【寺院探訪】宝幢寺(花見川区) | 嶽正義 チバを盛り上げる!
◆宝幢寺(花見川区)


宝幢寺(ほうとうじ)は千葉市花見川区幕張町にある真言宗豊山派の寺院です。
山号は補陀落山(ふだらくせん)。
宝幢寺は806年(大同元年)に創建されたと伝えられています。
明治5年に下総国千葉郡馬加村(まくわりむら)内にあった5箇所の末寺を合併したのが宝幢寺。
ちなみに馬加村は現在の幕張町にあたります。


そもそも合併した5箇所の末寺はそれぞれ、竜往院・正円寺・福寿院・延命寺・阿弥陀寺の5寺。
ご本尊は正観音菩薩(しょうかんのんぼさつ)。
旧阿弥陀寺(あみだでら)の阿弥陀如来立像(あみだにょらいりゅうぞう)と、堂ノ山(どうのやま)の
境外仏堂(けいがいぶつどう)から遷した大日如来座像(だいにちにょらいざぞう)は、
共に中世の優れた仏像だと言われているそうです。


場所は京成千葉線とJR総武本線の線路の真横に位置しています。
京成幕張駅から幕張本郷駅に向かって線路沿いを歩いていけば目的に辿り着きます。
以前撮られた写真と比較してみると、本堂も含めて新しくなっていました。
また本堂の龍と思われる装飾が目新しいので目につきます。
あまり見かけない装飾なので、この装飾を見るだけでも一見の価値はありますね。


〒262-0032 千葉市花見川区幕張町2-1003