今日は、岸谷香さんのお誕生日なんです。
今回の個人的アルバム・レビューは、1994年に発表された、岸谷香さん(当時・奥居香さん)のファースト・ソロ・アルバム「Renaissance」を
プリンセス・プリンセスの活動と平行して制作されたアルバムなんです。
ストリングスから始まる、このアルバムは、奥居香さんの新たな音楽世界の始まりを感じさせてくれます。
プリプリのようなロックではなく、フュージョンテイストのシティ・ポップです。
このアルバムの、6曲目に収録されている「奇跡の時」という楽曲は、三浦友和さん、秋野暢子さん主演のTBS系のドラマ「オトコの居場所」の主題歌に起用されましたので、ドラマをご覧になられていた方は聴き覚えがあるのでは?
かつて、FM東京系で、日曜日の午後1時頃から、奥居香さんが、パーソナリティの番組が放送されていて、その番組中で、このアルバムの収録曲が度々OAされていて、お洒落で、カッコ良く感じて購入。
このアルバムが、何故、お洒落で、カッコ良いかと申しますと、奥居香さんの伸びやかなボーカルが素晴らしいというのもあるのですが、何といってもアレンジと、バックのミュージシャン陣の演奏が最高なんです。
それも、そのはず、全編、笹路正徳さんのプロデュース&アレンジの生演奏。
バックのミュージシャンは以下の面々。
笹路正徳さん(Key)・岡沢章さん(Ba)・渡嘉敷祐一さん(Dr)・土方隆行さん(Gt)という、1980年代のフュージョン・シーンでも活躍し、ジャパニーズ・ポップスを蔭で支えた、錚々たるメンバーに加えて、篠崎ストリングスの数原晋さん(Tp)を筆頭とした、ブラス軍団という、超豪華メンバーなんです。
このメンバーで,お洒落で、カッコ良く無い訳が無いですよね!。
機会がありましたら、是非共、ご一聴を。
収録曲
1.Mercy
2.VANISHING
3.帰り道
4.スリル・イズ・ゴーン
5.あなたがそばにいる理由
6.奇跡の時
7.天使とピストル
8.曇りのち雨
9.ある朝魔女になってたら
10.恋は素晴らしい
11.水の鏡