【予算議会】予算審査特別委員会~建設局編~ | 嶽正義 チバを盛り上げる!

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◆予算審査特別委員会~建設局編~

 

千葉市議会では3月8日(水)より一般質問が始まりました。

私は今年に入ってから議員と当局との擦り合わせを見させていただいています。

そこでは問題を突き詰め、当局に質問をする事の大変さが目前で繰り広げられていました。

一つのテーマについて質疑をする事は、議員にとっても当局にとっても大変な作業です。

この辺りのやり取りを知っていると、一般質問への見方が変わります。

 

 

■ちばチャリ・すいすいプランと自転車の街・千葉市

 

どの自治体でもそうだと思いますが、建設局というのは大所帯。

「土木」「道路」「下水道管理・建設」の各部が三本柱として市民の暮らしを支えています。

幾つか気になる点がありましたが、その中でも最初に気になったのは自転車のこと。

 

これは市民局・総合政策局とも関連する話し。

まず本市ではちばチャリ・すいすいプランと題し、『自転車の街・千葉市』を目指しています。

是非この事は皆様にも覚えておいていただきたい事項ですので宜しくお願いいたします。

しかし自転車の街・千葉市と堂々と宣言をするのには課題も多く残されています。

 

■車道の逆走は道交法違反

 

例えば自転車マナーの問題。

本市では自転車レーンが着々と整備されつつありますが、それでもまだ道半ば。

パーセンテージで言ってもまだ40%強しか整備しきれていません。

ただせっかく自転車レーンが整備されているのにも関わらず、通っていない人もちらほら。

それだけなら百歩譲って許せたとしても、逆走はいただけません!!

特に高校生や女性、高齢者の逆走が目立つと報告されています。

またこれらは朝の通勤や通学の時間帯に集中。

一歩間違えれば大けがにも繋がりかねず、道交法にも違反をしています。

 

■頭部を保護する意味でもヘルメットの着用は重要

 

そして平成29年4月1日からは、県の条例でヘルメットの着用が推進されるようになります。

詳しくは千葉県自転車の安全で適正な利用の促進に関する条例の概要をご覧ください。

残念ながら自転車事故での死亡例の多くは頭部を強打した事によるものが多いです。

やはり頭部を保護する意味でもヘルメットの着用は重要。

同じ千葉県でも農村部に行くと着用率は上がるのですが、市街地では依然として低いまま。

にも関わらず危険な運転が後を絶たないのですから非常に厄介です。

これといった罰則も無い事がマナー向上に繋がらないとの指摘もあります。

 

■駐輪マナーの向上を図る上でも駐輪場の増設が急がれる

 

自転車のマナーと言えばもうひとつ、駐輪マナーが問題視されています。

特に主要駅前の駐輪場では、どこも抽選を行わなければならない程に駐輪場が足りません。

そこで増設が期待されているのが電磁ロック式の駐輪場です。

本市では現在、計25ヶ所2,799台分が電磁ロック式の駐輪場になっているとの事。

ですがこれでも足りないので、JR千葉駅では二段式にする等して今後は対応するそうです。

また駐輪が集中する午前7時~午前9時まで、駐輪場に人を配置して混雑緩和に努めます。

 

■駐輪場の料金は市の貴重な財源にもなるのでご協力を!!

 

駐輪場の料金は本市の貴重な財源となります。

利用者側からすれば毎日料金を支払うのは嫌だと思うかもしれません。

いや絶対に思うでしょう(苦笑)

ですが皆様が駐輪場にきちんと駐輪をしてくださる事で本市の貴重な財源へと変わります。

違法な駐輪を減らす意味でも皆様のご協力を宜しくお願いいたします。

 

■平成30年1月より上下水道料金が一元化される予定

 

あと市民サービスに直結をするところでは、水道料金の徴収方法が変わる事でしょうか。

今まで千葉市民は月毎に上下水道の使用料金を交互に支払っていました。

それが平成30年1月より上下水道料金徴収の一元化が図られる予定となっています。

まだ県や市より正式な案内は届いていませんが、今後周知が行われる予定です。

新しい情報につきましては、県や市からの「周知文書」「HP」「市政便り」等でご確認ください。

 

■美しい景観と地域活性化の実現の為にも栄町の無電柱化が必要

 

最後に桜井 たかし 委員より、中央区栄町の無電柱化の必要性について質問がありました。

栄町はご存じの様に、以前の様な活気が無くなりつつあります。

以前は南関東の一大風俗街の一角であった栄町。

ただハッキリと書いてしまえば、その面影は今は感じられません。

寧ろ今は夜でも人通りが少なすぎて治安の面で恐怖を感じるくらい。

その栄町に多額の予算を投じる事に桜井委員は疑問を投げかけています。

 

当局からの答えでは「美しい景観」「地域活性化」の実現。

また歩道の拡幅工事や無電柱化を実現する事が防災の観点からも必要だとの事でした。

以上は都市防災にも繋がる事なので必要だと言われればそれ以上の事は言えません。

これが中央市街地の賑わい創出に繋がる施策になれば良いのですが・・・。