1月から3月は、とても寒く辛い季節です。



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シーバス釣りには、どうしても寒さが付き物です。根性を出してフィールドへ向かったものの、シーバスの気配はまるでないみたいな・・・。



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水温が低いので魚の活性も低く、釣りにくいのも事実です。



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しかも寒さで自分の身体が思うように動かず、釣りがより難しくなってしまいます。



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実のところ私は、究極と言っていいほどの鬼寒がりです。

暑さよりも寒さが一番の苦手です。プライベートなら、寒い中を絶対に釣りへは行きたくないのが本音です。

10年以上前までは、大雪が降るなか夜釣りへ出掛ける釣友を「わざわざ行かなくても」と思っていました。



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しかし、職業釣り師になってからはシーズンオフなどはありません。冬とはいえ、取材はどんなに寒くても決められた日程で行われます。



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無風で晴天のときに当たればいいのですが、雪が降ったり北風が強く吹き荒れる日でも当然、取材は行われます。

雑誌やテレビには締切があるので、大雪だからといって釣りを断念するわけにはいかないからです。


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どんなにコンディションが悪くても、ロッドを振らざるを得ません。どんなに寒くても根性があれば『どんな問題でも解決できる・どんな目標にも到達できる』と思いながら気持ちで負けないよう頑張っています。



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ちなみに、自分は過去に寒い夜の日に辛い事件に遭遇したことがありました。

それは13年前の2月『ソルティ』の取材中に千葉県の養老川でのウェーディング中に事件が起きました。



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なんと、あまりの寒さのため『◎れ痔』になってしまったのです(大泣)。当然、下着の中は出血して血まみれです(汗)。

帰り道の運転ではシートに座るとお尻に鬼激痛が走るため、お尻を浮かせた空気椅子の状態で自宅までの85キロの道のりを気合いで走り続けたのです(泣)。

そんな苦い経験をしてからは、防寒対策をキッチリと入念に行うようになりました。



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また、1秒でも早く取材を片付けられるようにと『極寒でも釣れる場所や厳寒期パターン』を徹底的に研究。その結果、今は冬場も安定して釣れるようになりました。


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厳寒期とはいえ、もちろん魅力もあります。それはアングラーが極めて少ないことです。



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場所によっては、貸し切り状態になることもあります。



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ただ寒いのは事実なので、防寒対策は「超」が付くほど念入りに行っています。

そこで私は防寒着を着込み、インナーウェアに張るタイプの使い捨てカイロを身体にベタベタと張って寒さに負けないようモチベーションをアップさせています。

さらに足の指先の冷えを解消するため冬登山用ソックスを履き、グローブには小さいカイロを手の甲とグローブの間に入れて指先の神経が鈍らないようにさせています。

これで保温力が持続し、寒いなかでも快適に過ごせるようになります。



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防寒着は、寒い北風をシャットアウトしてくれるパズデザインのウェアを愛用しています。



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首筋は、アンダーアーマーのネックウォーマーを着用。



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インナーウェアは、アンダーアーマーの『ウインドブロックCGフィッティドLS』と『ウインドブロックCGコンプレッションレギングス』を着ています。



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張るタイプのカイロを12枚ほど用意します。首筋に1枚、両脇の下に1枚、腰骨に1枚、膀胱の前に1枚、両肩に1枚、両足の太ももに1枚両、足首に1枚、両手首に1枚です。

ここまで張ればトイレも近くならないし、極寒のなか“延長戦”になっても寒さをほぼシャットアウトできます。

ちなみに、カイロはロッテ製の『ホカロン』がお気に入りです。それは、いろいろなモノを試した結果、持続時間が一番長かったからです。



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自分みたいな鬼寒がりの方は『オヌマン式防寒対策』をぜひ試してみて下さい。