喪中のため、年末年始のご挨拶をご遠慮させていただきますが、今年もどうぞ宜しくお願いしますm(_ _)m
昨年は、ほとんどブログを更新せずにインスタやFacebook、twitterばかりだったので、今年こそブログを活用したいと思っております。と常々言いながら怠っていますね(^^;;
わたくしごとですが…
一昨年、娘が倒れてから早いもので1年4カ月。
昨年の3月に退院して、4月から学校へ復学できたものの、いつ何が起こるかハラハラしつつ見守ってきました。
半年間も入院していた娘にとって通学しながら通院することは大変だったと思います。
それでもこれからの人生を悔いのないように生きていくためには、今できることをやるしかない。彼女は、身を以て体験しています。
3歳の頃からバレリーナになりたいと夢を抱いてきた娘にとって「踊れない」ことが、どんなに辛く悔しいことか。
私は親として「諦める」ことや他にもたくさんある「人生の選択肢」を教えなければなりませんでした。
家族で何度も話し合い、時にはケンカにもなりました。
諦めることを選ばず、ひたすらリハビリを続ける娘の側にいるのが辛くて自暴自棄になった時期もあります。
バレエ団の先生に「私がもう限界です」と泣いたこともありました。それでも「何言ってるの!あの子から踊りを取り上げたら何も残らないでしょ。あの子は踊るために生まれてきたような子なんだから。お母さんは黙って見守って!」と励まされ、勇気づけられました。
私より先生方の方が娘を理解してくださっていること、またそういう環境で育ってきた娘の方が余程逞しいと思います。
娘は、昨年の12月から研究所でのバレエレッスンを再開することができました。
もちろん別メニューで、まだバーレッスンしか受けられません。
それでも彼女は、半身麻痺になって全く動けない状態から、たった1年2カ月で自分の「夢の場」へ戻ることができました。
今までできたことができない、年下の子達よりも踊れない。将来舞台に立てるようになるかもわからない…もし私なら悔しくてバレエに拘っている自分が恥ずかしくて諦めています。
でも彼女は違う。お稽古場へ行けることが娘にとっての幸せなら、私は応援したいです。
私の一存では?と、思う方もいるようで…まぁ側から見れば教育ママの戯言と取られるのか、つい面白おかしく話してしまう性なのでしょうか。
私はいつだって娘の望んでいることが、娘自身の重荷にならないように、いつでも横道に逸れたり後戻りできるように、逃げ道を作るのが役目と思っています。
だって、ここからが更に辛く険しい道程なのだから。
私たち親子は、いつも先を目指してきました。
病によって、かなり遠回りするけど、次目指すは4年後!でも実際には、先のことなんてどうなるかわかりません。
先生は「焦らず、手探りで進んでいきましょう」と仰ってくださいました。
「焦らずに」。
本当は焦る。けど、「焦らずに」。
呪文のように。
夢が叶っても叶わなくても、後悔せずに笑顔でいられることを切に願います。
最後に
読んでくださった方、ありがとうございます。
皆様のご健康とご多幸を心からお祈り申し上げます。
∞塚田昌代∞