春のガーデンライフのお手本
ほとんどのことにお手本がない!!
ということにだいぶ大人になってから気がつくパターンによく出くわすようになった。
手本を示す、というコトバをよくよく考えてみれば、その手本とやらをつくるひとの手間がかかる、ということを言っているようにも捉えることができて、その手本をつくることの担当になどなれないし、なりたくない。
そんなことを思いながらお願いされている庭仕事を黙々と進めようかと思うが、お母さんの話が面白すぎて手が止まる。
結局いちにちお母さんと一緒なわけね。
昼飯は家で奥さんが用意してくれていたおにぎりと味噌汁と卵焼きにありついたものだから、ストーブに薪を少し足してきてもまだ時間が有り余る。
戻ってみると、脚を縮めてローテーブルに仕上げた机を芝の上に出して置いておいたのだけど、その周りに椅子が4脚配置してあった。
こんなにいいお天気なのだし、今使いたいものを発注されたんだな!と納得がいった。
ぼくが思うに、80代のお母さんの方々の話をぼくらはもっと聞くべきだ!
よーっく聞くべきだ!
男どものしがらみや夢の話などはその後に生まれるべき話なんだよ。
人間のお母さんの話が今日からは中心になりますように、正しく生きようと思う。