今日は、フィル・コリンズのお誕生日なんです。



今回の個人的アルバム・レビューは、1998年に発表された、フィル・コリンズのベストアルバム、原題「...Hits」・邦題「ベスト・オブ・フィル・コリンズ」を。



このベストアルバムは、1981年の彼のソロデビューアルバム「Face Value」から、1996年発表の「Dance into the Light」までの代表曲に、2曲目に収録のCyndi Laupeのカバー 「True Colors」・3曲目に収録の1984年リリースのPhilip Baileyの、ソロアルバム「Chinese Wall」から「Easy Lover」・5曲目に収録の1988年リリースの映画「Buster」サントラ盤から「Two Hearts」・14曲目に収録の1988年発表の映画「フィル・コリンズ in バスター」の主題歌「A Groovy Kind of Love」・7曲目に収録の1984年リリースの映画「Against All Odds」サントラ盤から「Against All Odds (Take a Look at Me Now)」・9曲目に収録の1985年リリースの映画「White Nights」サントラ盤から「Separate Lives」の6曲を追加収録したものです。



このベストアルバムは、タイトル「Hits」に恥じない内容で、名曲&ヒット曲のオンパレードです。



「Another Day In Paradise」・「 Two Hearts」・「Against All Odds (Take a Look at Me Now) (見つめて欲しい)」・「Separate Lives」・「One More Night 」・「SUSSUDIO」・「A Groovy Kind of Love (恋はごきげん)」 と収録曲の約半数が、全米NO.1ヒットというもの凄さ。



フィル・コリンズというアーティストは「動」を表す曲と「静」を表す曲が、はっきりとわかれているのも特徴です。



「Sussudio」や、THE SUPREMESのカバーの「You Can't Hurry Love」は「動」を、「Another Day In Paradise」・「One More Night」は「静」を見事に表現しています。


詳しくは聴いてみるのが1番だと思います。



個人的には「One More Night」・「Sussudio」という「静」から「動」への移り変わりが、とても気に入っているのですが「Another Day In Paradise」・「Take Me Home」なども聴き逃せません。



ヒット曲でも好みが分かれますが、誰でも聴き易い感じで、捨て曲が無いベストアルバムも、彼ぐらいではないでしょうか?



他にも、Eric Claptonが、ギターで参加した、6曲目の「I Wish It Would Rain Down」や、8曲目のパワフルで熱い「Something Happened on the Way to Down」も素晴らしい楽曲です。



どの楽曲も「昔、ラジオで聴いたなぁ〜!」とか、「これもラジオで聴いたことがある!」という楽曲ばかりだと思います。



「フィル・コリンズファン」は、もちろん「フィル・コリンズ初心者」・「80's GENESISファン」・「80's ファン」にもオススメです。



まさに「超お薦め盤」としか言いようがない、ベストアルバムです。






収録曲


  1.ANOTHER DAY IN PARADISE 

  2.TRUE COLORS 

  3.EASY LOVER 

  4.YOU CAN'T HURRY LOVE /(恋はあせらず)

  5.TWO HEARTS 

  6.I WISH IT WOULD RAIN DOWN 

 (雨にお願い)

  7.AGAINST ALL ODDS(TAKE A LOOK AT ME  NOW)  

  (見つめて欲しい)

  8.SOMETHING HAPPENED ON THE WAY TO H  EAVEN 

 9.SEPARATE LIVES

10.BOTH SIDES OF THE STORY 

11.ONE MORE NIGHT 

12.SUSSUDIO

13.DANCE INTO THE LIGHT 

14.A GROOVY KIND OF LOVE(恋はごきげん)

15.IN THE AIR TONIGHT (夜の囁き)

16.TAKE ME HOME