【千葉探訪】ケーズハーバー(中央区) | 嶽正義 チバを盛り上げる!
◆ケーズハーバー(中央区)

先週の金曜日、旅客船ターミナル等複合施設「ケーズハーバー」に行ってきました。
まだご存じない方も多いことと思いますが、去る4月15日に新しくオープンした複合施設です。
その4月15日には、熊谷俊人市長も出席され、盛大に「港びらき」イベントも開催されました!


今回の旅客船ターミナル等複合施設にあたっては、民間企業の活力を大いに活用。
行政と企業が一体となって、旅客船ターミナル等複合施設の建設にあたりました。
本市としては、千葉中央港地区の賑わい拠点としての役割を担ってくれる事を期待してます。
ただ個人的には、前途多難な門出だと敢えて厳しめの評価をしています。

確かにケーズハーバーのオープンにより、千葉中央港地区はだいぶ整備されました。
そのこと自体は大変評価できることなのです。
ところが他の自治体内にある旅客船ターミナル等複合施設との大きな違い。
それは港全体の『一体感』が感じられないこと。
つまりケーズハーバーに行っても、「港に来たぞ!」という気分にあまりなれないのです。
そこが同じベイエリアにあります、横浜港大さん橋国際客船ターミナルと決定的に違うところ。


私が出かけたのは4月22日(金)。
「平日」ということを差し引いても、オープン直後の施設としては閑散としていました。
またどちらかというと、来場者の年齢層も高めですね。
果たして本当にこれで、熊谷市長や市が目指している方向性に進むのだろうか。
千葉市議会の第一回定例会においても既に疑問の声が出ています。

私も一千葉市民ですから、もちろん成功を願っています。
ただし、この旅客船ターミナル等複合施設には、多額の税金が投入されています。
正直これで「失敗しました!すみません。」は通用しません。
今後の港の賑わい如何によっては、市長の「責任」も問われる可能性も出てきます。


繰り返しになりますが、オープンした以上は、本市の発展の為にも活性化してほしいです。
ですが相当「集客プロモーション」を頑張らないと、お客様を呼び込むのは大変そうです。
それが今回、現地に実際に行ってみて感じた私の率直な感想ですね。


〒260-0024 千葉市中央区中央港1-20-1