今日は、元・大事MANブラザーズバンド(現・大事MANブラザーズオーケストラ)のボーカリスト、立川俊之さんのお誕生日なんです。
今回の個人的アルバム・レビューは、1991年に発表された、大事MANブラザーズバンドの「これも大事」を。
1990年代の初めに大ヒットしたシングル曲「それが大事」が、収録されたアルバムです。
「それが大事」のヒットで、大ブレイクしたものの、次が続かずに一発屋に終わった、大事MANブラザーズバンドのセカンドアルバムです。
バンドとしては、ボーカルの立川俊之さんが、1人で目立ち過ぎの印象はありましたが、当時ブレイクしていた他のバンドも、その辺は、似たり寄ったりなので、「それが大事」でのブレイク以降に、「腕の良いプロデューサーが付いていたら」と惜しまれてなりません。
2009年からは、大事MANブラザーズオーケストラに改名し、活動を再開されているようです。
このセカンドアルバムの収録曲は「それが大事」以外にも、ポップスのセンスを感じさせる曲が多くあるんです。
アルバムのオープニング曲「Birthday Time 」、2曲目の「青春の弱点」、7曲目の「これが最後のLove」、「それが大事」のC/W曲となった、8曲目の「Autumn Avenueを君と」、9曲目の「本来・婚礼・一生問題」、10曲目の「For My Parents」などを聴くと、プロデュースの方向性さえ間違えなければ、このアルバム以後も第一線で残れたのではないかと個人的には思います。
「Birthday Time」は、Gonna Be Funというバンドに「Birthday Party」としてカバーされています。
Gonna Be Funのボーカルは、女優の、ともさかりえさんです。
テレビ番組「ポンキッキーズ」で流れていましたので、こちらの楽曲の方が印象残っている人が居るかも?
けど、大事MANブラザーズの原曲は知らないでしょうね(苦笑)
「これが最後のLove」は、面白い曲です。
いわゆる恋する人への応援歌なんですが、歌詞の言い回しが独特で、曲調とともに印象に残ります。
「For My Parents」は、親に贈る内容の楽曲で「ありがとうくらいしか言葉にできない」という歌詞が沁みます。
収録曲
1.Birthday Time
2.青春の弱点
3.クレアによせて
4.この恋は終わらない
5.愛しい人と逢える時
6.それが大事
7.これが最後のLove
8.Autumn Avenueを君と
9.本来・婚礼・一生問題
10.For My Parents