May J. / Let It Go〜ありのままで〜 (アナと雪の女王) | 和田昌哉オフィシャルブログ「MASA’S HIDEOUT」Powered by Ameba

May J. / Let It Go〜ありのままで〜 (アナと雪の女王)

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僕はアナと雪の女王の
彼女のLet It Goのエンドソングと
劇中歌バージョンの歌のプロデュースを
させてもらったので、
僕にとっても、さらに思い入れの強い曲です。

ディズニーのアニメ映画では、
劇中歌(映画の中で出てくるバージョン)と、
エンドソング(映画の終わりに流れるポップミュージックのアレンジがされたバージョン)
があるというのが定番のかたちですが、知ってました?

エンドソングで有名な曲たくさんあります。
Celine Dion & Peabo BrisonのBeauty and the Beastとか
Christina AguileraのReflectionとか。
日本語バージョンでは藤井フミヤさんが
映画ヘラクレスのエンドソング、Go The Distanceを歌ってますね。
(英語バージョンはMichael Boltonでした)

そして、実は気づいていない人も多いんですが
劇中歌とエンドソングは、ちょっと違うんです。
メロディやオケ(後ろの楽器とか)が違うものになってるんです。

さて、アナと雪の女王のエンドソング、英語バージョンは
Demi Lovatoが歌ってるんですが、
その日本語バージョンをMay J.が歌っています。

実は、このLet It GoエンドソングのMay J.の歌は
彼女の自分らしくありたいと思う気持ちが
たくさん詰まってます。

May J.がレコーディングに臨む時には、
すでにデミ・ロヴァートのエンドソングが完成していて
ラジオでも流れ始めていました。
Demiの歌、これは素晴らしいので
それをなぞって歌うこともできたのですが、
『自分らしい歌を歌いたい』というMay J.の思いが
あの、曲の最後の素晴らしいロングトーンのアドリブを生み出しました。

誰の真似でもない、彼女だけの輝きが歌になったエンドソング、
May J.の歌への愛情、ディズニー映画への愛情を感じながら、
改めて聞いて欲しいです。

ちなみに、僕はアナと雪の女王のデラックス・エディションのCDには
May J.の歌う劇中歌も収録されているので
(これもレコーディングに関わらせてもらいました)
May J.が歌で演じるエルサも聞いてみてください。


PS、写真は、ちょっと前にMay J.のレコーディングで
もらってきたサインと、僕の名前が載ったCDブックレット。


ほなまた!