今日は、ルーサー・ヴァンドロスのお誕生日。

今日は、ルーサー・ヴァンドロスのお誕生日なんです。

存命なら70歳。

2005年に、54歳の若さで虹の橋を渡られました。

今回の個人的アルバム・レビューは、1995年に発表された「ザ・ベストルーサー・ヴァンドロス」を。

ルーサー・ヴァンドロスは、30歳という遅いデビューながら確かな歌唱力で、R&B歌手としての地位を築き上げた人です。

特に、R&Bチャートでは、出す曲、出す曲をチャートの上位に送り込んで、本国アメリカでは、“真のR&Bシンガー”として大人気でした。

ポップな曲も、難なく歌いこなしますが、やはりルーサーのボーカルは、甘いバラードでこそ、真価を発揮します。

このベストアルバムは、当時レーベルを離脱すべく、第1期の総決算という意味合いがあったのかもしれませんが（この後「Your Secret Love」は発表するものの、ホリディや、ベスト第2弾と続き、Virgin へ移籍）、早めのEpic Sonyでの歴史総決算といった感じのベストアルバムです。

アルバムのオープニング曲「Never Too Much」・2曲目の「Sugar And Spice (I Found Me A Girl) 」・3曲目の「She's A Super Lady」・4曲目の「 A House Is Not A Home」は、1981年に発表された、ソロデビューアルバム「Never Too Much」からの選曲。

彼のインパクトは、これだけでも相当に伝わると思います。

古さがなく、しっかりと魅力が伝わります

5.曲目の「Give Me The Reason」・6曲目の「So Amazing」・7曲目の「Stop To Love」・8曲目の「See Me」・9曲目の「I Really Didn't Mean It」は、1986年発表のアルバム「Give Me A Reason」からの選曲。

10曲目の「Any Love 」は、1988年発表の「Any Love」からのタイトルトラック。

落ち着いたモダンなR&Bバラードです。

11曲目の「Here And Now」は、1989年発表の「The Best of Luther Vandross」からの新録バラード

グラミー賞受賞曲です。

これも彼を語る上では外せない楽曲です。

12曲目の「Power of Love (Love Power) (Original) 」は、1991年発表の「Power of Love」からのタイトルトラック。

ポップなセンスがありつつ、独特の爽やかさに包まれるゴスペル風リズムの楽曲。

彼の新境地が開かれた楽曲です。

13曲目の「The Best Things In Life Are Free (Classic 7" Mix) (with Janet Jackson) 」は、1992年「Mo Money」の主題歌で、ルーサーのアルバムには初収録です。