今日は、MR.BIGのベーシスト、Billy Sheehanのお誕生日なんです。


今回の個人的アルバム・レビューは、2001年に発表された、Billy Sheehanのソロ・デビュー・アルバム「Compression」を。


Pat Regan・プロデュースによる、Billy Sheehanのファースト・ソロ・アルバムとして発表されました。


SKY PerfecTV!「PARTY DUDE!」のエンディング・テーマに起用された「All Mixed Up」他、全12曲を収録。


Terry Bozzio(ドラム)・Steve Vai(ギター)が、ゲスト参加されています。


Billy Sheehanと言うと、「Dave Lee Roth」や「MR. BIG」を思い浮かべる人が多いと思いますが、実は、Billy Sheehanは、結構、渋い60'sや70'sのロックにルーツを持っています。



このアルバムの楽曲達は、「古き良きロック」に「ZZ TOP風な、タテノリ」テイストを合わせたような感じで、素敵な曲が多いです。


Richie Kotzen在籍時のMR. BIGにも通じる雰囲気です。 



演奏については、ベーシストなので、当然ながらベース弾きまくりですが、あくまでも楽曲主体です。 



「派手さ」や「分かりやすさ」を求めるリスナーの方には、ちょっと物足りないかもしれません。

 


また、ボーカルは、MR.BIGのアルバムなどで、お聴きの通り、やはり上手いです。

 


彼の声は、独特な枯れたテイストの声質をしています。



個人的に、枯れた声が好きなので、僕的には、大満足です。



このアルバムで独特なのは、バリトン・ギターを全編で使用しているという事です。 



バリトン・ギターは、普通のギターより、1オクターブ低く、ベースの1オクターブ上の音を出します。 



なので重心が、かなり低いアルバムだと言えますので、最初は違和感が強いかもしれません。



「Billy Sheehanファン」に、オススメのアルバムです。 



 個人的な、お薦め曲は、「Bleed Along The Way」・「Oblivion」・「Something's Gotta Give」・「Chameleon」・「Perfect Groove」・「One Good Reason」に、日本盤Bonus track

「Wear Away The Stone」です。










収録曲


  1.Bleed Along The Way


  2.Oblivion


  3.Something's Gotta Give


  4.What Once Was...


  5.Chameleon


  6.Perfect Groove


  7.One Good Reason


  8.Three Days Blind


  9.Caroline


10.All Mixed Up


11.Feed Your Head


12.Wear Away The Stone (Bonus track)