先日、11月12日の22時から、堀田真由さん・萩原利久さん主演で、TV朝日系で放送されました、日曜ドラマ「たとえあなたを忘れても」の第4話
「溢れだす、それぞれの過去」のネタバレ&個人的感想を。
萩原利久さん演じる、空のキッチン・カーにやって来た、堀田真由さん演じる、美璃。
空は、前夜、美瑠にキスした事を「友達って言われてたのに勘違いしちゃって」と謝ります。
その様子を見ていた、岡田結美さん演じる、藤川紗菜は美璃に「傷つくのが嫌で、後で忘れられるのが怖いのなら、友達のままでいれば良いのでは?」と言います。
そして、2人で見守っていこうと提案します。
空は、紗菜に、自分が、解離性健忘の治療をした事があるのかを尋ねます。
空は、記憶を失くす前は、何を考えていたのかもあるが、人を傷つけるのは、もっと厄介だと考えるようになっていたのでした。
美璃は、記憶障害を持つ、畑芽育さん演じる、宮下茜と病院で会い話します。
美瑠は、風間俊介さん演じる、いとこの心療内科医の遠山保に、病院でのピアノ・コンサートを開催するように勧められます。
茜と美瑠は、好きな人の話になり、空は、記憶障害があり、発作が起きたら、全部リセットされてしまうことを話します。
茜は「どっちが辛いんやろね? 忘れる方と、忘れられる方と」と言います。
その頃、遠山保の元を、高橋ユウさん演じる、高校時代の恋人、古賀百合江が訪ねて来ます。
まだ、保が結婚していない事を心配する、百合江でした。
ある日、空のキッチン・カーに、檀れいさん演じる、母の理佐子が訪ねて来ます。
そこで、美璃のコンサートの話になり、美璃は、理佐子の家に誘われます。
理佐子は、空が、高校生の時、ギター弾いていた事、大学で、数学を専攻していた事を、美瑠に話します。
美璃は、保から聞いた話として「空の記憶喪失には、思い出したくない出来事が関係しているかもしれないのでは?」と、理佐子に聞きますが、理佐子は「そういう事もあるのかも? でも、起きた事は起きた事、過去に戻って助ける事は出来へんから」と言います。
ある日、空と紗菜は、早い時間に店を閉め、美璃と食事をします。
空は、美璃が話していた、カウンセリングを受けてみようかと話します。
過去に試した事を知る紗菜は、気乗りがしませんが、空は頑なでした。
病院へ行き、保に会うと、空は催眠療法を試してみたいと願い出ます。
思い出したくない事で、精神が不安定になる事があると言う保でしたが、催眠療法では、何も分かりませんでした。
「自分には家族も居ないんじゃないか?」と不安になる空に、美璃は「家族はいるよ、見守ってくれてる、空は1人じゃないんだよ!」と、空に、母であるという事を隠していた、理佐子に会わせる為、理佐子の家へ連れて行きます。
理佐子は空に「私がお母さん、でも、今まで通りお店のお客さんで良いから」と言う理佐子。
「空は、小・中・高と、バスケ部で、応援によく行っていたの!」と話すと、過去のアルバムを見せて欲しいと空は言います。
空は、父について理佐子に尋ねますが「仕事で、ちょっと遠くに行っている」と説明する理佐子。
空の父は腕のいい旋盤工で、引っ張りだこだと言います。
理佐子の家で、美瑠と理佐子と、大好物の唐揚げを食べて喜ぶ空。
理佐子は「いつでも来てね。あんたの家やから」と言います。
「また来ます。必ず」と空は答えます。
空は、母に会わせてくれた美璃に感謝します。
「俺、すごい助けられてる、美璃がおらんとダメかも? 俺にとって美璃は」と言い、美瑠は空に
「いい友達でしょ?」と言い、空は美瑠に、キスをしようとすると、風が舞い、空き缶が理佐子の家のアパートの階段を転がって来ます。
その瞬間、空は、父の記憶の断片が蘇り、父と揉み合いながら、階段を転げ落ち、血まみれの父と自分の姿を思い出して走り出してしまいます。
美瑠は懸命に、空を追いかけますが、空に追いつく事が出来ません。
そこへ、紗菜が通り掛かり、美璃が紗菜に事情を説明します。
すると、紗菜は、もの凄い剣幕で、美瑠に「ひょっとして、全部思い出したんちゃうの? 何で、そんな、余計な事を、思い出さん方が良い事もあるのに」と言い、更に「それで、今までやって来たのに、あの子が死んだら、あんたのせいや!」とキツい口調で言います。
第4話は、ここまで。
今回の第4話では、母の理佐子に会った空は、父との記憶を思い出して、走り出してしまいましたね。
しかも、階段を転げ落ち、血まみれの2人、
一体、2人の間に何があったのでしょうか?
保が言った「思い出したくない過去が、記憶障害に繋がっていると言う伏線が、次回、いよいよ回収されそうな予感です。
それにしても、紗菜の剣幕は、凄かったですね。
個人的には、茜ちゃんが美瑠に言った「どっちが辛いんやろね? 忘れる方と、忘れられる方と」と言うセリフが、胸に刺さって、切なくなりました。