【動画検証】博士も知らないニッポンのウラ #01 日本政治のウラ / 有馬晴海 | 嶽正義 チバを盛り上げる!

◆博士も知らないニッポンのウラ #01 日本政治のウラ / 有馬晴海

 

 

日本政治は”この番組”が放送された10年前と状況がほとんど変わっていません。

この番組とは【博士も知らないニッポンのウラ】の事です。

私は同番組が好きで、毎回放送されるのを楽しみにしていました。

 

改めて見てみても本当に面白い。

この手の番組が少なくなってしまったのは本当に残念ですね。

もっと若者にも政治が身近になる様な放送が増えて欲しいと切に願います。

 

 

私が一番驚いたのは上記でも述べた様に日本政治が10年前とほとんど変わっていない事。

例を幾つか挙げておきましょう。

 

  • 相変わらず野党第一党である民進党(※当時民主党)がだらしない事
  • 風が吹くと民意がそちらに大きく流れる事
  • 自由民主党が公明党の応援なしでは選挙を戦えない事
  • 創価学会が政局の行方を左右している事
 
逆に10年前と違うのは第二次安倍政権が賛否を別にして強力な政権である事。
また直近に国政選挙が控えていない事が挙げられます。
 
■いよいよ解党するしか無くなった民進党
 
「民進党論」については近いうちに改めてやりますが、いよいよもってどうしようもなくなりましたね。
本当に魅力の欠片も無い政党に成り下がってしまいました。
これが10年前は曲がりなりにも国民の期待を集めていた政党の姿でしょうか。
あまりの凋落振りに哀愁すら感じます。
 
私は昨年より民進党は解党するべきだと散々書いてきました。
これは好き嫌いで書いている訳ではありません。
もはや民進党という政党は賞味期限切れなのです。
 
例えば食べ物であれば、賞味期限が切れていれば好きな食べ物でも捨てざるを得ません。
少しくらいであれば大丈夫という方もいらっしゃると思いますが、今の民進党は少しでは無いです。
経年劣化を起こしているので、とても食べられたものでは無いのです。
だから民進党は解党し、新党を結成して出直すしか方策は残されていません。
 
■危険な臭いが漂う小池旋風
 
民進党がダメなら新党や第3局の出番か?という話しになります。
しかし”そうは問屋が卸さない”のは10年前も現在も何一つ変わっていません。
目下の目玉は所謂”小池新党”でしょうが、私たちは過去より学ばなければいけませんよね。
 
過去に一度でも”○○新党”で成功した事例ってありましたか??
この10年間で調べてみても、随分と○○新党と持て囃されては消えていきました。
10年前は東国原英夫元宮崎県知事が随分とマス・メディアから持て囃されましたよね。
その10年後は小池百合子東京都知事ですよ。
 
小池都知事が良いとか悪いとかでなく、私たちは小池百合子という政治家をよく調べた方が良いです。
過去の経歴や動画等から小池百合子という政治家を再検証する必要があります。
ただ風任せに人気があるから担ぐのでは何の芸もありません。
ましてや過去から何も学んでいない事にもなりかねません。
私たちはそこのところを慎重に考える必要があります。
 
■今後もキャスティング・ボードを握り続ける公明党
 
第二次安倍政権は良くも悪くも公明党ありきです。
安倍政権に限らず、公明党に見限られたら自由民主党政権は崩壊します。
それくらい今の公明党は国・地方問わず絶大な影響力をもっています。
 
自由民主党に所属している現職の衆議院議員は290(※平成29年7月25日現在)人います。
しかし公明党が離れても当選できるという衆議院議員は果たして何人いるでしょうか。
極端な話し、290人が100人になっても全く不思議ではありません。
つまり今の自由民主党所属の国会議員はそれだけ地盤が弱いのです。
これでは公明党を無碍に扱う訳にはいきませんよね。
 
■学会の意向を無視した選挙に打って出る事は敗北を意味する
 
つまるところ、公明党の支持母体である創価学会が政局の鍵を握っているのです。
学会の意向を無視した選挙に打って出る事は、即ち敗北を意味します。
それも10年前と何一つ変わっていない事実。
未来を見据えるのも大事ですが、過去から教訓を得る事も同じくらい大切な事なのです。