今回の個人的アルバム・レビューは、吉川晃司さんと布袋寅泰さんが結成した伝説のユニット、COMPLEXのデビューアルバム「COMPLEX」を。
1989年に吉川晃司さんと、布袋寅泰さんの2人が結成した奇跡のユニット「COMPLEX」
邦楽史上最高のユニット「COMPLEX」のデビューアルバムである今作は、2人の天才的な音楽センスが遺憾無く発揮された名盤です。
そのファーストアルバムは、まさに衝撃の1枚でした。
最初に「BE MY BABY」のPVを見たとき、衝撃が走りました。
事前情報もほとんど無く「COMPLEX」と記載されたクレジットだけで、黒尽くめのカッコイイ男2人が対称に写っている映像を見たとき、ただ、ただ「カッコいい!」と思いました。
慌てて調べたらなんと、吉川晃司さんと、布袋寅泰さんのスーパーユニットと知って、驚きが2倍になりました。
今では音源が入手困難な「CRY FOR LOVE」・「Can't Stop The Silence」等、珠玉の作品は、世界基準で見ても、かなり水準は高いものだと思います。
ファン以外にも.音楽好きの方は必聴のアルバムです。
布袋さんがギターを弾いて、吉川さんが歌う、それだけでOK。
「BOΦWY」とは、また違った意味で、凄いユニットだったと思います。
布袋さんと吉川さんが一緒にユニットを組んでいたという事を知らない世代の人達にも、オススメのアルバムです。
今から30年以上前のアルバムですが、今聴いても全然古くありません。
ノリノリの名曲ばかりで、さすがは、吉川晃司&布袋寅泰の夢のコラボレーションでした。
今考えると笑い話なんでしょうが、2曲目の「CRASH COMPLEXION」という曲は、今は亡き、ロバートパーマーの「MORE THAN EVER」に激似の曲です(苦笑)。
内容も両者とも脂の乗り切った時期であり、楽曲も、キャッチーでハードな佳曲で占められいます。
「恋をとめないで」・「BE MY BABY」・「RAMBLING MAN」等は本当に名曲です。
またミデイアムテンポの曲についても、吉川さんの艶のある声が表現の幅を広げています。
収録曲に捨て曲無しです。
邦楽ロックが好きな方は是非聴いて下さい。
余談ですが「 BE MY BABY」を連呼するところが「ピーマン返せ〜♫ ピーマン返せ〜♫ ピーマン返せ〜♫」と聴こえるのは、僕だけでしょうか?(笑)。