2月14日の夕方から、寒気と節々の痛みを感じ、

夜中には38度5分を記録し、インフルエンザか?

はたまたギフトを盛られたか?(苦笑)と、かなり焦りましたが、翌日、病院で診療を受けると、まさかの2回目のコロナ罹患(泣)



という訳で、2月15日の21時から、反町隆史さん・波瑠さん主演で、TV朝日系で放送されました、木曜ドラマ「グレイトギフト」の第5話は、遅ればせながら、TVerにて鑑賞させて頂きました。


それでは、第5話のネタバレ&個人的感想を。




反町隆史さん演じる、病理医の藤巻達臣が発見した、謎の殺人球菌「ギフト」を、筒井道隆さん演じる、本坊巧事務長が盗み密売。


藤巻の知らない所で「ギフト」がビジネス化されてしまっていました。


本坊の狙いは、倉科カナさん演じる、クラブ「アルカナム」のオーナーの杏梨。



しかし「ギフト」を独占し、理事長の座に登り詰めたいという野望を持つ、津田健次郎さん演じる郡司博光は、本坊の取引相手の、高橋光臣さん演じる経営コンサルタントの君島学と、その部下を「ギフト」で殺してしまいます。


藤巻と本坊の弱みを握った郡司は、2人に忠誠を誓わせます。

目の前の殺人もどうする事もできなかった藤巻。


郡司は、杏梨に頼み、遺体の処理を、市川知宏さん演じる、立花に任せます。


目の前の惨事にも、まるで動じない杏梨。


自分は、ただ、郡司のお酒を出しただけだと、本坊に告げるのでした。


君島達が先に飲んでいた酒に「ギフト」が入っていたのに直ぐに死ななかった理由は、郡司が、水溶性のカプセルに入れた「ギフト」をウイスキーのボトルに忍ばせていたからだと分かります。


カプセルが溶ける頃合いを見計らい、郡司が、君島達に酒を注いだというのが真相でした。


「こういう事はよくあるのか?」と聞く本坊に、杏梨は「お客様が困っていたら、全力で力添えする」と不敵にも微笑みます。


郡司から、新たなギフトの培養を命じられた藤巻は逡巡します。


とは言え、従わなければ、妻・麻帆の命が狙われます。



杏梨に狂信的な片想いをしている本坊は、本命が郡司だと知って一念発起します。


波瑠さん演じる、久留米穂希に全てを話し、藤巻と、久留米と共闘関係を結びます。


郡司の狙いは白鳥を失脚させて、自分が理事長の座に収まる事。


教授選にスキャンダルはまずい、郡司の不倫相手を見つけてそのネタを切り札に反逆しようと持ちかけます。


しかし、その頃、郡司は、スキャンダルは、もちろん、ギフトの事で危険が及ばないとも限らない不倫相手の看護師長、片山萌美さん演じる、鶴下綾香と距離を置き始めていました。

一方、尾上松也さん演じる、警視庁の神林と、濱正悟さん演じる、月足は、立て続けに死んだ、政財界の3人、または周辺人物と、その直前に接触していた君島に目をつけますが、君島は行方不明に。


被害者の解剖の資料を見ていた神林は、首筋の右側の「黒いシミ」という共通点に気づきます。



一方、藤巻と本坊は、郡司の不倫相手を探して脅迫しようと画策します。


郡司の不倫相手は、看護師長の鶴下だろうという小野花梨さん演じる、奈良茉莉のカンを頼りに、郡司と鶴下の尾行を始めますが、2人が接触する様子は全くありません。


「ギフト」の出荷日が近づいていますが、麻帆の命は、郡司に握られたまま。


藤巻が葛藤する中、麻帆の退院日が決まります。


退院すれば、麻帆は安全になると、ほっとした瞬間、白鳥に呼び出され「郡司が裏切っているのではないか?」と詰問されます。


嘘がバレれば麻帆が危ない、正直に答えれば郡司が殺される。


悩んだ挙句、藤巻は「何の事か分からない」と答え、白鳥は「残念です!」と返しますが、藤巻は急いで郡司に「白鳥が、郡司先生の裏切りに気づいています!」と報告します。



藤巻は、白鳥の魔の手から妻の麻帆を守る為「転院を勧めて欲しい」と郡司に頼むと「理屈に合わない、とてもじゃないが、説得出来ない!」と断る郡司でしたが、それならば「院内不倫をバラす!」と脅しを掛ける藤巻。


