先日、2月8日の21時から、TV朝日系にて放送されました、反町隆史さん主演の木曜ドラマ「グレイトギフト」第4話のネタバレ&個人的感想を。



反町隆史さん演じる、明鏡医科大学付属病院の病理医・藤巻達臣が発見した殺人球菌“ギフト“。


そして“ギフト“を使った、院内での連続殺人に、執拗なまでの興味を示す、波瑠さん演じる、検査技師の久留米穂希。



「藤巻先生が好きだから、放っておけないんです!」と言う、久留米からの突然の『告白?』に、妻子ある藤巻は戸惑いを隠せず「不倫は倫理的では無い」と、やんわりと断りを入れます。


しかし、久留米は「藤巻を、人として好き」と

『好き』という言葉に恋愛感情が無いという事を明かし、藤巻を、少しガッカリさせます。


藤巻は、有能な久留米にギフトの培養と、謎の解明への協力を依頼します。



殺人球菌である“ギフト“には、2週間という寿命の制限があり、藤巻は“ギフト“に対する「特効薬」の開発に着手します。



一方、院内では「藤巻と、久留米の関係が、恋愛に発展しているのでは無いか?」という噂が飛び交い始めていました。



謎の真犯人が持ち込んだ“ギフト“を悪用して、邪魔者を次々と消し、権力の階段を上り続ける、佐々木蔵之介さん演じる、新理事長の白鳥稔は、自らの裏の顔を知る藤巻と、津田健次郎さん演じる心臓外科医の郡司博光を教授に任命。


早々に大学病院の改革にも着手し、理想の医療を追及して行く白鳥の姿を見て、藤巻の葛藤は、より一層膨らんで行きます。


確かに白鳥は医師として優れた腕を持つ人物ですが、白鳥のやり方は、時に人の命を軽視しているようにも見え、藤巻は“ギフト“を使わなくても、理想の医療を実現出来る筈だと考え「より多くの人を救う為に行なわれる殺人は、果たして正義なのか?」と悩みます。


その矢先、藤巻の元に、白鳥と郡司から“悪報”がもたらされます。


政財界の大物が3人、立て続けに急性心不全で、死亡したという知らせでした。


しかも、その原因は、ほかならぬ“ギフト“。


突如として、院外で広がり始めた“ギフト感染”が謎の真犯人によるものか?


または、藤巻が培養したギフトが盗まれたのか?


まさか、藤巻自身が使ったのか?と推理する、白鳥と郡司。


藤巻が培養していた“ギフト“を調べると、全て、偽物に変えられていた事が判明。


政治家ら、3人の死は、藤巻が作り出したギフトによって行なわれていたのでした。 


藤巻は、ギフトを知る久留米に疑いを掛けますが久留米は犯人探しに協力する事を申し出ます。


しかし、藤巻は久留米を“ギフト“に巻き込みたくない思いに駆られます。



ギフトを盗み出したのは、研究室の合鍵を持っている、筒井道隆さん演じる、事務長の本坊巧だと気づいた藤巻は「アルカナム」に行き、本坊から真相を聞き出します。



「藤巻の動向を知りたい」と言う、倉科カナさん演じる、安曇杏梨の頼みを聞き入れた本坊は、藤巻の研究室に録音機を仕掛け、“殺人球菌ギフト”の存在を知ったのでした。


本坊の言葉に、藤巻は愕然とします。


本坊は、その事を杏梨には伝えず、彼女の理想の男になる為に大金を稼ぐ手段として“ギフト“を1本・500万円で横流ししたと言います。


本坊は、もし、従わなければ「久留米が“ギフト“の製造に関わっている事を白鳥に暴露する」と脅迫し、藤巻にビジネス・パートナーとして、本坊の野望の為に“ギフト“を増産するように持ちかけます。 



そして、必要ならば、白鳥と直接対決し『闇の帝王』になると豪語する本坊。


そんな2人の会話を、郡司も「アルカナム」に居て盗み聞きをしていました。


藤巻が久留米を庇っている事を知った郡司は、藤巻が、そこまでして、久留米を守ろうとしているという事に驚きつつも“ギフト“を自分に渡し、本坊に要求された“ギフト“は偽物を渡し、自分に“ギフト“の本物を渡すように要求します。



その夜、明日海りおさん演じる、妻の麻帆の病室にプリンを届けた藤巻は、妻から「結婚当初からプリンは好きじゃない!」と何度も告げた事や、プリンを口実に、無理に病室に来られる事は、迷惑だと言われてしまいます。



ついに「離婚」を切り出されるのではないか?と怯えていた藤巻は、久しぶりの妻からの小言に驚きますが、「ごめん、明日からゼリーにする」と妻の意を介さない言葉で返してしまい、「とにかく、あなたに無駄口叩ける位、元気になったって事、もう無理に来なくて全然良いから!」と拒絶されます。


後日、郡司に指示された通り、本坊に偽物の“ギフト“を渡した藤巻の元に、本坊から連絡が入り、

転売相手に“ギフト“が、偽物だと知られてしまい命の危険に晒されている本坊を助ける為、慌てて

“ギフト“を培養し「アルカナム」に持って行く、藤巻。


すると、藤巻を追って、郡司が現れた事で、形勢が逆転し、本坊に代わり、郡司が取り仕切る事になります。


高橋光臣さん演じる、転売相手のコンサルタント会社経営の君島隆に、1本・1000万円でどうか?と交渉する郡司。


交渉が成立し、君島から乾杯を持ちかけられた郡司は、酒に“ギフト“が仕込まれているのでは無いか?と疑い、相手に酒を注いで、先に飲むように促します。



君島と部下が言われるがまま、先に酒を飲み、1分後、郡司が仕込んだギフトによって、急性心不全に。


「いつの間に“ギフト“を仕込んだのか?」と、驚愕する藤巻。


郡司は「今回の事は、白鳥理事長には報告していない」という事や「2人の殺害は、自分の独断で行った事」だと明かし、これからは、本坊と藤巻を支配下に置き、白鳥を理事長の座から引きずり落し、自らが理事長になると宣言。


「誰が本当の闇の帝王かな?」と質問し、2人に自分への忠誠を誓わせるのでした。



同じ頃、警察では、政治家ら3人の死は、日本の要人を狙うテロでは無いか?と捜査を始めていました。


尾上松也さん演じる、警視庁の刑事の神林は、一連の事件の被疑者である白鳥が、娘の主治医となっていました。


神林の娘は、国内外でも10件しか無い、難しい手術が必要で、その内の3件は白鳥が成功させていました。



白鳥に、一刻も早くオペを勧められますが、娘は白鳥先生を信じるというが、神林自身は、決断に迷っていて、決断を躊躇してしまいます。


第4話は、ここまで。



今回の第4話の展開は、本坊と郡司が、あまりにクズすぎて、白鳥の方が、少しマシに思えてしまう展開でした(苦笑)


杏梨を手に入れる為だと、いつも通り、穏やかに笑いながら話す本坊と、簡単に白鳥を裏切り、簡単に人を殺し、強気な郡司。


この2人、救いようの無いクズです。


これからの展開で、本坊・郡司共に“ギフト“により、消される予想が見えました(笑)


今回、ゲスト出演された、高橋光臣さん、まさかの秒殺には驚きました。


高橋光臣さんのあまりに贅沢な使い方(苦笑)


真犯人は、やっぱり杏梨?


久留米が“ギフト“に拘る理由は?


そして、神林は、娘の手術を白鳥に託すのか?


まだまだ謎が多いですが、これからの展開が楽しみすぎます。