牧野植物園では、ガンゼキランの大群生が期間限定で公開されています。
公開は11時からなので、それまでは周辺を散策。
正門を入ってゲートまでは、高知の植物たちです。シュンジュギクが可憐な花を咲かせています。
向こう向いてますが、植物園の先代の園長に因んだと言われる、ヤマワキオゴケ。
険しい高山にしか見られない、タカネバラ。まさに「高嶺の花」です。
ヨウラクランが咲いてます。とっても小さい花が穂になってます。ちゃんとランの形になっているのは凄いですね!
ツクシガシワ。小さい花に大きい葉!ガガイモ科、カモメヅル属です。
もふもふの、かわいいウサギの尻尾みたいです!その名も「ウサギノオ『バニーテール』」
カキツバタ。「書きつけ花」の転訛で、この花の知るを布などにこすりつけて染めた事が由来だそうで、牧野富太郎博士も、群生するカキツバタの花を自身のハンカチや服にこすりつけて昔を懐かしんだ、と言われます。
北園に行くと、
ここから展示館の方に回って行くと、
夏ロウバイが咲いてました。淡いピンクを帯びた、とても美しい清楚な花。
南園への通路に合流して、
マメ科の大型植物、「トビカズラ」が咲いてます!世界に異変が起こる時に開花すると言われているのですが、牧野植物園では毎年咲いてます(汗)
池の周辺には・・・
前回こちらを間違って紹介してしまいましたが、飛燕草の一種「プデル・ブルー」でした。
ヒトツバタゴ。ある地方の港ではこの木がたくさんあって、夜になると航路を照らしてくれるように見えるので、「海照らし」という素敵な別名があります。
さて!時間になったので、ガンゼキランを見に行きます!
まさに圧巻ですね!
ここまで育てるのに7年くらいかかったそうです。
和製ランでありながら、洋ランのような豪華さを持つために、乱獲で絶滅危惧に陥った植物です。
一週間限定で公開されましたが、また来年も見に来たいです。
2023.5.13