東京電力・柏崎刈羽原子力発電所敷地内の各建屋などの1800本の未点検の基礎杭をめぐり、東電は健全性が保たれているから、点検はやらないと言い出しています。

 


 つまり、東電は何が言いたいのかは、もちろん再稼働でしょうが、そのような事はできるわけがありません。そもそも、6号機の大物搬入建屋の8本ある基礎杭の鉄筋が破断し、あるいは曲がったのは、中越沖地震時において「不動沈下」による事象だけではありません。

これらについては、2008年10月になって社民党の近藤正道議員が参議院で質問注意書を提出されてもいますが、、、

 

当時の総理大臣だった麻生太郎氏が応えています。しかし、安全保安員の言いなりというか、不動沈下のみを主張しているのです。

 

ところが、例えば中越沖地震直後の柏崎刈羽原発敷地のすぐ近くの越後線の線路にはこのような状態にもなっているのです。これが「不動沈下」による事象ですか?

 

さらに。柏崎市内ではこういう状況です。

つづく