今日は、森口博子さんのお誕生日なんです。



今回の個人的アルバム・レビューは、2000年に発表された、森口博子さんの「ALL Singles Colection」を。

このアルバムは、スクールメイツ出身の、森口博子さんが、1985年発表のデビュー曲「水の星へ愛をこめて」から、1988年発表の「SAY SAY SAY」までの歌手活動15年間で発表された25曲のシングル曲と、ボーナス・トラックとして、西脇唯さんが作詞をされた「With Your Love」を含めて発表したベスト・アルバムです。


バラエティ・タレントとしてのイメージの方が強い森口博子さんですが、歌手デビューから15年というキャリアを充分に発揮したベスト・アルバムです。


どうしても、バラエティのイメージが強い彼女ですが、このベスト・アルバムをじっくり聴いてみると、本当に歌が上手く、素敵な歌を歌う実力派シンガーであると思い知らされます。


僕が尊敬する、作詞家の売野雅勇先生が書かれた、デビュー曲「水の星へ愛をこめて」は、人気アニメ「機動戦士Zガンダム」のオープニングテーマとして、オリコン最高16位と、スマッシュ・ヒットしましたので、知名度はありましたが、その後しばらく、低迷した時期があり、1988年9月に発表した6枚目のシングル「サムライハート」はアニメ「鎧伝サムライハート」の主題歌に起用され、一部のアニメ・ファンからは支持を得ていますが、大ヒットには繋がりませんでした。


1991年に発表された9枚目のシングル「ETERNAL WIND~ほほえみは光る風の中~」が、再び「機動戦士ガンダム CLIMAX U.C.」イメージ・ソングに起用され、オリコン最高9位のヒットを記録し「紅白歌合戦」にも初出場を果たします。


更にバラエティ番組で、人気が再燃し、再び歌手としても注目され、1992年5月発表のシングル「夢がMORI MORI」・1992年9月発表のシングル「ホイッスル」が立て続けにスマッシュ・ヒットし、1996年まで「紅白歌合戦」に連続出場を果たします。


他にも、1994年発表の「Let's Go」や、1995年発表の「もっとうまく好きと言えたなら」・「あなたといた時間」なども名曲だと思います。


アルバムすべてを聴き終えてみると、彼女の伸びやかで、真っ直ぐな優しい歌声に癒されている自分がいました。

ポップス・バラード・ロックなど、どんなジャンルでも歌いこなしてしまう歌唱力は、本当に脱帽モノです。

このベスト・アルバムで、改めて彼女の魅力を再発見すること間違いなしです!

どの曲を聴いても本当に高い歌唱力を持っている人だと感じます。

力強くアップテンポな曲からバラードまで色々な曲があるので聴いていて楽しいです。

森口博子さんの歌の特長は、元気や勇気をもらえる事だと思います。