9月15日の金曜日の夜、L-Magazine社さんからチケットのご招待を頂き、21時開演のアンダーグラフの初のBillboard Osaka Liveに参戦して来ました。


彼らが、まだ、アンダーグラフと名乗る前、城天で、偶然、彼らの演奏を見た事があり、ボーカリスト.の真戸原さんの声が、個人的に好きな声質でしたので、何となく気になりました。

その後、アンダーグラフとして、デビューされ
「ツバサ」が大ヒットした時は、驚きと嬉しさの両方を感じました。

今回、初のBillboard  Liveだったと、真戸原さんは仰ってましたが、熱いボーカルと、アクセル全開のパフォーマンスは健在でした。

ベスト・アルバムを1枚持ってるだけでしたので最近の楽曲を知らなかったので、ちょっと不安でしたが「19周年記念Live」と銘打たれただけあり知ってる楽曲が満載の最高のLiveでした。

もちろん、代表曲の「ツバサ」・「風を呼べ」もしっかり演ってくださいました。

真戸原さんが、大のタイガースファンなので、タイガースの18年振りのリーグ優勝の翌日という、タイムリーなLiveになりました。

記念すべき、Billboard Osaka Livのオープニング曲は、ラジオ番組「ラジオ・チャリティー・ミュージックソン」のサポート・ソングに起用された「おんなじキモチ」でスタート。

演奏サイドと、オーディエンス・サイドが、オープニングから「おんなじキモチ」になって始めたいという、真戸原さんの想いが詰まった、温かいライブのスタートになりました。

そして「変わり続ける景色、変わらない君の声」という、キャッチ・コピーがつけられた、セカンド・シングル「君の声」。

オーディエンスの反響も高まって、3曲目に放たれたのが「人は、ツバサを持つと、自由になれるのですか?」とのキャッチ・コピーがつけられた、大ヒット曲「ツバサ」。

早くも会場の熱気は最高潮に。

そして「GyaO」の開局1周年・完全オリジナル・ドラマ「私の頭の中の消しゴム アナザー・レター」の主題歌で、アンダーグラフ自身が、レギュラー出演していた、ラジオ番組「アンダーグラフのオールナイトニッポン」のエンディング・テーマだった「真面目過ぎる君へ」を。

この曲は、インディーズ時代に、ベーシストの中原さんが、先輩に、こっぴどく怒られて凹んでいる姿を見て書いた楽曲だったと、真戸原さんが、MCで語られてました。

途中のMCでは、19周年を変わらずに、メンバーと、オーディエンスの皆さんと一緒に、初めてのBillboard Osaka Liveという、最高の環境で迎えられた喜びを語られ、奇しくも、タイガースの18年振りのリーグ優勝の翌日に地元の大阪でLiveを演れてるという事にも触れ、大喜びされて、感謝の思いを現されてました。

中原さんが、高級寿司店に行ったという、エピソードは残念ながら、時間の都合上、割愛され、20周年Liveに持ち越し(?)されました(笑)

その後は、 チョン・ウソンさん、ソン・イェジンさん主演の韓国映画「私の頭の中の消しゴム」の日本語版イメージ・ソングに起用された、サード・シングル「遠き日」を。

演奏後に、ドラマーの谷口菜穂子さんと、真戸原さんの出会いのエピソードを真戸原さんが披露。

真戸原さんが、大学生の頃「寝屋川に、天才中学生ドラマーが居る!」という噂を聞き、真戸原さんは、枚方から寝屋川へ赴いたそうです。

真戸原さんの頭の中では「天才ドラマーって言うても、所詮は中学生、中学生レベルの天才って事やろう〜!」と思いながら、谷口さんに会い「ほな、ちょっと叩いてみて!」と言い、それに応えて、谷口さんがドラムを披露すると、その技術の高さに驚いたという事でした。

それから、谷口さんの高校の卒業と同時に、真戸原さんらは東京へと向かい、現在のアンダーグラフが誕生したという事でした。

そのエピソードを受け、谷口さんが、ボーカルを取る「旅する花の物語」を披露。

この曲は初めて聴きました。

そして、今年の6月に発表された、ミニ・アルバム「音響レジリエンス」に収録されている「これからを」を披露。

この曲は、以前、アンダーグラフの皆さんが出演された、ミュージックバード系のラジオ番組で聴いた事がありました。

そして、この日2度目の盛り上がりの瞬間を迎えます。

アンダーグラフ史上、最速のテンポを誇る、人気アニメ「弱虫ペダル」のエンディング・テーマに起用された「風を呼べ」を、ここで披露。

この曲は、まさに、スピード感あふれる「弱虫ペダル」の世界観が、余す所なく表現されていて、聴く人、全てに「風を味方に、明日に向かって、希望を持って欲しい!」という、真戸原さんの熱いメッセージが込められた楽曲でした。

そして、真戸原さんの地元でもある、大阪府・枚方市を本拠地としている「V.LEAGUE」に所属する「Panasonic PANTHERS」の応援ソング「parabola ~更なる高みへ~」を披露。

この楽曲は「バレーボール」という、繋ぐ事を大切にしたスポーツをテーマに、敵と味方が、身体の接触が無いにも関わらず、躍動感があるという、その部分をクローズ・アップし、PANTHERSに、更なる強さ、高みを目指して欲しいという思いで制作された楽曲です。


そして、真戸原さんが「今までの、アンダーグラフのイメージを良い意味で壊したい」という思いから制作された、サード・シングルのC/W曲「パラダイム」を披露。

そして、本編ラストでは、真戸原さんが「ラオス」などの海外をギターを持って訪れ、現地の人や青年海外協力隊とのふれあいの中から生まれた
「人」という楽曲を披露。

この曲も初めて聴きましたが、真戸原さんの真摯な姿勢が思いっきり込められた、良質のメッセージ・ソングです。

BillboardでのLiveが初めてのアンダーグラフの皆さんは、この曲で終わりだと思っていたようでしたが、オーディエンス・サイドからの「アンコール!」の声を受け「会場の方がOKなら!」と、普通なら、一旦、ステージを降りて、楽屋に戻られるんですが、ステージ上にメンバー全員が残ったままで、会場の方のOKが出るのを待って、アンコール曲を決めるという、まさに「初ライブ、あるある」の想定外の状況になり、会場内のムードも一段と和やかに。

ようやく決定した、アンコール曲は、第1部で演奏したという、9枚目のシングルの「心の瞳」を。

この曲は、アーティスト印税の全てが、認定NPO法人「世界の子どもにワクチンを日本委員会(JCV)」に寄付されたというエピソードがあります。


真戸原さんの人柄の良さと、特徴的な声質に、谷口美穂子さんの巧みなドラミングと、不思議ちゃんキャラ的なボーカルが、とても素敵でした。


アンダーグラフ初のBillboard OsakaLiveは、アンコールを含め、全12曲。

約80分超えの圧巻のステージでした。

「表面的でない、心の奥にある喜怒哀楽を形にした、音楽を創っていく」をコンセプトとしているアンダーグラフの全てが表現された、素晴らしいLiveでした。


アンダーグラフの皆さん、Billboard Osakaのスタッフの皆さん、最高の一夜をありがとうございました〜!

やっぱり、Liveは最高です。

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