには、遂に、真犯人(?)の「ギフトの創造者」が現れました。


2つ目の盗聴器を仕掛けたのは、果たして誰?


電話があったタイミングから察すると、盗聴している人物=「ギフトの創造者」を名乗る人物だと容易に想像出来ます。


そして、藤巻のラボや、愛宕元総理を始め、安田勝さん、601号室の板橋芳子さんの病室に出入りしても、不審がられない人物である事も推理出来ます。



となると、1番疑わしいのは、小野花梨さん演じる、奈良茉莉か?


2つ目の盗聴器は、今回、藤巻の研究室を片付けていた時に仕掛けたとも考えられますが、そもそも、ラボに鍵を付ける前は普通に入れた筈で、奈良なら、あの部屋に出入りしていても、特に不審がられる事も無かったのでは?



ギフトの変異株の「オクトセブン」は、オクト=「8」と考えると「87=はな=花」とも読めるので小野花梨のヒントなのでは?


ただ、もし、真犯人が、奈良だとしたら、本来の目的が分かりません(泣)


ただの「サイコパス」だったで、片付けて欲しくないです。


果たして、真犯人は「奈良?」。


それとも、全く別の誰かでしょうか?



次回からは、白鳥も犯人を探す側に立ち、琴葉の命を盾にして、神林を使い、本格的な犯人探しが始まりそうです。


白鳥が、まだ嘘をついている可能性もありますし郡司は鶴下の仇でもあり、自分が理事長になる為には、邪魔な白鳥を潰そうと暗躍するのではないか?とも思ってます。


来週の展開も楽しみですね。