あの最悪な出来事から数ヶ月後、裁判所から通達が来た


どうして良いか分からず、お金も無いが、色々な制度があったので、そちらを利用し、弁護士を付けた


打ち合わせや書類作成をし、いよいよ裁判が始まった


相手の請求額は330万


何の証拠もないのに、よく訴えて来たと、担当弁護士が言った


ただ、単純にあたしを苦しめたいだけなのか…


そして、一応その事を旦那の方に話をしたが、奥さんを説得する訳でもなく、言った言葉が『証拠もないし、そんな事実もないのだから、勝てるだろ。弁護士を付けるまでもないんじゃない?余計な金がかかるだけだ。』と


話にならんと思った


『弁護士付けないで、万が一負けてしまって、330万払わなきゃいけなくなったら、あんた払ってくれる訳?』と聞くと、『んな金ある訳ねーだろ!』の返答


こうなったら、弁護士さんと頑張るしかない!


まさか、旦那もグルなのか?!


そんな事も考えた


人間不信になった


車が好きで、ある車のチームにいた事があった


みんな年上の人ばかりだったが、心は児の持ち主ばかりが揃っていて、本当に楽しい日々を過ごしていた


しかし、メンバーの人に性的暴行を受けてから、あたしの人生はどん底まで落ちて行った



年上の人ばかりで、みんな家庭があって、家族ぐるみの付き合いだったチームは、アットホームで、みんな仲が良かったに見えた


しかし、大人は何を考えているか分からない…


身をもって思い知る事になった




車のイベント以外でも、週末にみんなでツーリングや飲み会を定期的に開いていたが、あるメンバーは住まいが遠かった為、イベントでしか顔を合わせる事がなかった


しかし、会えば話をして仲は良かったと思う


あたしが性的暴行を受けてから、もう集まりには参加出来ないなど、その人に相談するようになった


警察には被害届けを出しに行ったが、証拠不十分で、現場検証しか出来ないと言われた


ただ、あたしの精神状態はかなり酷く、自殺未遂もしていた為、結果的には『泣き寝入り』



その人は、イベントでしか顔を合わせないから、客観的にとらえて、尚且つ、ベラベラと話す事もないと思ったから


それが間違えだった



ある日、夜遅くに帰宅をした時の事、駐車場に車を停め、自宅へ向かって歩きだそうとした時、女性が駆け寄って来た


誰?と、思う反面、深夜なので、何かあったのかと近づくと、そこには色々と相談に乗ってもらっていた人の奥さんが…


何故?と思い、どうしたんですか?と言うと、奥さんは『何の事か分かるよね?』と言って来た


もちろん分からない


腕を捕まれ、連れて行かれると、目の前には暴行して来た男が立っていた


!?パニック


そこから記憶は途切れ途切れだが、2人が言っていたのは、あたしが不倫をしていると…



これから、奥さんとの長い戦いが始まるのだ
初めて付き合った人に二股をかけられていた


まぁ、男なんて浮気はするものだと思ってはいたが、実際にされると、かなり辛く、憎しみすら込み上げてくる始末


それからは男なんて信用出来ないから、騙してやれ!


そんな気持ちで、最高6股かけていた事もあった


車を持ってる人はアッシー


お金のある10コ年上の人には、ご飯をご馳走になる


男を落とす術は、知らず知らずに分かっていた


必ず落とす自信があった


そんな中、ある人に出会った


まぁ、やっぱり騙されていたと言う結果にはなる訳だが、すごい言葉をもらった


彼とはナンパで知り合った


当時、誰でも良いと言う訳には行かなかったが、尻軽女だったと思う


彼はルックスも良いし、車も持っていたから、ナンパされて連絡先を交換して、次の日にはデートをした


土方の兄ちゃんだったから、雨の日は仕事が休み


だからあたしは、雨の日が好きだった


色々な所にドライブで行った


楽しい日々を過ごしていたが、ある日彼からカミングアウトされた


『実は結婚してるんだ』


あたしは悔しかった


なぜ気付けなかったのか…


あたしはこう言った『うん、何となくそんな気はしてたよ。子供はいるの?』


彼は『子供はいない』と言った


子供がいたら、すぐにその場で別れるつもりだったが、いないと言う事だったから、そのまま付き合って行く事にした


彼は付き合っている間、一度も手を出して来なかった


それに対して、あたしには魅力がないのかと、不安になる事もあった


そんなあたしの不安を知ってか知らずか、彼はこんな事を言って来た


『俺は今までにも、浮気はよくしてたんだ。一夜限りの女もいた…だけど、お前の事は本当に好きになっちまって、家に居ても、仕事してても、お前の事ばかり考えてる。すごく大切だから、逆に簡単に手を出せないんだ。』


あたしは、ちゃんとしようって思った


こんな言葉をくれるような人を探して、幸せになりたい!


愛されるってこう言う事なのかなって思った


それから、あたしは全ての付き合いを切った


もちろん、そんな言葉をくれた彼も、家庭があるからサヨナラをした


あれから10年経った今でも、彼の言葉はあたしの胸に深く刻まれている