今日は、Rick Springfieldのお誕生日なんです。


今回の個人的アルバム・レビューは、1989年に発売された、Rick Springfieldの初のベスト・アルバム「Greatest Hits」を。


Rick Springfieldを俳優として知っている人も多いのではないかと思います。

オーストラリア出身のRick Springfieldは、当初歌手として、なかなかヒット曲が出ず、俳優として活動し、チャンスを待っていた時期がありました。


1981年に発表された「Jessie's Girl」は、全米1位の大ヒットを記録し、日本でも「ベスト・ヒットUSA」の常連になり、大ブレイクを果たし、グラミー賞の最優秀男性ロック・ボーカル賞も受賞しました。


この「Jessie's Girl」の大ヒットで、一躍アーチストとして評価されますが、役者としても活動していた、TVドラマ「ジェネラル・ホスピタル」のヒットによるものが大きかったようです。


1984年にリリースされたアルバム「Hard to Hold」は全米16位を獲得。

4曲が、シングルカットされ「Love Somebody」が、5位にランクインしました。

MTVでも、ヘビー・ローテーションされた楽曲となりました。


このベスト・アルバムでは、軽快なロックン・ロールで貫かれた、彼の音楽が楽しめます。

1980年代を思い起こさせてくれるベスト・アルバムです


ベスト・アルバムとしては、収録曲は、少なめですが、入門編としては充分な選曲になっていると思います。


他に個人的なお薦め曲は、4曲目の「Don't Talk To Strangers」・9曲目の「Bop 'Til You Drop」がお勧めです。













収録曲
 1. Jessie's Girl
 2. I've Done Everything For You
 3. Love Is Alright Tonight
 4. Don't Talk To Strangers
 5. What Kind Of Fool Am I
 6. Affair Of The Heart
 7. Human Touch
 8. Love Somebody
 9. Bop 'Til You Drop
 10. Celebrate Youth
 11. State Of The Heart
 12. Rock Of Life