【File 112】2Many DJs

2Many DJs hp ←見づらい.......ヽ(`Д´)ノ

‘00年ごろにクラブ・シーンで一世を風靡したマッシュ・アップ /バスタード・ポップ のパイオニア的な存在であり、今もなお世界中で絶大な人気を誇っているベルギー出身の David Dewaele とStephen Dewaele からなる兄弟デュオ 2 ManyDJ’s
テクノ、エレクトロ、ロック、ヒップ・ホップ、ソウル、ファンク、ポップスなど、ありとあらゆるジャンルの音楽を解体・再構築し、更にそれをミックスしていくという衝撃的なスタイルは、瞬く間に世界を制覇し、数え切れないほどのフォロワーを生んできた
2 Many DJ’s として活動を始めた正確な時期は不明だが、Dewaele 兄弟が中心メンバーとなっているロック・バンド Soulwax としては、’95年にベルギーはブリュッセルの名門レーベル PIAS よりシングル ‘Second Handsome Blues’、そしてファースト・アルバム “Leave The Story Untold” をリリースしてデビューを飾っている
そして、その3年後となる ’98年にはセカンド・アルバム “Much Against Everyone’s Advice” をリリースしており、その中に収録されていた ‘Too Many DJ’s’ は、彼らのユニット名の由来となった曲として今では有名である
‘02年には、PIAS から 2 Many DJ’s 唯一の公式盤 “As Heard On Radiosoulwax Pt.2”を世に送り出す
PeachesFelix Da Housecat などのエレクトロ・チューンから、Sly & TheFamily Stone のようなファンク・クラシックス、そして The StoogesVelvet Underground などのロック・レジェンドまでを、フレーズごとに分解して再構築、そしてそれを更にミックスしていくという前例のないスタイルは、リスナーに新鮮な感動と驚きを与えると同時に、Muzik、DJ Magazine、Q Magazine、Mojo、The Face、Time Out、New YorkTimes、Evening Standard などのメディアを中心に大絶賛を呼び、数多くの音楽誌で ‘02年のベスト・ミックス CDに選ばれたのであった
ちなみに、この ”As Heard On Radiosoulwax” シリーズは現在 “Pt.11”までがプロモ盤を装ったブートレグとしてリリースされており、 レーベルは全て PIAS 傘下の Waxedsoul Recordings からとなっている。このミックス CDシリーズが公式盤としてリリースされていないのは、6ヶ月以上の歳月をかけて彼らが行ったという楽曲の使用許諾がレコード会社から降りなかったからであり、唯一使用した音源全ての許可が下りたのが、正式にリリースされた “Pt.2” のみだったのだという。また、”Pt.2”の公式盤のジャケット写真がほぼ全て塗り潰されているのは、’70年代のワイルド・パーティーでの1コマを撮ったオリジナル盤のジャケット写真の使用許諾がカメラマンから下りず、裁判も辞さない構えであったかららしい
そんな波乱含みのリリース活動が逆にパンク的な精神として人気を呼ぶこととなった彼らは、DJ として ロンドンの Fabric や パリの Le Pulp といった名門クラブや、I Love Techno、Creamfields, Gobal Gathering などの大型フェスティバルにも次々と出演
また、日本にも ‘03、’04年の Electraglide で来日を果たしている
そして ’04年には、母体となるバンド Soulwax として6年ぶり3枚目となるアルバム “Any Minutes Now” をリリース
イギリスを代表するエレクトロ / エレクトロ・ハウス系レーベル Output のオーナーである Trevor Jackson がジャケット・デザインを手掛けたことでも話題を呼んだ同作は、これまでの純ロック的なサウンドから、ディスコ・パンク勢などからの影響も感じられるダンス・ビートを取り入れたものに変化を遂げており、 から彼らを知ったファンにとっても受け入れやすい作品に仕上がっている
翌 '05年には、骨太なバンド・アンサンブル主体の同作をクラブ向けにリアレンジした “Any Minutes Now” の派生的な作品 “Nite Versions” をリリース。DJ ミックスのように全ての曲がつなげられているこのアルバムは、元々母体であったはずの Soulwax が巨大化していく 2 Many DJ's に吸収されつつあることを示唆する作品であり、以降の彼らの活動の分岐点となるものとして象徴的である
その後、”Nite Versions” を生ライブで再現していくツアー Radiosoulwax Nite Versions を、ErolAlkan 、Who Made Who、HeadmanSimian Mobile Disco など豪華ゲストを引き連れて敢行

何気なくジャケ買いした一品
大沢さんのブログ記事で思い出しました
来日するみたいです
何かぐちゃぐちゃです.......
最近のMGがお好みの方....お奨めです
凄すぎる...............((((((ノ゚⊿゚)ノ


ミス・キティン, 2 MANY DJ’S, ARPANET, MODESELEKTOR, Mr.G, OTTO VON SCHIRACH, PHILUS, RICARDO VILLALOBOS, SLEEPARCHIVE, SUPERPITCHER
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