皿が嶺の夏の山野草を見に行って来ました!
いつもの畑野川ルートで向かいます。
寄り道はここだけにして、上林トンネルを抜けます!皿が嶺で、今日は3人の、あるお方に会いたいと、思っています。
トンネルを抜けると、道路脇にはすでに、たくさんのギンバイソウたちが迎えてくれます!
ハガクレツリフネもひっそりとお出迎え^^。咲き始めのようですね。
この近くの岩の隙間から冷気が流れ込んで、温度差でこの様な景色が見られます。この中に咲いているのが
さて!
も蕾を上げて来ています。
バイケイソウさんです!終盤を迎えてますが、なんとか間に合いました^^。
エビネランを大きくしたような葉を持ち、それとは対照的な、紙細工の様な繊細な花を咲かせます。
そして、
7月上旬から咲き始めたという情報があったので、間に合わないかな?と思っていました。
岩がごつごつした所を登っての撮影でした!
ふと足元に目を落とすと、涼し気なブルーのオウギカズラが咲いていました^^。
休憩されています。
谷風が吹きあがってきて、とても気持ちがいい場所です。
ここで3人目のあの方に会えるかな?
さっそく湿原に入ってみましょう!
青空と緑の中にハンカイソウの黄色が点在します。中国の武将、樊噲の雄姿に譬えられた名前です。大きな葉を従えて、真っ直ぐに茎を立て、拳の様な蕾から美しい黄色い花を咲かせます。
絶滅危惧種らしいです。
そして、ん~終わったかな~?と、ちょっと心配しつつ歩いていると・・・
ちょうど一緒に来られた方が、「もう少し早かったらキレイだった」と言われてましたが、十分キレイです!
ハンカイソウをバックに咲いてます。
少ないかな?と思っていたら、
しばし、水チドリに見とれてしまっていました^^。
帰りはもと来た道を引き返します。
今日は、頑張って来た甲斐がありました!
一つ、御一緒して頂いた方から、瓶ヶ森のノビネチドリがごっそり盗掘されて消滅した、という信じられない話を聞きました。本当なら、とても悪質でとても残念です。
みんながそこに咲くのを楽しみにしているのに・・・。
皿が嶺にも「山野草は手で採らずに、カメラで撮りましょう」という看板があります。
その手で抜き取った一本が絶滅に繋がります。
やはり野に置け蓮華草、です。
2023,7.18