今回の個人的アルバム・レビューは、1991年5月発表の吉川晃司さんの7枚目のアルバム「LUMANTIC LION」を。
オリコン最高2位を記録
COMPLEX解散後のファーストアルバムでした。
初回生産分のみ、特殊ホログラフィー・ジャケット仕様でした。
このアルバムには、DER ZIBETのギタリスト、吉田光さんが全曲、サポートギタリストで参加させています。
最初から最後まで、凝縮された吉田光さんのギタープレイを、心ゆくまで楽しむことが出来ます。
シングル曲「Virgin Moon〜月光浴〜」をアルバムラストに配置し「LUMANTIC LUNACY」・「虚ろな悪夢」・「不埒な天国」・「Jealousy Game」・「Weekend Shuffle」など、名曲満載です。
僕のお薦めは、後藤次利さんのベースラインが美しく、歌詞も個人的に好きな「Weekend Shuffle」と、唯一のミディアム・ナンバーで、メロディーラインが美しい「永遠(ねむり)につくまえに」です。
吉川晃司さんの才能が、後藤次利さんの影響を受け、開花してきた感じがしました。
ギターソロのパートも泣かせます。
曲の終りの盛り上がり方も、ギターサウンドが、これまた泣かせるんです。
この曲をシングルカットしていたら、もっと売れていたと個人的には、思っています。
ゲストも多彩で豪華です。
後藤次利さん・吉田光さん・ホッピー神山さん・スティーブ衛藤さん・古田タカシさん、小田原豊さんなどが参加されています。
当然ながら、後藤次利さんのベースや、ホッピー神山さんのキーボードも素晴らしいです。
収録曲
- VOICE OF MOON
- LUMANTIC LUNACY
- 不埒(ふらち)な天国(ヘヴン)
- Jealousy Game
- 虚ろな悪夢
- DUMMY
- Weekend Shuffle
- ONLY YOU
- Barbarian(LUNA MARIA)
- 永遠(ねむり)につくまえに
- Virgin Moon〜月光浴〜