ダイワから「トリックアッパー105F」が新発売されました。






ミノーやバイブレーションに反応しない時や水面を意識しているシーバスを攻略する為のトップウォーターです。 



水に絡みつくボディーが生み出す絶妙なウェイトバランスは、驚異的な飛距離とキレのある鋭いアクションを実現。シーバスが捕食スイッチを入れる瞬間を体感できます。流れの中でも思うがままに操作できるトリックアッパーは様々なフィールドに潜むシーバスを魅了します。



重心を後方に寄せてあるので、風を切るようにブッ飛ぶため驚異的な飛距離を約束します。
ルアーを遠くに投げれることは、シーバスに人間の存在を気付かせることなく誘うことができるのでシーバスは警戒心が薄れて躊躇なくバイトしてきます。  


連続トゥイッチをすることで、イレギュラーなトリッキーパニックアクションを誰もが引き出せる設定になっています。ベイトフィッシュがパニックを起こして逃走するシーンを誰でも簡単に起こせるのが1番のメリットです。 




トリックアッパーが釣れる理由は、固定重心のためロッドワークに機敏に反応。最初のアクションから左右どちらかにスライドします。誰が操作しても簡単に不規則な左右への首振りアクションが可能です。この切り返しの早さや正確性は重心移動タイプのルアーを遥かにしのぎ、広大なエリアからシーバスを寄せてバイトに持ち込みます。
場合によっては、着水してからのワンアクションでヒット!ということもあります。


トリックアッパー105Fは、全長105ミリで自重15グラムのトップウォーターです。ボディの仕上がりは、リアルシェイプでまさにベイトフィッシュそのもの。高い浮力設定になっており、アクション後に元の姿勢に戻ろうとする力が強いためシーバスに見切られにくいのです。それがトリッキーなキビキビ感を生みます。
しかも余計なプレッシャーをあたえないようテールへ近付くにつれて細身になっているためスレに強いのも特徴です。


モアザントリックアッパー105Fの頭部アゴ下にも特徴があります。ポッパーほども深くはないですが、カップ状に凹んでいて激しいスプラッシュやサウンドを発生させることができます。泡を水面に残すきっかけも作れますから、シーバスがバイトしやすくなります。
 



ボイルが頻繁に起きるなど、明らかに小魚(イワシ、アユ、イナッコ)7〜12センチクラスを追っているならトリックアッパー105Fの出番です。 






ポーズを入れる場合やルアーをストップさせておく時間は、水深と透明度によって変わってきます。水深が浅ければ見切られないようにするためにポーズは短くする。クリアであれば深いレンジから浮いてくる可能性もあるのでポーズは長めにする。逆にマッディで水質が濁っている時は、長く止めるとルアーの存在が消えてしまう恐れがあるので、ポーズは短めを意識して操作するとよいでしょう。

カラーで重要なのは「どのようにして魚に見つけさせるか」である。ひとくちに「魚にルアーを見つけさせる」と言っても、シーバスが絶対に見過ごしたりしないようハッキリとルアーの存在をアピールしなければならない派手なカラーと、その反対にできるだけナチュラルな地味なカラーで目立たないようにして意図的に何であるのか存在感が分かりにくくしたほうがいい場合もあります。
つまり、カラーでも魚にルアーを見つけさせるには、2つの正反対のカラーが必要なため「3Dイナッ子(リバーシーバス向けラトル入り)、エメラルドパール鮎、カタクチレッドベリー、ゴールドレインボー、ステインゴールド、ゴールデン鮎(リバーシーバス向けラトル入り)、不夜城、ホロキビナゴ、ライブイワシ、レーザーマイワシ」など。
トリックアッパー105Fには、どんな状況にも対応できるようにと全10種類のカラーがラインナップされています。




カラーによってはラトルが入っています。実はラトル音の音感がアル!!、ナシ!!で釣果が変わることがあるからです。水中において音の伝達は 、一番速いため遠くまで明確に伝わります。ラトルの音でルアーの存在をシーバスに知らせることも可能です。



コレがラトル音にしか出来ない1番のメリットでもあります。なによりも流れの速いフィールドほどルアーの存在に気付かせる為に、ラトル音を有効に使えば釣果は向上するからです。
これが左右のドックウォークによって高音のカラッカラッと言った控えめなラトル音でシーバスを誘います。 


また、トリックアッパーはテンポがゆっくりと操作した方が良いのでリールはローギヤが使いやすいです。
ただ、目で見てスピードをコントロールできるのでハイギヤのリールでも問題ありません。リールは慣れた扱いやすいギヤ比を選ぶことが大切です。  



最後に「良く飛び、誰が操作しても良く動き、スレに強い」がウリのトップウォータープラグです。ミノーやバイブレーションで釣れないときは、ぜひ「トリックアッパー105F」を使ってみて下さい