今日は、元・JAY-WALKのボーカリスト、中村耕一さんのお誕生日なんです。



今回の個人的アルバム・レビューは、1986年に発表された、J-WALK(当時)の通算5枚目のオリジナル・アルバム「ÓVAL MIND」(オーバル・マインド)を。


「第1期・J-WALK」としての、最後のアルバムでした。


哀愁が効いた、ハード&メロディアスな、AORサウンドを展開した名盤です。


「哀しみのカタストロフィ」は、「JUST BECAUSE」と、同じ雰囲気を持った、「切ないバラード」の名曲です。


中村耕一さんの沈痛なボーカルが最高に胸に沁みます。


「青春のモノクロームムービー」は、ミディアムテンポのバラード。


「炎の戦士」は、オーストラリアン・フットボールのテーマ曲で、ハード・ロックに徹した、スリリングな楽曲。


「パラダイスロード」は、彼らのハード・プログレっぽい、ドラマティック・スリリング・メロディアス路線の名曲。


他にも、「海鳴りの詩」、MBS・TBS系「地球発22時」のテーマ「ジム・シャピロのテーマ」他、全11曲を収録。


このアルバムを最後に、スライド・ギタリストの近藤敬三さんと、曲作りのキーマンだった、ベーシストの長島進さんが脱退し、音楽性が「パワフル&メロディアス」路線から、「美メロ・ロック路線」へと変貌していきます。 










収録曲


  1.青春のモノクローム ムービー 

(MY YOUTHFUL DAYS)


後に、9枚目のシングル「誰にも言えない真夏のLOVE」のC/W曲として、シングル・カット。


  2.哀しみのカタストロフィ (KATASTROPHE)


  3.夢の通い路 (YUME NO KAYOIJI)


  4.ジュリエット (JULIET)


  5.誰にも言えない真夏のLOVE

 (CRAZY SUMMER LOVE)


後に、9枚目のシングルとしてシングル・カットされました。


黄桜 生 貯蔵酒 CFイメージ・ソング


  6.炎の戦士 (FIELDS ON FIRE)


8枚目のシングル。


  7. パラダイスロード(PARADISE ROAD)


AUSSIE BOWL '86 IMAGE SONG


  8.シティ, シティ, シティ (City, City, City)


  9.夢語り (NEVER NEVER STORY)


10.ジム シャピロのテーマ 

(THEME OF JIM SHAPPIRO)


MBS・TBS系「地球発22時」テーマ曲。


11.海鳴りの詩 (RUMBLING OF THE SEA)