「まさか麻帆との関係に気づいていたのか?」と狼狽する郡司でしたが、それは誤解でした。


退院支度をしている麻帆の病室を訪ねた郡司。

抱きついて喜ぶ麻帆。


郡司は鶴下だけでなく、麻帆とも不倫関係にあったのでした。


退院の準備をしていた麻帆は「旅行に行きたいね!」と郡司に話しかけます。


しかし、郡司は「藤巻が不倫に気づいている」と言い、転院を勧めます。


その会話を病室の外から藤巻が聞いていました。


麻帆は記入済みの離婚届を差し出します。


「貰った命を自分の為に使いたい、自分で働いて好きなように行きたい、満開の桜を見に行ったり好きなパンを遠くまで買いに行ったり」と、藤巻に訴えます。


そこに、藤野涼子さん演じる、娘のあかりが退院祝いのケーキを持って病室に入って来ました。


あかりは、離婚の事も、郡司との不倫の事も知っていたのでした。


「お父さんは家族に興味がなかったし、好きに生きてきたんだから、お母さんも自由にしてあげて!」と言う、あかり。


藤巻は離婚を了承し、家は、自分が出ていくと静かに答えた藤巻でしたが、病室を出て、院内から出た瞬間、離婚届を捨てて走り出します。


それを、拾ったスタッフから取り返したものの、噂は直ぐに広まります。


奇声を発しながら走っていく藤巻を遠巻きに見ている鶴下。


郡司と麻帆の様子を見て、2人の関係を確信した鶴下は、郡司を信じようと思った気持ちを踏みにじられ、白鳥の下へ。


郡司先生が、白鳥先生を殺そうとしています」と告白し、鶴下は「急性心不全を起こす魔法の薬で

郡司を殺す、魔法の薬を渡さないと、知っている事を全部バラす!」と白鳥を脅します。


「ギフト」のビーカーを1本渡す白鳥でしたが、何故か、不敵な笑みを浮かべていました。


一方、妻から離婚を切り出された藤巻は、ずっとラボに籠っていました。


ラボの中で暴れた為、部屋の中も、めちゃくちゃでした。


「こんなに取り乱すなんて?」と、想定外の自分の姿に驚いていると、鶴下から電話が入ります。


「藤巻先生の気持ち、良く分かります」と言う鶴下。


「彼と麻帆さんの事、なんとなくは気付いていたんです、でも、認めたくなくて。そんなこと絶対ないって」と続ける鶴下。


「僕は何も気付きませんでした」と答える藤巻。


「これから復讐します、藤巻先生にはお伝えしておこうと思います、手に入れたんです、素晴らしい『ギフト』」と言う鶴下。


「藤巻とは同志だ!」と言い、電話を切ります。


藤巻は、彼女も「ギフト」の存在を知っていたってことか? どこから手に入れたんだ?」と、訝しみます。


「でも、もうどうだって良い」と、一瞬そう思った藤巻でしたが、自分のネームプレートを見て

「自分は医師だったよな」と思い、郡司の下へと飛び出して行きます。


水を飲もうとした郡司を止め「鶴下さんから電話があった」と告げます。


「なぜ、お前に?」と問う郡司。


「俺と同志だからって」と言う藤巻。


「俺じゃない!」と郡司は言い、鶴下の狙いが自郡司ではなく、麻帆だと気づき、麻帆の病室に駆けつける2人。


その頃、鶴下は、麻帆が、食前の薬を飲む為の水に「ギフト」を入れ「最後の晩餐」だと食事を出します。


復讐を遂げられたと思ったその瞬間、白鳥が本物の「ギフト」を筋肉注射しました。


「あれは?」と訪ねる鶴下。


「蒸留水です」と答える白鳥。


「鶴下さんは多くを知りすぎた、そして精神的にも不安定、こういう事は、郡司先生がやっていたのですが、患者を殺そうとした人間を殺すのなら罪の意識がなくなる」と答える白鳥。


「それに、郡司先生に、鶴下さんは殺せないでしょうから」と、自ら手を下したのでした。


鶴下は「白鳥のクソ野郎を殺して!」と郡司に伝えてと、白鳥を睨むと倒れます。


白鳥は、しらばっくれて心臓マッサージを始め、駆けつけた郡司も、人工呼吸を施しましたが、無駄でした。


首筋の右側の「黒いシミ」を見て絶叫する郡司。


呆然と立ち尽くす、藤巻。


その姿を遠くから眺める、警視庁の神林。



翌日、病院に出勤して来た白鳥に、神林は「鶴下の首筋の右側の黒いシミと、腕にあった、小さな刺し傷を念入りに調べたが、何も異常は見つからなかった、事件性はない」と白鳥に報告。


安堵する白鳥。


しかし、神林は、白鳥に「あなたが殺したんですね?」と問いますが、白鳥は、琴葉の手術をダシにし、はぐらかします。



「鶴下の事を愛していたのなら、どうして麻帆と?」と言う藤巻の問いに「2人を同時に愛する事もある」と答える郡司。


「白鳥に復讐するのはやめてくれ!」と頼む藤巻に「お前は何も分かっていない!」と言うと、郡司は藤巻を理事長室に連れて行きます。


理事長室には、本坊や杏梨も来ていました。


しかし、白鳥が「ここに居るのは、志を同じくした仲間だ!」と紹介した中に、なんと、久留米の姿もあったのでした。


「みんなグルだったのか?」と、疑いを深める藤巻。


第5話は、ここまで。



麻帆と郡司の不倫は、かつて、恋人同士だったと最初から言われていたので、想定内という感じでした。


麻帆を郡司から守る為に郡司の不倫相手を突き止めようとしていた藤巻は、最悪のシチュエーションで真実を知る事になってしまいましたね。


あまり関心がなかったとはいえ、藤巻にとっては大事な家族。


しかも目の前で裏切られていたのは、さすがに

ショックだったのでしょう。


しかし、いくら何でも鈍すぎます。


更に、郡司が麻帆を殺す筈など考えられないのに一体、何の為に、郡司の言いなりになっていたのやら?


そして、郡司のもう1人の不倫相手だった、看護師長の鶴下さんの死。


これも、衝撃でした。


女同士の嫉妬の怖さを、まざまざと見せつけられましたね。


しかし、何食わぬ顔で「ギフト」を注射する、白鳥理事長も恐ろしい。


この病院、あまりにも不審死が多すぎます。


そして、衝撃のラスト!


久留米は、本当に白鳥に取り込まれてしまったのでしょうか?


真実を知る為に、白鳥に取り込まれたフリをしているのだと信じたいのですが、果たして真相は?


次回、第6話からは藤巻の逆襲が始まります。


予告編を見ると、藤巻が、人の目を見るようになっています。


次回以降、絶望から立ち上がる、藤巻の行動に期待が高まりますね。


来週も楽しみです。