今日は、FBでも繋がらせて頂いている、山本英美さんのお誕生日なんです。



今回の個人的アルバム・レビューは、1988年に発表された、山本英美さんのサード・アルバム「FLOWERS」を。



山本英美さんは、元々は、サラリーマンだったのですが、 「横浜マリンブルー音楽祭「でのグランプリ獲得をキッカケにして、1987年に日本コロムビア / TRIADレーベルより、メジャー・デビューされました。



ご自身の音楽活動の傍ら、他のアーティスト(特にジャニーズ事務所、主にKinKi Kids)への楽曲提供や、木根尚登さんのサポート等も、行っておられます。



代表曲には「Christmas in the Blue」が、挙げられると思います。



山本英美さんは、この当時、黒縁メガネを掛けておられて、ルックスが、大江千里さんにそっくりだったんです。


実際に、大江千里さんのライブにも、サポート・メンバーとして参加されていました。



このアルバムが発表された時、僕は18歳になる直前の高校生でした。


子供と大人の間で、かなり背伸びをして、片意地を張っていた時代でした。


また、生涯で最も純粋に恋をした時代でもありました。



このアルバムは、当時の彼女に勧められ、カセットに録音されたものを聴いたんです。


このアルバムを聴き、思わず胸が締め付けらたのを覚えてます。


当時は大阪南部の片田舎の高校生だった僕とって、当時、片田舎では、ほとんどの友人が知らない無名なシンガー・ソングライター(山本英美さんすいません)


実際、学校の友人達も、山本英美さんの事は、ほとんど知らなかったのです。


そんな1人のシンガー・ソングライターが、胸を締め付けるバラードを聴かせてくれたのが、このアルバムなんです。


この頃の山本英美さんは、バブル期という事もあったからか、ちょっとお洒落なビジネスマンの日常や、恋愛風景を歌っていて、背伸びしたい高校生の僕には憧れの世界だったんです。


社会人になり、廉価盤が再発売されていたので、迷わず購入しました。



今聞いても全然古さは感じず、僕にとっては、このアルバムを聴いている間は、多感だった、あの思春期の頃に戻れる名盤です。


機会がありましたら、是非、ご一聴を。







収録曲


  1.HAPPINESS


  2.Blue Cityに赤いバラ


  3.GOOD BYE MY FRIEND


  4.交差点


  5.BE NATURAL


  6.ひと夏だけのEXIT


  7.灯り消えた部屋


  8.STEP OUT WITH YOU(素敵なマテリアル)


  9.Credit


10.Flowers