先週も行ったのですが、確認したいものがあって、再び訪れました。
上流側、これから目指す方向です。カメラのジオラマモードで写してみました。
風穴登山口には
タカネハンショウヅルが、こちらも先週は蕾だったのが、たくさん開花してます!
さあ!登山開始です!
ハガクレツリフネはピークは過ぎたようで、花数を段々と減らしています。
今日は移り行く季節を感じながらの散策です。
ここで、後ろから来た方が「あ、コゲラがおる」と、木の上を指さして教えてくれました。
すばしこいので写真は撮れなかったけど、可愛い姿でした。
少し靄が出て来ました。
ここから十字峠に行ってみます。
アケボノシュスラン。これは去年写したもので、今回も同じ場所に
行ってみましたが、ほんの一週間前に見た株が、見事にと言うか、哀れにも抜き取られて跡形もなくなっていました。
先ほど、コゲラを教えて下さった方も探しておられるようで、「もう無くなってますね~。」と歎いておられました。
山野草を愛好する方はある程度年齢も重ねていて、思慮分別のある方と思います。
たとえばここに10株の山野草があって、それを「1株くらい、構わないよ」と言って、10人の方が抜き取ったとしたら、
ここで毎年綺麗な花を見せてくれていた山野草は絶滅してしまいます。
ましてや、石鎚山系は国定公園、皿が嶺は県の指定する森林公園で、動植物の捕獲、採取が固く禁じられているはずです。
そんなお話を、前出の方とさせていただきました。悲しい限りです。
園芸店からの依頼で採取する人もいると、聞きます。
やはり野に置け蓮華草、ここにある花はここでしか生きられません。
暗い話題になってしまいますが、ここに咲いている一輪を楽しみに、登山して来る方がたくさんいらっしゃいます。
どうかどうか、これ以上減らさないでほしいと、切に祈るばかりです。
2024.9.25