各地で山野草ラッシュになっているので、うずうずします~(><)
今回は皿が嶺で是非とも会いたい山野草がいるので、行って来ました!
長くなりますが、最後までお付き合い頂けると有り難いです。
天気予報は曇り、降水確率40%(泣)
しかも、お花の事なので、確実に会えるかどうかは運任せです!
皿が嶺に行き始めて3回目の春になるので、去年の時期と比較して、今頃がいいかな、
と思って早朝6時に出発!
やはり、小雨がパラついてます(><)
でも、愛媛県に入って久万高原にさしかかると、青空が雲間から・・・!
ここまで来たんだから行くしかない。
いつもの畑野川経由で上林トンネルを目指します。
今日は一日たっぷり使えるので、じっくり山野草と向き合えるかな?
きっと寄り道するんだろうな~^^;、と思いながら、横目に入った紫色に
車を停めます。
ここは連絡道の、これから山手にはいろうとするあたり、まだ皿が嶺の麓です。
近くには、
何と幸先のよい事!
上林トンネルを抜けると、
そして、
この方はどなた?いつも頼っている方に助けて頂いたら、ヤマアイ、と教えて頂きました。
しかも、この株は、「雄株に雌花が咲いています。(ヤマアイ自体は)『らんまん』で新婚のすえ子さんが初めて横倉山に登って初めて標本採取した植物」だそうです!
何だかワクワクして来ました~。
こんな有意義な(?)寄り道をしながら、皿が嶺登山口へ。
皿が嶺は久万高原町と東温市にまたがる、お皿を伏せたような形をした、山野草の宝庫として知られる山です。
駐車場に着くと、まずはトイレの裏手にある山野草園をのぞきます。
ここにもカッコソウが。絶滅危惧種なので、採取が厳重に禁じられています。
こんなにたくさんのお花が見れます。
風穴の近くに車を停めて、歩き始めると・・
アミガサユリの別名があるバイモの仲間。角ばったフォルムが特徴です。
この上に風穴があり、地元の方が「ヒマラヤの青いケシ」を育てています。
陽が昇れば、開花が見れるかも。
風穴の周りだけでこんなに山野草にお目にかかれます。
地面がむき出しになっている所に、緑がまぶしいです。このほとんどが、何と!ハシリドコロなのです!
狂乱して走り回る、山の芋類(トコロ)に根っこが似た植物、という意味で。ハシリドコロ。
そんな中に、ちらほらと姿を見せているのが、こちら。ハルトラノオさんです!以前、新居浜のフォレスターハウスで教えて頂いた時には、あまりに小さくてもう一度係員さんに聞き直しに行ったくらい、小さいです。今日はこの方に会いに来ました!
ここにもエイザンスミレが咲いてます。なんとも言えない色合いですね~!
途中で出会った県外から来られた方が、「皿が嶺凄いですね~!さすが山野草の宝庫だな~!地元の人が羨ましいなぁあ~」と仰ってました^^。
これから緑が増えて、日々、刻々と姿を変えていきます。
決して派手な花ではないですが、健気に咲いているのを見ると、嬉しくなります^^。
今日の目的は、この景色に出会う事でした!
来て良かった~!
いつも、葉が残っているのを見て、今度はたくさん花を咲かせている時に来たい、と思っていました。
念願がかないました^^。
前回、木の下をくぐり抜けていた所は、通りやすくして下さってました。
ここからは笹原が多くなります。
山野草はあまりお目にかからないかも・・・。
絶景、とは言い難いですが、遠くに瀬戸内海を望む事ができます。
下にハシリドコロの群生が見えて来る頃に、
やっと山野草たちに再会できます。「御帰り~」と言ってくれてるようです^^。
と降りたら
サイコクサバノオが咲いてます!日も高くなったので、いい感じに開花してます。
ミヤマエンレイソウ発見!近道もしてみるもんですね~^^。長寿の薬として用いられたので「延齢草」と。
大きなマントを羽織ったような姿です。
ここで会えるなんて~!
近道したおけげでこんな出会いがありました^^。
今日はたくさんの山野草、たくさんの素敵な風景、そしてたくさんのハルトラノオに出会えました~。
最後までお付き合い下さった方、本当にありがとうございました。
退屈された方もおられるかと思います。お許しください。
2024.4.11